アンソニー・J・マーティンのレビュー一覧

  • 恐竜探偵 足跡を追う 糞、嘔吐物、巣穴、卵の化石から

    Posted by ブクログ

    割と学術書寄りな内容。
    原題Dinosaurs without Bones が示すように恐竜について”骨を抜きにして”、足跡や糞、巣穴、嘔吐物等々を手掛かりに恐竜が何を食べていたのか?どんな生活を送っていたのか、どんな一生だったのか?社会性は?など解き明かす。
    言わば、恐竜の骨格に肉付けするような感じ。

    好奇心が刺激される。面白い。

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    2018年06月29日
  • 恐竜探偵 足跡を追う 糞、嘔吐物、巣穴、卵の化石から

    Posted by ブクログ

    生痕学者が、骨以外の化石(足跡、吐瀉物、糞、巣、歯、胃石、共生生物、あるいは骨についた傷など)を用いて、恐竜の行動を推定していく、ニッチな仕事について述べている。主にオーストラリアの足跡群化石の解釈の変遷と自らの恐竜の巣の化石を発見する様を詳細に述べ、臨場感あふれる学者生活がわかる。
    また、著者は恐竜専門ではないので、現代の恐竜である鳥類との比較をふんだんに用いてその生痕、足跡パターンの読み取りを行う。これまでのところでは、木の上に巣作り、交尾、飛翔(着陸や踏切の足跡)、放尿、日光浴の足跡がどういうものかは推定できるが実際には発見されていない(また従来の骨重視の古生物学者ではどういうのがそれに

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    2017年11月03日