ビル バーネットのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
内容は黄色い本の本編とあまり変わらないが、影響力の図であったり、色々な視野を広げてくれる良書。仕事に行き詰まった人、目標を見失った人に読んで欲しいと思う。
このシリーズはとてもいい本なんだけど、例えばホストや馬券やパチンコにハマって本当に生活困窮しているとか、あるいは最初から重い病気があってそれを治療することが出発点の人にとっては、出てくる話を読んで目標の中に生活困窮や治療といった形のものも入れ込まなくてはならないところもあるから(そういう人がこの本を読むかはわからないが)、そこの背後世界には暗にある程度キャリアを頑張っていて豊かな生活をしている人、大学の講義で受ける人が前提されているなというのは感じた。 -
Posted by ブクログ
結構ボリュームがあり、読みごたえがありました。
特に、第7章の仕事さがしの落とし穴については、求人や面接などについての記述、たいへん参考になりました。
夢の仕事はまず公開されない、職務記述書だけでは、採用に必要な条件はわからない、スキルとは前任者が持っていたスキルである
公募している条件とうまくフィットさせないと面談はこない、面接官はすべての経歴書をみない、キーワードで検索するだけ。
デザイン思考をつかって、よりよい人生を設計していこう、よい人生は1つではなくいくつもある、が結論とおもいました。
・ライフデンザインのマインドセットは5つ
①好奇心(興味をもつ)②行動主義(やってみる)③視点の転換(問題を別の視点でとらえなおす)④認識(人生は、プロセスだと理解する)⑤過激なコラボレーション(助けを借りる)
・デザイン思考では、問題解決と同じくらい問題発見も重視する
・解決しようのない問題は「重力問題」として、あきらめて、回避する。
・ワーク・ライフ・バランスの四つの分野がある
①健康②仕事③遊び④愛
・人生のコンパスをつくるには、部品は2つ
①仕事観 やりがい ②人生観 自分にとってもっとも大切なもの
・あなたの人生に与えたいものはいたってシンプル それは、一貫性 あなたの人間性、あなたの考え方、あなたの行動に一貫性を持たせること
<コンパスができたら、次は、道を探す>
・熱中、エネルギー そして、フロー状態
・人生の道探しにとって、重要な要素は、楽しいこと、熱中できること、ワクワクすること
・自分の新しい面を知るためのツール、AEIOUメソッド ①A Activity:活動 ②E Environment:環境 ③I Interaction:やりとり(関係性) ④O Object:モノ ⑤U User:人
<アイデアを出す>
・アイデアを出そう。優れたアイデアが多ければ多いほど、そのなかからよりよいアイデアを選べる。
・どんな問題であれば、絶対に最初に思いついた解決策をえらばない。
・アイデアがわく、マインドマッピングをつかう
①テーマを選ぶ
②マインドマップを描く
③いくつかの単語をピックアップして混ぜ合わせ、コンセプトを導き出す
④マインドマップを三種にして、熱中、エネルギー、フローのマインドマップをそれぞれ完成させよう
・イカリ問題:その場に居座ってなかなかどいてくれない問題:他の可能性への視点を切り替え、行きづまりから抜け出すべきだ。
・冒険プラン:今後5年以内の三通りの人生プランを書き出そう:可能性を書くもので、優先度をつけてはいけない
①人生1 現状 ②人生2 プラン1が突然だめになった場合のプラン ③人生3 お金や世間体を無視するとした場合のプラン
・仕事や人生のプロトタイプを作る:間違えてもいい
・ブレインストーミングをしてみよう
①質より量
②良し悪しの判断を後送りにしアイデアをどんどんだす
③他のひとびとのアイデアを発展させる
④大胆なアイデアを歓迎する
・幸せを呼び込む選択をする
①いくつかの選択肢を集め、生み出す
②選択肢を有力候補へと絞り込む
③選ぶ
④自分の選択に悩む
・失敗には、ワクチンはないが、免疫をつけることはできる
・人生はプロセスであり結果ではない
・失敗を成長につなげるステップ
①失敗の記録をつける ②失敗を分類する ③成長のヒントを見つけ出す
・共創:協力者、メンター、コミュニティを形成、相談とアドバイスをもらう
相談:相手の考えを明確にする手伝い
アドバイス:自分の意見を相手に伝える
・自分を磨き、自己を成長させていくことが何よりの生きがい
目次は以下の通りです。
文庫版まえがき
はじめに
第1章 現在地を知る
第2章 人生のコンパスをつくる
第3章 熱中できる道を探す
