八條忠基のレビュー一覧

  • 詳解『源氏物語』文物図典

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    ネタバレ

    第1帖から第54帖まで

    内容に関連する絵画、調度品、植物、風景写真、古筆など
    本当に至れり尽くせりの目で見る資料

    もちろん、帖のあらすじと原文(一部)・訳文が記され、
    詳しい説明(事典のような)や人物系図も添えてある。

    一見の価値ありです!
    手元に置いておきたい。

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    2025年01月15日
  • 日本の装束解剖図鑑

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    各時代の平服、礼服をフルカラーで見られる、とても良い本でした。
    前の時代の平服が、次の時代の礼服になるという学びを得て納得。

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    2024年06月01日
  • 宮廷のデザイン

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    美術品だけじゃない! デザインの由来を解説するのに、当時の歴史的背景を丁寧に解説してる。読めない、読めても分からない名称が出てくるので、調べつつ読むことになるかも。

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    2025年12月02日
  • 日本の装束解剖図鑑

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    枕草子に出てくる汗衫がどういうものなのか知りたくて購入しました。

    全ページでフルカラーイラスト。
    イラストも表紙のとおりの綺麗なタッチで統一されていて、どのページも見ていて飽きません。

    古代から現代までを追うので、例えば「前代の平服が次代の礼装」になっていく流れが掴めます。
    本編が100ページ位で、イラスト主体で文章も要点を押さえているので、全然詳しくない分野でしたが楽しく読み切れました。

    あえて言えばインナーをどういう順番で着用するのか記述があると、束帯などは分かりやすかったかとも思いますが、最初の1冊としてはこれがベストなのでしょう。
    文様についても簡単に触れているので、別の本で更に

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    2023年03月14日
  • 日本の装束解剖図鑑

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    美しいイラスト。何時間でも眺めていられる。
    古代の衣装から現代まで網羅しているので、物語を書くのに便利。

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    2023年02月07日
  • 日本の装束解剖図鑑

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    冠のかぶり方 が面白かった。

    奈良時代〜
    髪を上に結び(髻もとどり)、
    巾子(こじ。髻を入れる)をかぶせ、
    布で包んで結ぶ。

    平安時代中期〜室町時代
    巾子と冠が一体化。
    髻を冠に入れて、
    簪(かんざし)を冠と髻に刺して固定化する。

    江戸時代
    月代(さかやき)の髪型で髻が小さくなる。
    冠の固定には懸尾(かけお)を使うように。
    簪は形式的に残る。

    明治時代
    髻を結わなくなる。
    冠、簪、懸尾は残る。

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    2021年09月24日
  • 日本の装束解剖図鑑

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    日本の有識故実の世界を時代ごとにイラストで読み解く。
    ・装束の基本
    第1章 古代~平安時代初期の装束  第2章 平安時代の装束
    第3章 鎌倉時代の装束    第4章 室町~戦国時代の装束
    第5章 江戸時代の装束    第6章 明治時代以降の装束
    第7章 現代の装束
    オールカラーイラスト。説明に装束のTPOとフォーマル度。
    コラム有り。日本史おさらい年表、索引、主要参考文献有り。
    中国風から唐風、国風へ。天皇と貴族中心から武家の世へ。
    江戸時代の禁中並公家諸法度や幕府内の服制。
    明治維新での和風重視から洋装化。
    そして令和の即位式での装束と、日本の有識故実の世界を
    詳細に、分かり易い文章で、丁寧

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    2021年04月26日
  • 日本の装束解剖図鑑

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    古代から現代まで各時代の装束が分かりやすく描かれている。
    装束に興味がある人の入門書としてもいいだろうし、創作の参考書としても活躍する一冊。

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    2021年04月18日
  • 日本の装束解剖図鑑

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    安定の八條先生。
    『有職装束の世界』はどちらかと言うと歴史や着方が詳細で、装束の部位についてあまりわからなかったので、イラストで詳しく説明されてる本書はとても良かった。
    時代に沿った説明と、どの身分の人がどういった時に着るのか記載されているので本当に分かりやすいし各時代ごとの比較もしやすい。

    昔はプライベート着やフォーマル度の低かった服がだんだんと重要な服になっていくのが面白い…。人間はやっぱり楽に着られる服の方が良いよね。
    個人的には奈良〜平安初期の唐風の装束が華やかで好き!古代って感じがする…とてもよい…。

    そして令和の即位礼ではここまで装束に拘って見ていなかったが、すごいものを生で見

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    2021年04月08日
  • 詳解 有職装束の世界

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    この本素晴らしい。この内容で2000円未満は安すぎなのでは。

    装束の名称や着方歴史から色彩、文様まで手広くカバー。これ1冊持ってれば有職装束について大まかなことはわかりそう。
    今までなんとな〜く見ていた装束にもっと注目できそう。
    実際、大河ドラマとか時代劇で「この衣装はアレかな、、」と見当をつけることができた。楽しい。

    ただ、あまりにも自分にとって身近でなさすぎるので(当たり前だけど)なかなか1回読むだけでは全てを理解することは難しい。他の文献とかも読んだり史料を見ながらさらに理解を深めていきたい。

    ちなみに今回電子書籍で買ったけど、電子だとアップにできるからこういう写真が載ってるものは

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    2021年02月10日
  • 詳解 有職装束の世界

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    ・八條忠基「詳解有職装束の世界」(角川文庫)は、令和の即位礼正殿の儀に見られる「平安絵巻を見るような、その美しい装束(中略)について、より詳しく知りたいという方 のために、この本は生まれました。」(3頁「まえがき」)さう、正にこの通りである。有職故実の書はそんなにないと思ふ。あつても服装に関してはどれも説明不足で、肝心の所が分からなくなつてゐる。あるいは欠けてゐる。と書いたものの、私はそんな書をほとんど持つてゐな い。その数少ない一 冊が秋山虔他編の「源氏物語図典」だつたりする。これは有職故実の書ではないが、それに関する記述は多いといふものである。衣服に関しては男女ともに必要事項は書かれてゐる

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    2020年11月15日
  • 日本の装束解剖図鑑

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    「解剖図鑑」シリーズ大好きですが
    これはまたスゴいなぁ!

    単純に有職故実の知識を得る資料でもあるし
    かっちりした絵で図解してくれているから
    漫画やイラストで描くときの参考にもなる。
    その部分をどういう名称で呼ぶかもわかるので
    小説を書く人にとっても役立ちそう。

    水干の袖口の紐は飾りと思ってましたが
    「袖括の緒」と言って「そで」を「くくる」
    つまりキューっと絞って使うものだったのね。
    他にもいろいろ楽しく学べました。

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    2022年05月02日
  • 日本の装束解剖図鑑

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    作画資料として購入。

    図が既にイラストなので絵として落としやすく、
    非常に見やすい。

    甲冑や伝統装束の部位の名前がひとつひとつ丁寧に記載されているので、後で調べやすいのも◎

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    2022年05月01日
  • 日本の装束解剖図鑑

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    日本の公の装束のまとめとして古来から現代まで揃っているのが有り難いです。細かな装飾品のことも勉強になりました。いつか農民などの民間の服装もまとめて頂けると嬉しいなあと思いました。

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    2023年02月24日