松本圭介のレビュー一覧
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掃除と片付けの時間帯
掃除は朝、一日の朝いちばんに行いましょう
反対に夜寝る前は身の回りの片付けを行いましょう
毎日の掃除と片付けですが大切なのは続けることです
明日に持ち越さない
前後際断と言う禅の言葉があります
過去のことを悔やむ事なく未来のことを案ずる事なくいちにちいちにちを精一杯悔いが残らないように全力を尽くすと言う意味です。
この考えは心を磨く掃除においては明日に持ち越さないというルールになる
台所
転座の職は純粋で雑念のない仏道修行そのものであるから台所には心してたたなければならない
一回取り出すたびに必ず閉める
生ごみができるだけ出ないように食材を使い切る
シンクも蛇口も水 -
Posted by ブクログ
面倒だった床の雑巾がけが好き(?)になったのは、
寺を訪れて以来、
・・・だった様な気がする。
堂内に射し入る光がどこを照らしても、
埃がまったくキラキラしない。
床は隅々まで磨き上げられ、
不浄な気配がどこにも感じられないのだ。
(どう掃除すれば、このような空間が作れるのだろう?)
全くわからないが、
あの日から私は、
便利なクイックルワイパーの使用を極力やめて、
雑巾を使うようになった。
腰をかがめて
床を磨き上げる所作に感じる、なんとも言えぬ心地良さ。
それは
>掃除とは 汚れるからするのではなく
こころを磨く「修行」
であるから、だそうだ。
何度も洗って使える雑巾は経 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分用メモ
煩悩を掃き清めるように、ちりを除く。執着を削ぎ落とすように汚れを磨く。隅々まで丁寧に掃除する時間は充実したもの
掃除とは汚れたからするのではなく、こころを磨く「修行」
自分を取り巻くものや人が自分を作っているため、何が大事かごみか決められるものではない
使ったものはその日のうちに元通りに戻す
掃除の前には窓を開けて空気を入れ替える
掃除=自然とのコミュニケーション
こころの汚れは放っておくと落ちにくくなるため、翌日に持ちこさずに1日1日大事に
水や調理の工程を減らすには料理全体の工程を常に考え、無駄な工程を減らすこと、そして、空き時間に洗い物を済ませ手際良く片付ける
手洗い場こそそ -
Posted by ブクログ
掃除が苦手で片付け関連の本をいろいろ読んできたが、この本はいかに手を抜くかを考えがちな片付け本とは一線を画していた。なぜ掃除をするのか、どういった心構えで家事に向かうべきかなど、精神的なことに比重を置いており、ラクをするのではなく丁寧に暮らすことを推奨している。私もそうだが、面倒くさがりの人には耳が痛い話かもしれない。しかし、ひとつひとつの家事を丁寧に行うことは、自分の心を整えることにつながると理解したら、雑な仕事はしたくないと思えるようになった。手始めに、汚れた服を手で洗ってみた。洗濯機のボタンを押すだけのときと違って、汚れが目に見えて落ちたのが分かり、心まですっきりした。毎日は無理でも、週
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Posted by ブクログ
掃除をする時の心構えが違ってくる気がします。運が良くなるといいなあとか、臨時収入があるといいなあとか、煩悩だらけで掃除してましたが、そもそもはそういった煩悩を振り払うために心の掃除もするわけですね。
ゴミ箱を護美箱って書くことになんだか感動しました。
朝早く起きて掃除をし、夜寝る前に片づけをする。その日にできることはその日中に終わらせ、次の日に持ち越さない。モノや道具や水をも大切にし、謙虚な心で掃除を続ける。
まずは換気をしましょうとか、トイレや玄関は特に綺麗にしましょうとか、いろいろな掃除や風水の本に書かれていることがやはりかかれていました。納得。
前後際断(過去のことを悔やむことなく、未来 -
Posted by ブクログ
毎週禅の本を一冊ずつ読むようになっている・・・
読みやすそうで気になったから読んでみた。
禅寺では誤って食器を地面に落とすことは、寮舎をまわって先輩方に詫びを入れなくてはならないくらい罪が重いことです。落とすというのは、大事に扱っていないということ。食器は必ず両手で丁寧に扱います。
→厳しい・・・と思ったけど、考え方が分かりやすくて素敵だなと思った。一つ一つの所作を大事にする、頂くことの重さを知るといった思考が大切なんだろうと思った。
身体を休めるために必要とされる以上の睡眠は「惰眠」。 睡眠欲も煩悩のひとつです。 いたずらに睡眠を取ることはその欲に執らわれることにつながります。
→これを