田嶋英子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
子育ての困りごとの解決策を提示する本。
幼児期、小学校低学年、高学年、思春期以降に章立てしており、その時期にある困りごとを例示して、その解決策を提示している。
著者は子育てに関する相談を受ける仕事をしているようで、その実体験が元になっている。
教育論が体系的に綴られているわけではないけれど、著者の子育てに対する信念がありブレないように感じられる。
子育てに対する基本的な著者の姿勢は、介入しすぎず放任せず。
問題に対する基本的な考え方としては、困っているのは誰で、どうしたら幸せになれるのかを考えるということ。
子育て中で困りごとがあるお母さんにおすすめです。 -
Posted by ブクログ
タイトルだけを見たらつい私は「発達障害の子の子育ての本かな?」と思ったのですが、そうではなくて、子育ての中で全般的に言われる「困った」なことについて解説してくれている本でした。
うちの場合はもう一番下が小学2年になっているので、小学校低学年以降しか読んでいないのですが、
「片付けができない、ものをなくす」
「ゲームばかりする」
「いじわるをする」などの項目がありました。
なかでも、いじめに関する項目は、きれいごとでない生々しいながらも、実情に合った内容を書いてくださっているなぁと思い、ついガッツリ読みました。
いじめについて、お父さんお母さんに怒られたらもうしないだろうは大間違い。またや -
Posted by ブクログ
「待つ事」「我慢する事」が出来ない4歳がいるので読みました。
この対策が効くのは「素直な子」かな、と思います。
例えば
子がおもちゃを投げた時
親「投げていいのはボールだけだよ。これはボールだっけ?」
子「違う」
親「じゃ投げちゃいけないね」
子「うん」
となるような。
うちの子の場合は「これはボールだっけ?」と聞いたら「ボールー!笑」と笑いながら言うタイプなので、厳しいかなと思いました。笑
ただ、『怒りん坊を出す魔法の呪文』、ゆっくり1〜10まで数を数える方法は我が子にも効きました!
「○○ちゃんが怒りん坊なのではなくて、○○ちゃんの中に怒りん坊がいるだけ」という言葉にしっくりきたので、