小池克臣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。肉といっても普段は牛角ぐらいしかいかないのだけど奥が深い!!
・日本三大和牛(神戸、松阪、近江)ぐらいは聞いたことはあったが、神戸牛以外は血統は関係なく、その地で育てばブランド牛になるそうだ。もともと和牛の源は但馬牛という種類なのだけど、明治時代に外国種との交配がすすみ肉質の悪化が懸念されるようになった。兵庫県美方郡の熱田集落というところに純血の但馬牛が4頭だけ残っていた。これが和牛の祖先で、その中の田尻号という品種の子孫が現在の黒毛和牛の99.9%を占めている。
松阪牛でも但馬牛を導入して肥育されたものは「特選松阪牛」と呼ばれ松阪牛のなかでも別格。
・牛もオスメスで味が違い、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ和牛と国産牛の違いがよく分かった(生まれてから屠畜までの期間が半分以上=国産牛、牛の品種(黒毛和種など4種類)による区分=和牛)。
また和牛と海外のwagyuの違いも説明があり、上記と合わせフワッと理解していた部分が明白になった。
本書は「肉ビジネス」とタイトルがついているが、「牛肉ビジネス」「焼肉ビジネス」といったタイトルの方がふさわしかったのではと思う。
本書の9割以上が牛肉について書かれており、豚肉や鶏肉などその他の肉事情も知りたかった自分にとっては、少し残念だった(著者は悪くない)。
残念な部分はありながらも、著者の肉への情熱がヒシヒシと感じられた。
スーパーでも飲食店でも和牛は値 -
Posted by ブクログ
モンスターグリルでレアステーキを食べた時に、これがステーキかと衝撃を受けた。
今まで食べてきたステーキは何だったのかと。ステーキの中はまだ冷たいくらいのレアで色も赤い、がしっかり肉の味を味わっている感があり、ステーキの美味しさがわかった。今まで外でステーキを食べたことがないわけではないが、いきなりステーキを食べた時でも、今まで食べたことのあるステーキの延長線上だなと別に衝撃を受ける感じではなかったのにな。
ということで、ステーキに興味を持ち「肉」本を読んでみる。
著者紹介でいきなり「魚屋の長男として生まれる」に笑う。魚屋かい!
モンスターグリルからの入りで申し訳ないくらいの、高級肉・肉店の