あらすじ
わがまま、落ち着きがない、マイペース…その「困った」は才能に変わります。◎「わがまま」は、自己主張がはっきりできる◎「落ち着きがない」は、エネルギーが高く、行動力がある◎「マイペース(人と違う行動をする)」は、周りに振り回されず、自分らしく行動できる この「才能の芽」に気づくだけで、親も子もラクになる!乳児期・幼児期・小学生・思春期…発達段階別にわかる「叱らずに特性を活かすちょっとした方法」を教えます!
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Posted by ブクログ
わがまま、落ち着きがない、マイペース…子どもの「困った」が才能に変わる本。田嶋 英子先生の著書。わがまま、落ち着きがない、マイペースが困ったことや短所や欠点と決めつけない。わがまま、落ち着きがない、マイペースが困ったことや短所や欠点ではなくて才能と受け止める。わがまま、落ち着きがない、マイペースが困ったことや短所や欠点ではなくて才能と受け止めれば、保護者も教師もきっと変わる。保護者も教師が変われば子どもも変わる。
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子供の「困った」の時の対処法が書かれている。
受け止め方や原因など。
「困った」が「才能」に思えるかは分からないが、「そんなところに原因があったのか?!」とは思えました。
Posted by ブクログ
子育ての困りごとの解決策を提示する本。
幼児期、小学校低学年、高学年、思春期以降に章立てしており、その時期にある困りごとを例示して、その解決策を提示している。
著者は子育てに関する相談を受ける仕事をしているようで、その実体験が元になっている。
教育論が体系的に綴られているわけではないけれど、著者の子育てに対する信念がありブレないように感じられる。
子育てに対する基本的な著者の姿勢は、介入しすぎず放任せず。
問題に対する基本的な考え方としては、困っているのは誰で、どうしたら幸せになれるのかを考えるということ。
子育て中で困りごとがあるお母さんにおすすめです。
Posted by ブクログ
タイトルだけを見たらつい私は「発達障害の子の子育ての本かな?」と思ったのですが、そうではなくて、子育ての中で全般的に言われる「困った」なことについて解説してくれている本でした。
うちの場合はもう一番下が小学2年になっているので、小学校低学年以降しか読んでいないのですが、
「片付けができない、ものをなくす」
「ゲームばかりする」
「いじわるをする」などの項目がありました。
なかでも、いじめに関する項目は、きれいごとでない生々しいながらも、実情に合った内容を書いてくださっているなぁと思い、ついガッツリ読みました。
いじめについて、お父さんお母さんに怒られたらもうしないだろうは大間違い。またやる。
人間の持つ感情には悪魔のような感情がある。自分のしたことによって人が泣いたり悲しんだりすると、うれしくなる。そしていじめ仲間との間の連帯感が生まれる。
先生や親に見つかったら困るので、お互い監視しあう。いったん仲間になると、抜けるのは難しい。「次は自分かもしれない」という恐怖感もある。
小学生の間に、「いじめは楽しい」を覚えるとまたやる。
ざっとこんな感じのことでした。
ただ、子供にいじめをやめさせるにはという点については、「親子でいっぱい話をする」「親がどんな気持ちで子供を育てているか」「子供がいじめられたらとても悲しい」ということをしっかり伝えてあげてほしい、そしてどんなお母さんもそういう気持ちで子供を育てていることを話してあげてほしい、と書かれてありました。
まだ甘いような気もしなくはありませんが、確かにここ、大事だなぁと思います。
他にも「子供が約束を守らない」には「守らない約束なら変えてしまえ」など、ある意味「こうあるべき」から解放してくれたような気がしました。
ただ、タイトルのように「困った」が才能に変わる内容か・・・というとうーーーん・・・そこはあんまり期待しないほうがいいのかな。
子育てに対する考え方は少し楽になるかもしれません。