岡田康子のレビュー一覧

  • パワーハラスメント<第2版>

    Posted by ブクログ

    本書のねらいは、パワハラと指導の境い目がどこにあるのか、どうすればパワハラにならない効果的な部下指導ができるのかについての解説です。

    加害者も被害者も人生が変わってしまう、パワハラを防ぎ、どうすれば、生産性の高い、快適な職場で仕事ができるのか、ひとつの社会的なものさしを指し示してくれる本です。

    気になった点は以下です。

    ■パワハラとは

    加害者だけでなく、企業も責任が問われる
    裁判に至る前にできることがある
    快適な職場は、自らつくり上げなければ、世界中のどこを探しても存在しない

    厚生労働省のパワハラの概念
    「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、

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    2023年02月24日
  • パワーハラスメント<第2版>

    Posted by ブクログ

    パワハラについては「受けた者が不快だからパワハラだ」と言う人がいますが、それはセクハラの判断基準です。

    なるほど。


    裁判で争われた具体例も含めて、働く上で役立つ知識がわかりやすく本書に書いてある。

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    2020年01月13日
  • パワーハラスメント<第2版>

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2001年にパワハラという言葉を考え出した専門家による著作。
    社会問題化するパワハラ、パワハラとはそもそも何か、職場で起こるさまざまなハラスメント、パワハラと指導の境目はどこにあるのか、パワハラへの対処法を知る、パワハラにならないコミュニケーション法を身につける、の6章からなる。非常にわかりやすく、パワハラを具体的に説明。対処法として、行為を叱って人を叱らず、我慢せずすぐに対処するという点参考になった。良書です。

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    2019年08月18日
  • パワーハラスメント<第2版>

    Posted by ブクログ

     このところ特にスポーツの世界でパワー・ハラスメントが問題となっている。スポーツ選手や弁護士を含めて、様々な人たちが意見を述べているが、多くの方々は、「パワー」「ハラスメント」「暴力」「指導」等の用語の定義すら混同し自分勝手な解釈から私論・我見を述べている状況は、当該問題をめぐる困難の本質を表しているように思える。本書を読んで何が「パワー・ハラスメント」なのかを考えながら責任をもって慎重に議論したい。パワーがあるからコントロールできるが、精神的肉体的暴力を伴うことは論外である。
     コメンテーターやアスリートの皆さん、ちゃんと「パワー・ハラスメント」について勉強してから、しゃべりましょう。本書の

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    2018年09月08日