くどうみやこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子育て関連やママ向けの書籍は数多くあるけれど、まだ数が少ない、子どもがいない人生が確定した女性向けのロールモデルとなる書籍。子どものいない人生を深掘りするため、子どものいない女性達数名のそれぞれのケースについて、意識調査アンケート、各分野の専門家からの見解、人生を好転させるヒントを示した。
どこかで紹介されていて気になって読んでみました。
自分は子どもがいる立場なので、この本の内容は自分が経験し得ないことが詰まっているものでした。
結婚していなかったり子どもがいなかったり、自分とは異なる生き方をしている友達との会話の中で、後々にあれは言い方が悪かったかもしれないとか、こういう考え方や言い -
Posted by ブクログ
✱同じ境遇や信頼できる人に気持ちを吐き出す
「同じ立場の人には本音が言えるし、逆に親しすぎないほうが話しやすいこともある。」
誰にでも胸の内を話せるわけではないけれど、同じ境遇や信頼できる人に気持ちを吐き出す事は"心のデトックス"にもつながる。
✱どれだけ苦しいところにいても、今いる状況で楽しさを見いだすことが大切
子供がいないことが、悪いとか良いとか、正しいとか間違っているということではなく、"この世に生まれてきた限り、誰にでも役目は必ずある"ので、自分の子どもを授かれた人は子育てを一生懸命すればいいし、そうでない人には何かまた別の役目があるはず。
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Posted by ブクログ
以前読んだものの続編と言うことで手に取り。
途中に「子供のいない人生が確定した」方々の文が掲載されていますが、どの方々も素晴らしい経歴の人ばかり。よい人生、素晴らしい人生。
とりわけそう感じられるエピソードをピックアップしたのでしょうけれども。
それらの人生談を挟んだ前後の章は同じような内容の繰り返しもかなり多い、と感じました。
確かに子供のいない人の「いない理由」というのは人の数だけ事情があり、似てはいても同じはないのかもと感じましたね。
著者を含めここに出てこられる方が自分から見るとあまりに立派で志の高い人たちに見えて、子供がなく社会的に何かしら貢献しているでもない、生きるためだけに生き -
Posted by ブクログ
子どもがいない夫婦の場合、遺産は全て配偶者が受け取れるわけではなく、亡くなった側の親兄弟甥姪も相続人となるっていうとこが一番役に立ったかなぁ(実は少し前から知っていたけど)。
遺言書は早くに作成しておいた方がいいね。
子なしとして色々思うことはあるけれど、まず子どもが欲しかったのに授からなかった人たちがやはり一番辛いのでは?と思った。もしその原因が若い時に出産することが難しかったからとかならやはり若くても子どもが産みやすい、結婚しやすい世の中にしなければならないのでは?社会の仕組みを変えなければいけないのでは?と。
……まぁ無理かな。
子ありの人ですら辛いことを強いられる世の中だしね。産めよ -
Posted by ブクログ
子供のいない人生を選択した、結果的にそうなった女性はマイノリティということで、クローズアップした一冊。
インタビュー部分は本音を読むこともできるけれど、「子どもが居なくても幸せ」「前向きに生きられます」という結論が並んでいると、子どものいない状況は不幸だけど、前向きに生きよう!みたいに言われている気がして、結果的に気が重くなった。
子どもが居ても居なくても幸せだったり不幸せだったりでいいのだけどなぁ、というのが感想。
後半の専門家パート、黒川先生の脳科学部分はとても面白くて、ここを読むだけでも少しすっきりするものがあった。子あり女性、子なし女性、どちらの脳も社会に必要―結果的にこの言葉に一