ギヨーム・ミュッソのレビュー一覧

  • アンジェリック

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    パリを舞台にしたミステリー。主人公は元刑事と17才の学生のコンビだが、この2人の絶妙な掛け合いがとても良い味を出している。発端はオペラ座の元トップダンサーの母親がバルコニーから転落死した事を不審に思ったルイーズが元刑事に再捜査を依頼するというもの。どこからみても事件性はないとされたものの同時期に母親の上の階で画家が病死した事がわかり、物語は急展開する。
    各章はメインの主人公について書いてあり其々の過去も判明する。油断大敵のハラハラドキドキの終着点で大満足。

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    2025年09月26日
  • アンジェリック

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    本当に本当に面白かった。それぞれ複雑に絡んで繋がっていく。人物の視点は変化していくが、とても読みやすく、むしろそこにこの本の良さがある。そして、登場人物みんなが個性的。とても好きなミステリー、良い作品だった。

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    2025年09月21日
  • アンジェリック

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    パリ・オペラ座バレエ団の元トップダンサーの母がアパルトマンの6階から転落死…
    そんな母の死に疑念を抱く医学生のルイーズは、元刑事タイユフェールに調査を依頼する!
    そして二人はその真相に挑むが…

    事件性はないと思われていたバレエダンサーの母の事件が少しずつ解明されていくのだが、まぁそれだけじゃ終わらない!終わらせない…(笑)
    後半からはもう怒涛の展開!
    参りました…のギョーム・ミュッソ〜
    ある事実を知った瞬間も、確認作業…
    はい!確かに…ヒントはありました…(笑)
    コロナ禍のパリの様子や社会風刺は興味深く、またラウンドアバウトの走行はおもしろかった
    (ユーチューブで凱旋門のラウンドアバウトを何

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    2025年09月11日
  • アンジェリック

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    280ページほどの中で目まぐるしく場面が変わる、特に後半。あっという間に読めるのですが、展開が早くて素晴らしい読後感。深い満足感に包まれています。コロナ禍のパリの雰囲気が伝わってきて、当時のことを思い出し胸が締め付けられる一方で、なんとか未来を切り開こうとする人の業も目の当たりにし気が重くなりました。そんなことを感じさせる深みのある作品です。

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    2025年08月31日
  • あなた、そこにいてくれますか

    購入済み

    素敵

    読みやすくて、グイグイ引き込まれます
    この作者の作品は、美しいと思います

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    2019年04月14日
  • アンジェリック

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    個人的に、筆者・ギョームミッソ派に手も焼いても食えない強か書き手と思っている。

    この本に、中編のボリュームとはいえ、とんとん進み読み易い訳ではあるものの、中盤以降、二転三転、特に最後のコロナ期、タイユフェールの恋人まで登場するごった返しには恐れ入った。

    単なるしょぼくれおやじ、元刑事と医学生ルイーズの珍コンビでのなぞ解きではないと思ったけれど。

    日本以外の海外でも、パンデミックがもたらした災禍の足下で起きた裏面エピソードは人知を超えた意外性に満ちていると感心したのも事実。

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    2025年10月08日
  • アンジェリック

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     面白かった!!…と言いたかったのですが、
    読む時間がとれず、所々忘れてしまい、いまいち、よく分からずに終わってしまいました。

     完全に私が悪いのですが、うっすらした理解で終わり、残念でした…。
     
     他の方々が絶賛されてるので、ぜひ再読に挑戦したいです。

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    2025年09月28日
  • アンジェリック

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    元刑事と少女の凸凹コンビにほっこり… 独特で稀有な展開に目ん玉飛び出るミステリー #アンジェリック

    ■あらすじ
    入院中の元刑事タイユフェールが目覚めると、少女ルイーズが目の前に現れる。彼女の母親、バレエ団の元トップダンサーであるステラが自宅のアパートから転落死してしまったというのだ。

    ステラが殺害されたと信じているルイーズは、タイユフェールに捜査を依頼する。元同僚に聞くと単なる事故死と思われたが、調査を進めていくうちに…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    フランスの人気作家、いつもヘンテコなミステリーを楽しませてくれるギヨーム・ミュッソ。彼の新作『アンジェリック』も、一筋縄ではいかない稀有な

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    2025年09月17日
  • あなた、そこにいてくれますか

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    過去に戻り人生の岐路を修正出来るなら、何を選択するだろうと自問しながら読んだ。60才で末期癌の医師エリオットはカンボジアの村の老人から貰った過去を訪れられる薬で70年代に戻り、30才で亡くなったイレナの命を救うことを選択する。タイムトラベルで過去を修正することにより発生するイレナと娘のアンジーの愛と死のタイムパラドックスに対する二人のエリオットのジレンマが描かれる。プロットには独創性を見出せなかったが、愛と友情のストーリーとして読めば心に響く一冊でした。
    各章の冒頭の引用文に頷かされる。
    If time travel is possible, where are the tourists fr

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    2024年08月31日