野沢直子のレビュー一覧

  • 半月の夜

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    何よりも、読みやすい文章。野沢さんの、読み手に対して素直に感動を与える才能に感服です。ラストスパートも感動、また、そっと背中を押してくれる、素敵な話でした!

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    2025年01月18日
  • 老いてきたけど、まぁ~いっか。

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    著者の「同年代の人に伝えたいメッセージ」が率直に、とてもストレートに伝わってきた。上手な書き物ではなく、論理的なストーリーが洗練されている訳でも勿論ないが、近い年代の人間にとっては著者が日本のメディアで活躍していた時代を懐かしく思いながら楽しく読めた。子育て、介護といったテーマにも過度に深刻ぶらずに著者の経験が共有されており大いに共感がもてた。

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    2024年11月18日
  • 半月の夜

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    すごく良かった。野沢直子さんって同姓同名かと思っちゃうくらい想像つかない。野沢直子さんすごい。ハッピーエンドだからなおよし。

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    2023年08月11日
  • 笑うお葬式

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    泣いてしまって何度か中断しました。タイトルと帯にインパクトがあるので誤解しやすいですが
    内容は、家族への愛、反抗、親を亡くす悲しみ、自身が親になってから分かる親への感謝に溢れています。子育て中の女性や反抗期に悩む方にはドストライクな内容です。野沢直子さんの文章は本当に読みやすく、話に引き込まれるので感情移入してしまいます。なかなか手に入らない本なので買えて良かったです。売らないで大切にします。

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    2023年07月25日
  • 半月の夜

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    まず、本作品は短編集かと思ったが、7つの章に分かれている長編小説である。そして、極めて平易な文体で、誰もが頭の中に描く事ができるであろう、登場人物、家族、東京の下町の情景や中学生時代の淡い思い出…、などを描きながら、読む者をごくごく自然に、ぐいぐいとその世界に引き込んでいく魅力があると思う。

    作者の野沢直子氏の私の思い出と言えば、四半世紀前にお笑い番組で破天荒なギャグをかまして個性的なコメディアン?マルチタレント?として活躍していたにも関わらず、突然、外国に行きミュージシャン活動の傍ら、外国人の方と結婚して子供も生まれ…という生き方までも破天荒な人、という印象であった。

    そんな多芸な悪く言

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    2022年11月25日
  • 笑うお葬式

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    たまたま読んだ雑誌のインタビュー記事で子育て論がなんだかいいな、と思ったので紹介されてたこちらを読んだ。
    野沢直子さんの、愛と感謝と強さでいっぱいの一冊。

    破天荒なお父さんと、そんなお父さんを愛し続けたお母さん。一見今なら大騒ぎされてしまうような内容だけど、お母さん含め女性たちの愛情と強さですべてがあったかいもので包まれている。
    複雑な心境も当たり前にあるだろうけど、それをも覆ってしまうほどの愛情が登場人物たちにはあって、なんだか昭和の長屋の風景が目に浮かんでくるようだった。
    私の祖父や祖母が同じ世代。ここまでの破天荒さはないにしても、この時代の人たちは本当にエネルギッシュで、愛情に溢れてい

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    2018年12月18日
  • 老いてきたけど、まぁ~いっか。

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    ネタバレ

    かなり面白いです。そして勇気づけられます。
    やっぱりある程度の年齢になって、老いてきたら、
    それを受け入れていきながらも、好きなことをやるという結論になるのかもしれません。

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    2025年09月08日
  • 半月の夜

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    カオルがレジ打ちをするスーパーの場面が「こんな運営のスーパーあるわけない」と少し冷めた思いで読み始めたけど、この先の人生は変えることができるというメッセージが伝わってきた。何が楽しくてこんな生活を送っているの?と思われるような人も、一人一人が何かを抱えて生きていることに改めて思いを馳せられた。

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    2025年03月16日
  • 老いてきたけど、まぁ~いっか。

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    野沢直子サイコー♪良い年の取り方してる。朝日新聞の「悩みのルツボ」の回答者としての活躍も楽しい。これからも注目。

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    2024年10月19日
  • 半月の夜

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    すごい読みやすかった
    帯を見るまで芸能人の野沢直子さんだと
    気づかなかった
    少し変わった登場人物だと思いながらな
    最初は読んでいたが、読み初めていく内に
    色々な思いがあって苦しんでいることが
    わかった
    少し不器用ながら少しづつ前向きになっていく終わり方でよかった

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    2024年09月07日
  • 老いてきたけど、まぁ~いっか。

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    今迎えつつある老いについて、介護や自身の最後について、とても考えさせられる内容でした。共感し、また自分もそんな気持ちでいたいと素直に思える本です。
    ネタバレになりそうで詳しくは書けないけど、自分のために残しておきたい言葉が沢山ありました。

