萱原正嗣のレビュー一覧
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大学の生物学部で習うような難しい話を、とても丁寧に解説してくれます。
著者の萱原さんの方が、生物が専門ではない方で、極力初心者にも分かりやすくしたのだとか。
でもやはり高校生物をそれなりに勉強してないと一読で理解するのは難しいでしょう。
これは分かりやすい教科書のようです。
生物系の大学で植物の授業を受ける人は、こちらを先に読んで予習したり、難しかった所を確認したりするとすんなりと良い点が取れてしまうかも。私もこれを読んでいれば優が取れたかも(笑)
園芸にも大変役立ちます。
しかし、光合成や呼吸の仕組みの説明や図は一般の教科書の模式図と全く同じで、やはり取っつきにくい。。
この辺りの話には分かりやすい具体例があまり載っていなくて、覚える気にならないんですよねー。。 -
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セルフビルドで鉄筋コンクリート造りのビルを建てた岡さんの自伝的なドキュメンタリー。
読み物としてとても面白い。
岡さん自身の人生の苦悩なども含めて、ビルの完成までのストーリーが非常にドラマチックである。
現代の工法や建築現場の実態としては経済優先で安全面、建築物の価値観など、ないがしろにせざるを得ない状況だ。
岡さんは建築物を造ることの原点に立ち返り、またご本人の人生で培った価値観から、即興での建築(設計と施工が同一人物の建築)をやり遂げた。
普段建築について意識することはなかったが、この本を読んで建築物の本来あるべき姿にも関心を持ちたいと思った。 -
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ネタバレ<目次>
序章 坂の上のバベル
第1章 激闘!セルフビルド
第2章 人が作る魔法の石
第3章 即興の建築
第4章 夢のはじまり
第5章 船出の日
第6章 建築武者修行
第7章 悲しい現実
第8章 絶望からの大どんでん返し
第9章 単純な真実
第10章 世界を変える建築
最終章 蟻鱒鳶る!
<内容>
三田にセルフビルドのビル「蟻鱒鳶る」を建てた著者の伝記だね。ただ書いている中で、資本主義に冒された建築業界のことが書かれている。もともと紙と木で建物を作っていた日本は特に。本来は100年以上持つコンクリートの建物が、30年しか保たない。というか保たないように作っている現実。そこ一つでも著者の考えに賛成する。何事も「効率」はくそ食らえなのかも知れない… -
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高専ロボコン。それはアイデアと頭脳、そして熱い想い。
ロボットにかける青春群像の姿を追う、ノンフィクション。
カラー口絵4ページ
第1章 製作期間―試行錯誤の連続
第2章 地区大会(関東甲信越地区)―立ちはだかる「海」
第3章 地区大会(四国地区)―一強時代の終わり
第4章 全国大会―新たな王者の誕生
第5章 30回大会に向けて―飛躍と雪辱を期す学生たち
付録 高専ロボコン30回記念 ロボコン年鑑
「伝説の名機」の舞台裏―奈良高専・「Star King」
コラム、Special Thanks、参考文献有り。
全国57校62キャンバスから各2チーム、計124チームが参加する
全国高等専門学校ロボットコンテスト。
地域ごとに8ブロックに分けての地区予選を経て、
全国大会に出場出来るのは、25チーム。
2016年、競技テーマとルール発表から全国大会までの、
参加チームの奮闘の日々を追う。
アイデアを出し合い設計、ロボットを製作するも、
テストラン、予選と本選当日の、思わぬミスやトラブル。
そして、ロボットが動かない!・・・夢と現実は背中合わせだ。
しかも、潜む<ロボコンの魔物>が突如牙をむく。
様々な問題を乗り越えるのと、大ピンチからの勝利への逆転は、
人間の力、チームの力が何よりも大切だ。
高専ロボコンは、「ものづくり」を担う者たちの、
社会で求められる力を学ぶ実地訓練でもあるんだな。
チームだけでなく、多くの人との関わりも大事で、
それが綿々と受け継がれてゆくのも、すごい。
今年の高専ロボコンが更に楽しく見られそうです。 -
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タモリ俱楽部で偶然みて記憶に残ってた。
タモリにホームセンターで買うって高くないの?とか言われてた気がするが、業者がなかなか相手にしてくれないというのがあったようだ。
