緒方壽人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
どこかで紹介されていて、気になったので読んでみました。
「コンヴィヴィアル」とは、ひとまず「共生」だと思っておけばよいと思います。
そして本書は、「コンヴィヴィアル・テクノロジー」というタイトルから類推できるように、人間と技術(テクノロジー)の共生について書かれた本です。
個人的に強く共感した内容の一つは、二つの分水嶺、という考え方。
技術は、あるレベル(第一の分水嶺)を超えると、人の役に立つようになるが、行き過ぎると(第二の分水嶺を超えると)、人が技術に隷属するようになる、という考え方です。
身近なところで、このことを強く感じる事象が起こっているだけに、強く共感しました。
また、寛容と -
Posted by ブクログ
イヴァン・イリイチ
自分とは異なる他者との出会い、共に生きる技術
ちょうどいい道具としての自転車 バランス
過剰なテクノロジー 物理的な力ではなく、圧倒的な量の複雑な情報の力
デザイン =人間に着目し人間を動かす
科学と技術が出会うのは19世紀から→人間が従う→人間中心デザインへ
テクネー 自然の中にある隠された力を現わせさせるための知
脱人間主義 ⇔ 人類至上主義 原子力は自然からの自立
わたしたち
正しさ 「反証可能性」を残しつつも、反証されていないこと
自立 依存先を増やしていくこと(熊谷普一郎)
日本語の「共話」≠対話 相手の話を途中でテイクオーバーし発話を重ねて -
Posted by ブクログ
マウスによるPC操作から、タッチパネルによるスマートフォン操作に変わった時に、
ボタンを押す操作から、ガラスに触れる操作に変わった。
押すから触れる操作へと変わったとことで、
いかにボタンらしい表現を施して押させるかから、
どうやって触れさせて、触れたときにどう感じさせるのかに変わった。
見た目を美しくし、音やインタラクションによる気持ちよさを追加し、
触った時にいいなと感じる気持ちを抱かせる。
時代はVRへと繋がっている。VRはどうなろうのだろうか?
ガラスなどの物理的な制限がない分、視覚的な要素が強くなることを考える。
物が動いていること、光っていることなど、
人が視覚で検知しやすいこ