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    2023年12月10日
  • 半月の夜

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    吉本興業の野沢直子さんが書いた小説です。
    どうしても野沢直子さんの顔がチラつきながらの読書になってしまったのですが、テレビで見る野沢直子さんとのあまりのギャップに驚きが止められませんでした。
    表紙には真っ黒な空に浮かぶ半月。商店街を走る女。
    この表紙のような暗い暗い雰囲気が漂う物語でした。
    1ページ目から、自分がどんなに歳をとり、醜くなったかということを延々と語る女・カオル。
    カオルは何の感情も持たず、淡々とパート先のスーパーとアパートを毎日往復するだけ。
    もう1人の語り手はカオルが時々立ち寄る弁当屋の主人・誠。亡き両親が遺した弁当屋を継いでいるが、脱サラして弁当屋を始めた父に否定的な言葉を投

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    2023年05月03日
  • 半月の夜

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    驚いた
    作家の破天荒な生き方から考えられない作品
    人が生きる時、親の在り方は、子どもの人生を
    縛る
    良く理解できる
    ストーリーは中学時代の同級生の生き方
    東京で思いがけない状況で出会う
    映画にできるストーリー

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    2023年03月26日
  • 半月の夜

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    野沢直子さんが描く人生再出発物語。

    主人公の立花カオルはスーパーのレジで働く55歳の女性。
    六畳一間の自宅とパート先を往復するだけの日々を送る。

    同僚からは陰で「他にやることのない、みるからに孤独なデブのおばちゃん」と馬鹿にされ、嫌がらせも日常茶飯事。

    死ねないから生きている、彼女の無気力と諦観はどこから来ているのか。
    その背景が明らかになるとやるせない思いに駆られた。

    ずっと灰色の世界で生きて来た彼女に訪れた偶然の再会はきっとご褒美だったんだろう。

    全ての支配から脱出した彼女の未来がどうか明るい色で染まりますように。

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    2023年02月18日
  • 笑うお葬式

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    野沢直子の父がいかに破天荒で、その全てを受け入れた母そして祖母という家庭環境で育った野沢直子の本質に触れることができる。
    普通に考えれば「ひどい父親」に違いないのだが、その父親を受け入れることができたのは「母親の父への信頼」そして「どんなときでも笑顔で子供に接する愛情」に尽きる。子供というのは、やはり母親の影響を強く受けるので、同じ環境で育っても母親の接し方で異なる人格の子供に成長するということが理解できる。
    また父親も信念を貫いていれば、子供にはそれが伝わるということ。
    そして子供は思春期を通して大人になるので、思春期を親が邪魔をしてはいけないということ。
    親として色々と考えさせられた一冊で

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    2018年08月19日
  • 笑うお葬式

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    野沢直子さんのお父さんをメインに家族のお話。笑いと愛情、信頼に満ちたお家でした(もちろん苦労もたくさんあったでしょうが)。芸人さんだけあって、笑いを表現するのが上手いですね。お父さんの本でもありますが、子育ての本でも。生きていく力はしっかり伝わっているのですね。「テニシヨク」。その子ならではの道がある、ですね。面白く興味深く一気に読んでしまいました。

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    2017年10月23日
  • 笑うお葬式

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    野沢直子氏の破茶滅茶は父親ゆずりで自堕落な父親を見捨てずにいたのは母親ゆずりだと思うと遺伝ってすごいなぁと思う。
    野沢直子氏の自伝なのでぶっ飛んでいて面白いと思っていたら全然違って真面目な話だった。
    どんな親でも死んだら後悔するんだなぁと今後の親との付き合い方を考えさせられた。

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    2025年07月14日
  • 半月の夜

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    野沢なおこが書いたのー

    野沢直子が書いたのー!すごーい!!私的には好きだけど テーマが暗いけど え?彼女らしくないシリアス的な感じ!!

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    2024年06月16日
  • 老いてきたけど、まぁ~いっか。

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    2022年の年末、久しぶりにテレビで見た野沢さんは、あいかわらず、ワチャワチャしながら、この本を宣伝してた。

    野沢さん、1963年生まれで現在59歳。私より少しお姉さん。

    「老い」がなんだ!って書いてると思ったら、「老い」を前にジタバタしてるって。

    ほうれい線に落ち込んでるとか、いっしょだね。

    タイトルを『全国の59歳のみなさんへ』に、したかったけど却下されたとか。

    50代最後の微妙な心境を伝えたかったのかも。

    これからは

    もう、家族を養うとか、結果を出すとかもない。子供のころやりたかったことでも、なんでもいいから楽しいことをするって。

    西本喜美子さんとバディ·ウィンクルさんみ

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    2023年04月22日
  • 老いてきたけど、まぁ~いっか。

    購入済み

    面白い

    いつまでもぶっとんでる野沢なおこさん!
    老いについて語る!同感!自分も年をとったなと感じる
    若い子達の顔が同じに見えるしもの忘れも多いし!顔の劣化!

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    2022年11月27日