織部泰助のレビュー一覧

  • 死に髪の棲む家

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    本屋で平置きされていて手に取りました。

    民俗ホラーに見せかけて、全ての元凶は人間の醜い欲望。それを暴いていく物語。
    ありきたりだけど何回でも読みたい王道展開。
    無妙と出雲の掛け合いも絶妙で心地いい。飄々としてる裏で理知的な怪談師と、コンプレックス搦めの小説家のコンビはこんなんオタク好きでしょ。大好きです。シリーズ化してほしい!

    事件のすべての説明が論理的につくのに、一握りの説明がつかない謎(怪奇といえば怪奇だし、奇跡といえば奇跡)を残して終わらせる結末も、少し切なさすら感じてよかったです。

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    2025年01月11日
  • 死に髪の棲む家

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    ネタバレ

    舞台の雰囲気は金田一耕助を彷彿とさせた。
    といってもスマホもドラレコも普通に出てくる現代ものなので感覚はやや混乱したが。
    ホラーなのか、現実的に解ける事件なのか。
    真相かと思ったらひっくり返されることが多々あったし、ホラー文庫なので、非現実的な存在でひっくり返してくるかもと警戒しつつ読書。
    一応ちゃんと解ける事件かな。
    現実的かどうかはさておき。
    関係者も多いし。

    主人公は探偵役ではなく、寧ろ終盤の空回りとやらかしが哀れになるほど、どちらかというと読者の立場に近い。
    謎解きは途中から現れた怪談師の無妙の役目。
    驚いたのはこの無妙の正体。
    最後の最後でしてやられた。

    事件よりはその背景にあ

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    2024年11月06日
  • 花霞紅莉の怪異調書シリーズ 僕の瞳に映る僕

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    シリーズって銘打ってるけど、シリーズ化するの?息のあったコンビっぷりが好きだったけど、あんななっちゃったし…。紅莉1人では物足りないなぁ。それにしても後味が悪い。

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    2021年05月23日
  • 花霞紅莉の怪異調書シリーズ 僕の瞳に映る僕

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    妙な事件があり、容疑者の家を訪ねれば
    事件をなぞるような本があった。

    本が先、なのですがw
    語られている『彼』の心境と、事件を追う二人の刑事。
    一体『彼』は誰なのか。
    どういう状況なのか。
    『彼』に該当しそうなのは当然…と思って読んでいると
    もしかしてこっち? あっち? と、人物の特定が
    困難になって、あやふやになってきます。
    さらには、驚きの現実、というのもありますが
    再婚、子供、ときたら、うっかりの思い込みは…。

    なかなかに、思い込みを捨てて
    全ての可能性を考えないと、きついです。
    犯人を捜すミステリーというわけではないので
    そこはもう、騙されながら読んだ方がいいですが。

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    2020年03月12日