第4章 行きづまりから抜け出す
第5章 人生プランを描く
第6章 プロトタイプをつくる
第7章 仕事さがしの落とし穴
第8章 夢の仕事をデザインする
第9章 幸せを選びとる
第10章 失敗の免疫をつける
第11章 チームをつくる
最後に -
Posted by ブクログ
▼人生
・「人生を完璧に計画することなんて不可能。人生に唯一の正解なんてない。だからこそ人生はおもしろい」
・「将来なにになりたいのか?」この疑問の見方を変えるとこうなる。「将来どういう人間へと成長したいのか?」
★・人生は成長と変化だ
・ライフデザインは旅だ。目的地のことなんて忘れて、旅のプロセスに集中し、「次」だけに目を向けよう。
・多くの人々は情熱の対象を見つけなければと思い込んでいる。情熱さえ見つかれば、あとは魔法のようになにもかもうまくいくはずだ。しかしひとは自分の情熱など知らない。むしろ時間をかけて情熱を養っていく事が大事だ。
★・情熱とは、なにかを試してみて、それが好きだと気付き、上達した“あと”で生まれるものだ。
・どういう人生をデザインするのが理想的なのか?下の3つがスロットマシンのようにぴたりと揃う人生だ。
(1)あなたの人間性
(2)あなたの考え方
(3)あなたの行動
・人生のコンパスに必要な2つは、仕事観と人生観だ。何かあったらここに立ち返る。
・道探しに必要なのはコンパスと方角、地図ではない
・ライフデザインとは人生そのものなのだ。人生はプロセスであり、結果ではないからだ。
▼選択
・×:幸せになるには正解を選ばないと。
〇:選択肢に正解はない。あるのは「正しい選び方」だけ。
・×:集めて生み出す⇒絞り込む⇒選ぶ⇒“ 悩む” ※「自分の選択は正しかったのか?」時間の無駄
〇:集めて生み出す⇒絞り込む⇒選ぶ⇒“ 断ち切り、前に進む” ※自分の選択を心の底から受入れ、その選択を最大限に活かそうと考える
・脳はなにかをしないことを嫌う。だから、なにかを断ち切るポイントは、前に進み、別の何かを掴むことなのだ。
★・そう、なにかに注目“しないようにする”のではなく、別の何かに注目“ する”わけだ。
▼幸せ
・×:幸せとはすべてを手に入れる事。
〇:幸せとは不要なものを断ち切る事。
▼他者
・人助けは人間のDNAに刻み込まれている。人間は社会的な生き物で、人助けはわたしたちを最高の気分にしてくれる。
・人脈づくりの目的は、ネットワークを“ つくる”こと自体ではなく、そのネットワークに参加する事。簡単に言えば特定の会話が行われているコミュニティに入り込むこと。
▼仕事
★・あなたにぴったりとあう完璧な仕事なんてない。でも、目の前の仕事をじゅうぶん完璧なものにすることならできるのだ。
・「理想に近い最高の仕事」をデザインするには?デザイナーの考え方(5つ)を身につけ、選択肢を生み出し、プロトタイプを作り、なるべく最善の選択をする。そうしてその選択に従って生きていくすべを学ぶのだ。
(1)興味を持つ(好奇心)
(2)やってみる(行動主義)
(3)問題を別の視点で捉えなおす(視点の転換)
(4)人生はプロセスだと理解する(認識)
(5)助けを借りる(過激なコラボレーション)
★・仕事が楽しいと感じられるのは、あなたが自分の強みを発揮し、仕事に心から熱中し、エネルギーに満ちているときなのだ。
⇒熱中:ワクワクする、手中している、楽しい
フロー:熱中のパワーアップ版、時間が止まり、熱中しその活動の難易度が能力と一致
エネルギー:保つ活動、消費する活動、満タン、空っぽ
・熱中度とエネルギーレベルは、「進むべき道」を探すだす貴重なヒントのひとつ
▼失敗
・失敗の免疫をつけるために、(1)失敗の内容を記載、(2)~(4)不運・弱点・成長の機会に分別し、(5)ヒントを記載する
▼思考
・収束的思考:数学の問題等、エンジニアの視点
発散的思考:商品のデザインや社会問題の解消など、様々な答えがありうる複雑な問題を解決する場合 -
Posted by ブクログ
好奇心があれば、めざとくチャンスを見つけられる
行動主義であれば、次に進める
視点の転換をすれば新たな解決策を見つけられる
情熱とは、やってみて気づくものなので、情熱があるものを見つけるということがおかしなこと。
考えても仕方のないことは受け入れて、これからを考えるのがデザイン思考。
p85,86の質問
ある→する→なるの流れがライフデザイン。
仕事観と人生観をA4一枚以内で考える。
なぜ仕事をするんだろう?
仕事はなんのためにあるのか?
仕事の意味は?
良い仕事とは?
経験、成長、充足感と仕事の関係は?
あなたはなぜここにいる?
人生の意味や目的は?
あなたと他者の関係は?
善や悪とは?
