徳井淑子のレビュー一覧

  • 中世ヨーロッパの色彩世界

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    中世の色彩の話は本当に面白い。「紋章学入門」と合わせて読めば、ヨーロッパ旅行に行った時も役立ちますよ。

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    2024年02月26日
  • 中世ヨーロッパの色彩世界

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    中世ヨーロッパにおける色観念がまとめられている。例や引用が多いのを「分かりやすい」ととるか「冗長」ととるか意見が分かれそうではある。個人的には前者だ。

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    2025年10月13日
  • 写真でたどる 美しいドレス図鑑

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    麗しの紳士服図鑑よりちょっと画像が大きい気がする?
    ともあれ、やっぱりドレスの方が気分は上がるかも(笑。
    16~17世紀のドレスは現物が残っておらず、肖像画の画像で代替されていたのが残念。
    そうね、いい生地やレースは使い回すものね…。
    素敵だなと思ったのがp80の側面にスカラップのある白地に花柄のデイドレス(1836~41年頃)。
    p83のタータンチェック風のツーピース・ドレスはまるっこいシルエットがかわいい(1855年頃)。
    p106には黒のシャンティ・レースとピンクのサテンのドレス(1888年頃)。
    バッスルタイプ。表面をほぼレースで覆ってあって、贅沢の極みっぽい。

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    2024年07月10日
  • 中世ヨーロッパの色彩世界

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    あまり好みの書ではなかったけど、とても勉強になった。黄色が忌み嫌われる色とは知らなかった…緑にも善悪色々な意味があることがわかり、その理由も納得!エメラルドは自分の誕生石でもあるので、始まりの色と言われてとても嬉しかった!

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    2024年04月05日
  • 中世ヨーロッパの色彩世界

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    ・徳井淑子「中世ヨーロッパの色彩世界」(講談社学術文 庫)は書名そのままの書であ る。本書は、「いわゆる色のイメージを中世ヨーロッパの世界に見ていこうとするものである。つまり、中世の人びとが自然の色にどのような感情を託し、またどのように色を創り、そこに社会はどのような意味を付与したのか、を解き明かすことを試みる。これは、逆に色を通して中世人のこころの世界と社会のありかたを見ていくことでもある。」(「はじめに」4頁)そこで「本書は基本的には衣服の色に関わる詮索を、ヨー ロッパのなかでも特にフランスを中心におこなっていく。」 (同5頁)ことになる。そのために中世の文学作品がある。これは、「それらの

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    2023年12月09日