先生や賞やの話がすがりどころになってる。味方の格式をちゃんと伝えてくれる。
やりたいことをやり抜いた俺!という自尊心。VS死んだ顔のサラリーマンたち。
有名になったことでいろいろあって失ったものもある。でもビルはできた。
九電に勤めてたり地元の名士だった親の遺産、母への無心。
独身時代から貯金してて土地のためにぽんとカネを出してくれた妻。
そういうラッキー的なカネと本人の熱意が結実してやっとビル一個になったわけだ。
ビルが完成に近づくにつれて自己も肥大していっとる。戦う相手が出てきたいうのもあるだろう。
世間では作り手の思い入れが何にもなさそうな巨大ビルがボンボン建ってるのだが。
再開発の話で不動産、建設会社などとのやりとりが出てくるが、まあ開発や建設は飯のタネ・資本主義の話でしかないという感じみたい。結局は有名になったおかげで20億円もかけてのビル移転が実現したということか。そうでなかったら壊されて別のちっさいビルをあてがわれて終わってたのか? -
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ネタバレ「蟻鱒鳶ル」の名を知ったのは、2018年に森美術館で開催された「建築の日本展」。設計も施工も自力で行う現在進行形の建築プロジェクトとして展示紹介されていた(この展覧会以前にも、「タモリ倶楽部」で取り上げられていたのを見た記憶があるが、その名は覚えていなかった)。本書は、同年に刊行された単行本「バベる! 自力でビルを建てる男」の改題で、文庫化にあたり「最終章 蟻鱒鳶る!」を追加したもの、とのこと。
この「最終章」が、文庫版編集者にしてみれば“最大の売り”だろうけれど、一読者である私には、ビデオゲームのクリア後のハードモードのように見えた。一つ前の「終章」(単行本時点での最後の章)までの内容に比べて、数段階厳しい状況。また、建築物として完成はしたらしいが、ハッピーエンドにも見えない。そんな最終章。
自分たち夫婦の住居兼店舗(妻の営む雑貨店)として建て始めたセルフビルド建築。「即興の建築」「楽しんで作る建築」を掲げて、2005年11月に着工。コンクリートを流し込む型枠の高さを70cm――型枠の中に入ったゴミや落ち葉などを手で取り除ける、腕の長さに合ったサイズ――にする「70cm打法」を駆使して奇態なフォルムが姿を見せるも、2017年頃からこの建築の立地が再開発エリアにかかっているという話が出てきて、話は面倒なことになっていく。これ以降が最終章の内容。
「蟻鱒鳶ル」を再開発の一部とする方向で契約がまとまるも、建築の完成に期限が設定され、契約中に施工者である著者に何かあったときのためを考えて“弟子”を二人取ることに。それまで(ときどき友人の作業協力はあれど)ほぼ一人でエッチラオッチラ作業していたものが、人間関係の軋轢を抱え込んだ現場に変容していく。それがキッカケになってナンヤカンヤ(本書でも具体的な内容は示されない)あった末に“夫婦の住居兼店舗”という当初の目的は消えてなくなり――著者一人の居住スペースではあるらしいが――、奇妙な建造物の完成という事実だけが成果として残ったのだった…。
著者(施主・設計・施工)の手を離れた後の「蟻鱒鳶ル」の価値は、どこにあるのだろう? (シュヴァルの理想宮みたいな、そもそも用途がないものは別として)セルフビルド建築の価値は建てた本人の活用によって生まれるものと思い、竣工後のビル活用の具体的な未来像が示されることを想像・期待して本書を読み進めていたのだったが、なんとまあ物寂しい結末じゃあないか。
そして、なおかつ、著者こだわりの「70cm打法」で建てられたこのビルのコンクリートは「200年」持たせられるのだった。この後、200年間を、この建物が立ち続ける意義って…? -
Posted by ブクログ
ネタバレ学校で習ったようなことからきちんと押さえつつ、でも知ってるからつまんないと思わせない見事な書き方。かなり推敲したんじゃないかな。
動物との比較、動かないことがどういうことか、が面白い。
前半コラムいらないよー。飽きた頃にいれればいのに。話か途切れて集中しにくい。
ネタバレなんだろうけど帯の内容もったない。個人的には、このあたり書いてあったらドツボなんだが。
、動物と違って、器官をひとつくらい損傷したところで問題ない(葉とか
動かないので感覚器官は少なく運動器官はいらない
細胞壁で重力に耐える
維管束のあたりガッコで習うこととちょっと混乱する。
種からどう生きるかってのも順を追って話してくれて、そういえば考えたことなくって興味深い。
落丁で集中切れちゃったんで次は今度読みます。