喜び、悲しみ、公正、愛、平和、対立は人生にどう関わっている? -
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メンターの存在。
「こうしてください。」じゃなくて、
・自分の「今」と「元」を考える
・アイデア出し
など、方法論ベースとはいえ、そもそも「考えてない人」が大勢にいるので、この一冊は内容が多くないとはいえ、とても濃い一冊だった。
もし読んでもあまりだなぁ〜具体的なことがないなぁ
と思ったら、それは「人生のデザイナー」になっていないと思う。
みんなは「正しいルート」や「みんながいるところ」
ばりか考えてしまって、結局「自分」についてあまり時間を尽くしないため、いつも「結果」を知りたい、理由を知らないまま、「偽物の幸せ」を求めてしまい、いつも自分の人生じゃなくて誰かの人生をコピーしてるだけ生きてる。
これから「自分の人生」を望んでる人であれば、この一冊はかなり濃くて、今も三年後も五年後も十年後もずっと読み返す一冊になると思います。
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Posted by ブクログ
自分はこのままでいいんだろうか?本当は何がしたいんだろう?って思ったり、生き方についてよく考える。多くの本は、やりたいことがわからない人に対して、「とにかくいろんなことに挑戦してみる。その中で自分に合うものがわかってくる」というような内容が書かれている。
この本は、今すでにやっていることから、自分には何が向いているか考える。具体的には、行動記録をつけて、日々の作業の中で熱中していることを探ってみたり。
その他にも、いろんなワークがあって、実践できるようになっている。ワークライフバランスについて考えたり。様々な人の例が載っているのもいい。
生き方にについていろんな役に立つことが書いてあるので、これからも読み返せるようにしたい。 -
Posted by ブクログ
本書の単行本タイトルは『LIFE DESIGNスタンフォード式 最高の人生設計』だったらしいが、文庫本はそこから改名し『人生デザイン』と銘打つ。ここからでは想像できないが、内容はこの壮大なタイトルとは対照的なものになっていた。なお、読者は自身をデザイナーとしての目線で、課題は自分の人生、対応する際の考え方をデザイン思考としていることからこの名前になったと考える。
本書の目的はざっくり、デザイナー思考を理解し、人生をデザインすること。良い点は、今のやってることを変えることに固執しない、一番の目的は自分の人生を理解し行動すること。ありがちな間違いとして、人生デザイン=天職の見つけ方に捉えがちだが、それは回答の1つにしかならないと言っている。
この本を読む読者は、今の生き方や人生において不満や今を変えたいと日々感じているだろう(わたしもその1人)。その足掛かりとしてはかなりタメになると言える。そこに一番貢献しているのは、意外に『事例』かもしれない。本書は和訳書ということで、英語独特の(不毛な?)例が随所で登場する。普段なら読み飛ばすものの、なんらかのヒントを得るタメに今回は一字一句読んでいったのだが、これが功を奏したのかもしれない。
それがなにかというと、学んだことは『他人から見ると大きな変化は、自分から見ると小さなプロトタイプの結果論に過ぎない。』ということで、それを実例に照らし合わせて読み解けた。という点。困った事例について、どのようなアプローチか、観点か、やり方かが書かれているので、大変参考になった。
本書に出てくる何れの方法や理論は、意外にシンプルなものが多く分かりやすいが、どれも理にかなっており、なにより手軽さがある。ここから、タイトルは『行動できない人が一歩を踏み出すヒント集』とか『心を軽くして楽しむコツ』みたいなタイトルでも納得いく。
ただ一つ、戒めも含めて与沢翼から引用する。
『本書を読んだだけでは何も変わらないことだけは、強くお伝えしておきたいと思ってます。』 -
Posted by ブクログ
デザイン思考を人生に取り込む具体例がたくさん知れて大変勉強になりました。
ただ、読んでいるとワクワクしてきてクリエイティブに生きてやるぞ〜っと思うのですが本を閉じると途方に暮れます。
自分の中にある「行き詰まり思考」だったり、「職場そのものが抱えている行き詰まり」なんかに直面した時のプレッシャーがすごいです。
たぶん、問題を知覚できてしまい、デザイン思考をフル活用させて進んで行くことができるかもという可能性を知ってしまったからこそ感じるプレッシャーなんじゃないかなと思います。
デザイン思考で突破していこう!っていう同じノリで話し合える仲間というのは意外といませんで、ルーティンワークと不平不満をいい感じにブレンドしてやり過ごそうとする圧倒的な周囲の空気感との波長の違いに苦しんでいます。
日本というカルチャーの末端でクリエイティブな思想やライフスタイルを身につけることはすごく辛いです。
まあでもこういう状況こそデザイン思考を使っていろいろトライしていくべきなんでしょうけど、クリエイターが背負っている負荷って重いんだなあって勉強して思いました。
プロセスをたのしみつつ、やれることをやりたいなと思います。