にしかわおさむのレビュー一覧
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『ノックがとんとん』
にしかわ おさむ さく・え
大好きな西川おさむさんの絵本から、こちらをご紹介。
イラストも大好きなんですが、愉快なストーリーがまた良いんです。
森のそばに古い小さな家がありました。
そこは長いこと空き家でしたので、いろんなものが仲良く住みついていました。
おばけのボーボー、犬のポンス、ねこのグルグル、おんどりのコースケ、そして壁のヤモリのペーターです。
そこに、ひとりのおじいさんがやってきます。
(おじいさんに家族はありません。長い間働いて、やっと貯まったわずかなお金で買った、おじいさんにとっては夢のお家なんです。)
おじいさんは怒って、みんなを追い出してしまいます -
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出版社/著者からの内容紹介
ツトムくんと犬のペスは港にやってきました。港にはたくさんの
船がとまっていて、貨物船から荷物が運び出されています。その荷物は、町で開
かれる「大エジプト展」で使われるエジプトの珍しいものだと貨物船の船長さん
が教えてくれました。ツトムくんとぺスが荷物を運びだす様子を見ていると、荷
物からこどものミイラが落ちました。すると、ミイラの目が動き、笑ったよう
に見えました。
それから一週間たって、大エジプト展が始まりました。ツトムくんとぺスも大エ
ジプト展に行き、港で見たこどものミイラを見に行きました。でも、ミイラはぴ
くりとも動きません。「あのミイラはきっと生きているにち -
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森のおくの空き家にはおばけのボーボといぬのポンス、ねこのグルグル、おんどりのコースケ、やもりのペーターが住んでいました。そこへ一人のおじいさんがやってきてみんなを追い出してしましました。だけど、ひとりの暮らしはさみしく、おじいさんはだんだん元気をなくしていきます。そんなある日「とんとん」ノックのいい音がしました。いちごつみに来ていたおばあさんがお茶をもらいにきたのです。そのおばあさんとの出会いからみんなを追い出してしまったことを後悔したおじいさんはみんなを呼び戻します。そしてひとつの家で大勢の仲間たちとの暮らしがはじまるのです。途中にある歌のところをどう読んでよいのかチョット迷いますが、ハッピ
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にしかわおさむさんの絵本ですね。
にしかわおさむさん(1940年、福岡県生まれ)絵本作家、挿絵画家。
もりの そばに、ふるい ちいさな いえが ありました。 にわには、いろの はげた ベンチが
ひとつ ありました。
ながいこと あきやだったので、
いろんなものが なかよく すみついていました。
おばけの なまえは ボーボー、
いねは ポンス、ねこは グルグル、
おんどりは コースケ、そして、かべの
やもりは ペーターと いいました。
あるひ、このいえに、
ひとりの おじいさんが やってきました。
おくさんも こどもも いない ひとりぼっちの
おじいさんは、このいえを -
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ある日、おじいさんが森の一軒家に引っ越ししてきました。けれどそこには、ゆうれいや犬や猫が仲良く暮らしていました。おじいさんは人の家に勝手に住んで・・・とみんなを追い払ってしまいます。
せいせいして、ひとり暮らしを楽しんでいますが、だんだん人恋しくなって・・・
おじいさん、そんな意地悪なままでいいの?
この森の中の家、おじいさんが「長い間人に使われて、こつこつ貯めたお金でやっと買った家」なのです、子ども達は聞き流してしまうでしょうが、私たち大人は身につまされるフレーズですねぇ。
絵本の中にこんな言葉が出てくるなんてびっくりです。
平成25年5月7日
2年3組