石井正則のレビュー一覧

ストレスマネジメントで めまい・耳鳴り・難聴を自分で治す本

石井正則

低音難聴を5年前頃から発症して諦めていました。しかしながら、多くの若年層もストレスから難聴になると知り解決法を知りたくなりました。軽視しがちなストレスを放置してはいけないと本書のおかげで実感出来ました。ストレス下なのに自覚していないことも珍しくないと分析方法を読み分かって良かったです。具体的にも栄養素のマグネシウムやカルシウムを摂る、ヨガなどの腹式呼吸をする、ストレスコーピングを見つけて実践するなど対策を見つけられて有難いです。

駄カメラ大百科

石井正則

駄カメラを集めた本。
そもそも「駄カメラ」とはなんぞや？というところから説
明しておかねばなるまい。著者曰く、「（オークション等
で）駄菓子感覚の3,000円以下で購入した中古のフィルム
カメラ」というのがその定義。いやぁ、興味深い(^^;)。

コレに近いことを僕もかつてやっていた。
僕の場合、とにかく数十台をまとめて売る「ジャンクボッ
クス」に手を出した。もちろん動作確認など取れていなく、
動けばラッキーなカメラが10〜50台入っている謎の箱(^^;)。
安ければ2,000円、高くても10,000円前後。ジャンクと
言いつつも、おおよそ7割が稼働品な場合が多い。しかし、
20台のうち12台がAPSカメラだったりしたから、ガッカ
リ感も凄いのだけど(^^;)。

しかし、そんなジャンクボックスの中からCONTAX・T2
とか、Canon オートボーイスーパー、FUJIFILM・TIARA
などを手に入れたりしちゃったのだから、ジャンクボック
スにすっかりハマった。今も何十台もフィルムカメラを所
持しているが、半分以上はジャンクボックスサルベージ製
品だったりする。

この本で紹介されている駄カメラは、1台あたり3,000円
以下が目安。僕のように「何が入っているか解らない」
商品ではなく、ピンポイントで狙って購入したらしい。驚
いたことに、ここで紹介されている25台の中で、僕が所持
しているカメラは1台も無い。そうなると、なんかメラメラ
来ちゃうんだよなぁ、収集欲が(^^;)。まぁ、自制しなきゃ
な、この感情は。

ちなみに著者の石井正則とは、アリtoキリギリス･･･という
か、古畑任三郎で西園寺くんを演じたあの人。ケイブンシャ
の大百科シリーズと全く同じ見た目といい、各機種レビュー
での面白おかしくも真面目な文体といい、この人のアイデア
力はもの凄い。フィルムカメラ書籍としてはもちろん最高だ
が、読み物として退屈しないことも保証しときましょう。

第二弾に期待。
僕の経験(^^;)から言えば、まだまだネタはヤマほどある筈
だから♪

やってはいけないヨガ

石井正則 / 今津貴美（キミ）

アンチヨガ本ではなく、ヨガ推進派。
間違ったヨガの認識ややり方で、本来とは逆効果の結果（自律神経が乱れたり、怪我をしたり）に陥る人も急増しているので、警鐘をならしつつ、正しいやり方を丁寧にわかりやすく解説しています。

筋膜ウォームアップ→太陽礼拝→症状別アーサナ→クールダウン→シヴァ・アーサナの一通りの流れと呼吸が大事であること。

実践編では、症状別のシークエンス例、注意点など細かに記載されており、とても親切で良心的な内容。

ただ、筋膜ウォームアップの中には、ヨガインストラクターの私でも股関節を傷めやすいポーズがいくつかあったり、骨格によってはこれは肩を傷めるという筋膜ポーズもあったり、怪我をしないようにするための本なのに、どうなんだろうというポーズもあった。

自律神経を良くすれば、耳鳴り、めまい、難聴も良くなる!

石井正則

耳鳴り、めまい、難聴を防ぐ自律神経の整え方。大事なことは、「運動して自律神経の偏りをリセット」「漫画などで夜ふかしして脳を興奮させない」「夜は脂っこい食べ物を控える」「生活にヨガ・瞑想を取り入れる」といったところ。

やってはいけないヨガ

石井正則 / 今津貴美（キミ）

わかりやすく、シンプルなヨガのベースを理解できる内容だった。初歩的なことなので、ちゃんと基礎を理解してる人には退屈かもしれないけど、にわかといったら言葉は悪いがテレビでポーズ見たレベルなら、なるほどと思えるはず。改めてちゃんとヨガ習いたいなぁと感じた。