あらすじ
ブームを超え定着したヨガ。急に広がったためか間違ったヨガ常識がまかり通っています。 運動習慣がない人にホットヨガは危険です。また、「日中ずっとパソコン作業や家事で前かがみ姿勢が続いたから、寝る前に体を反らすポーズ(上体反らし)でリセットしよう!」という人も多いのですが、やりすぎは危険です。上体反らしは交感神経を興奮させますから、やりすぎると不眠のもとになりかねません。寝る前には体の緊張を緩めるポーズをやるべきなのです。ヨガは体にやさしいイメージなのに、一歩間違えると、1)自律神経が乱れる、2)がんばっても健康的な効果が出ない、3)腰や肩など関節を傷める・ケガをする――といった逆効果に。この本では、医師でインストラクターの著者が心身の健康、アンチエイジング、運動不足解消という結果に直結する「正しくカンタンなヨガ」を初公開します。
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Posted by ブクログ
アンチヨガ本ではなく、ヨガ推進派。
間違ったヨガの認識ややり方で、本来とは逆効果の結果(自律神経が乱れたり、怪我をしたり)に陥る人も急増しているので、警鐘をならしつつ、正しいやり方を丁寧にわかりやすく解説しています。
筋膜ウォームアップ→太陽礼拝→症状別アーサナ→クールダウン→シヴァ・アーサナの一通りの流れと呼吸が大事であること。
実践編では、症状別のシークエンス例、注意点など細かに記載されており、とても親切で良心的な内容。
ただ、筋膜ウォームアップの中には、ヨガインストラクターの私でも股関節を傷めやすいポーズがいくつかあったり、骨格によってはこれは肩を傷めるという筋膜ポーズもあったり、怪我をしないようにするための本なのに、どうなんだろうというポーズもあった。