あらすじ
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昔、小さなお城にかわいい男の子が住んでいました。その子はとうさんとかあさんに、とてもかわいがられていました。ところが、悲しいことにとうさんとかあさんは突然病気で亡くなってしまいました。お城のみんなが悲しみにくれているすきに、お城をのっとろうと、隣の国の兵隊たちがそっとしのびより、お城の中へ攻めこんできました。ふいをつかれたお城の人々はたちまち降参してしまいました。そんな中で、勇敢な騎士と健気な犬が、ちいさな男の子を守るため、必死に戦いました。しかし、勇敢な騎士は敢えない最期をとげました。お城のてっぺんまで逃げてきた男の子は、古い大きな大砲の陰に隠れました。でも、すぐに敵に見つかって、絶体絶命……。わらにもすがる思いで大砲に火をつけると、「ドカーン」という大きな音とともに、150年もの間大砲の中で眠っていたおばけが飛び出してきました! 本作品でイタリアボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
両親を亡くした王子。結構、悲しい出だしなんだけど、おばけが悲しみをいやし、守り、敵と戦ってくれる。
すえながく守ってくれた、というあたりが心底ほっとする。でも、おばけはベッドでは落ち着かず、大砲の中で寝る、というオチが、全体に何とも言えないバランスを取ってくれている。
Posted by ブクログ
あるお城の王様とお妃様が突然亡くなってしまいました。残されたのは小さな王子様だけ。
そこに隣の国が攻め込んできて、さあ大変 小さな王様は追い詰められてしまいます
小さな王様の運命は??
はじめがちょっと悲しいので、しんみりしちゃうかもしれません