籠目のレビュー一覧

  • 愛原そよぎのなやみごと 時を止める能力者にどうやったら勝てると思う?

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    1冊だけです。ラスボスっぽい人が次巻への思わせ振りな発言をしていますが…1冊だけです。でも、素敵な終わり方でとても良かったです。ギャグパートの可笑しさにゲラゲラ笑っていたら、後半でやられました。とても面白かった作品です。

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    2022年05月03日
  • 子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき

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    人間関係ピタゴラスイッチ的な側面を持つ短編と違い、心理的な描写の多い長編。雪山のロッジで過去の事件を演ずる事で当事者の心理を辿り、それが事件の事件の解読にもそれぞれの成長にも通じる。人間関係が一歩前進したそんな回。次は編集さんに言われて新シリーズとするため一区切りらしい。佐々原に会長に漸く魅力を見せてきた仙波に、今回出番の少なかった人達に人物(関係)が魅力なシリーズをここで終わらせるのは勿体ないので、並行でこのシリーズも継続してくれる事を切に願う。最後に少数勢力桃子さん派としては彼女の巻き返しを期待する。

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    2012年09月03日
  • 子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき

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    学園お悩み相談室も5巻までくると貫禄が出てくるというかw 前回、長編でアレはアレでよかったけども、こうやって『いつもの』に戻ってみるとその小気味よさに驚いてしまう。

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    2012年06月27日
  • 子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき

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    文化祭編というのは学園モノの華と考えておりますが、今巻も祭りの中起きる幾つかの事件にキャラクターたちが動き回されたり走り回ったりで楽しく読めた。
    特に「vs々人事件」のアイディアは白眉。二巻のかぐやテストでも感じたが、玩具堂氏は作中作を上手に作る。
    これだけでも大満足であったが、レギュラーメンバーだけでなく過去に登場したキャラクターたちが文化祭を通して少し変わっていく。そんな部分にミステリ要素だけでなく青春要素でも楽しませてくれるこの作品の良い部分が凝縮されていた。

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    2013年03月10日
  • 子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき

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    ネタバレ

    2回目の長編形式。今回は殺人事件の謎を解くという今まで以上に重いテーマ。
    相変わらず佐々原さんによるなるたまの行動観察がいいねw

    終わり方がいつもと違うと思ったらまさかの半打ち切り状態じゃないっすか。゚(゚´Д`゚)゚。
    せっかく岬姉が参戦して色々と面白くなりそうだったのに・・・
    新作がヒットしてまたこのシリーズに戻って来られるのを切に願う。

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    2012年11月22日
  • 子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき

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    やっべぇここにきて会長が強力だ。元来姉キャラ好きの私といたしましてはもう佐々原さんばっかりに傾倒していられなくなってきました。いやぁ佐々原さんの可愛さは過去に類を見ないほどなんですが、王道的な姉キャラである会長もこれまた素晴らしくて……。  
    佐々原さんは気づいてしまいましたねぇ……。佐々原さんの動向は面白すぎるのでこれからも見ていきたいですなぁ。でも次巻は未定みたいで……。

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    2012年10月22日
  • 子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき

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    佐々原さん可愛いなぁ。良いキャラしてるなぁ。良い味出してるなぁ。会長も所々変化がみられるし、仙波はまぁ相変わらずだけど、段々ほんのちょっとだけど丸くなってる感じが出てて、読んでいて楽しい。   それにしても佐々原さんは良いキャラしてるなぁ……可愛いし、ずっと佐々原さんの語り部を読んでいたい。

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    2012年10月21日
  • 子ひつじは迷わない うつるひつじが4ひき

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    なんという本格ミステリっぽいラノベミステリ……もどき(笑) 
    これは謎解きを楽しめばよかったのかな。   
    でも、なるたまと、いつも通りの仙波と、安定しない佐々原さんに、今回は会長まで加わって面白い人間関係を見せてもらいましたよ。特に例のシーンの会長には胸きゅんでした。  
     それにしても、佐々原さんは可愛いなぁ。

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    2012年10月19日
  • 子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき

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    日常系学園ミステリの最新刊は雪の山荘で密室殺人に挑むというもの。この巻で一区切りということですが、この生徒会有志による「迷わない子ひつじの会」による探偵物語はしっかり愉しませてもらいました。

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    2012年09月12日
  • 子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき

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    今までシリーズを読んで人へのサービス回。
    1巻の懐かしキャラ総出演に巫女姿のサトウさんや執事姿の会長に「たま子ちゃん」と貴方の好みのキャラがきっと見つかるに違いない。
    個人的にはたま子ちゃんが(ry

    相談もBL趣味が見つかってしまった中瀬さんの悩みや東原女史の短編の謎と濃いのが揃ってる。

    前回はちょっと物足りなかったが、今回は大満足。本の厚さはそのままに中身超濃いです。

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    2012年05月22日
  • 子ひつじは迷わない うつるひつじが4ひき

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    読み始めてビックリ!いつもの子ひつじは迷わないじゃない!

    毎回相談者の相談から始まるのが今回は一切無く、1章で一つの相談を解決していく連作短編だったのが、今回は長編で章ごとに登場人物の視点が変わっていく。

    今回は「謎」も一味違ったものに。あとがきの通り怪奇小説的な要素が入っていて、鏡のない館・万鏡館の謎に仙波が挑む。

    今回も会長が素晴らしい。館になるたま達を館にぶち込んだり、なるたまを誘惑したり次回もまた思いつきで振り回してくれそうだし、そこにシビれるあこがれるゥ!ってやつだな。

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    2011年11月12日
  • 子ひつじは迷わない うつるひつじが4ひき

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    いつもとちょっと違うスタイルでのミステリアスな長編。謎解きの舞台も役者も良くできてて読み応えのある一品でした。匿名妹メイドの存在感や、なんかちょっと胸のボリュームがアップした感じの悩める佐々原さんとか、普段の学校編では見られない一面が多くみられたのは面白かった。
    ただちょっと、サキ姉の感情を揺さぶった割には放置気味だったのが不満かなぁ。
    次は学園祭っぽいですな。しかもなんかメイド喫茶っぽいにおいなので期待してるよ。

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    2011年11月06日
  • 子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき

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    呼ばれていく組と、策略に乗っかった一人とで
    殺人事件を解く事に?!

    すごくミステリーちっくな感じで始まります。
    当然学校外なので、1冊まるったそこの場所、なのですが
    相棒の行動が、結構すごい状態になってきています。
    ポイントのやつのせいですか?w

    釣り小屋で死んでしまった従兄弟は、どう殺されたのか。
    珍しくざくっと彼女が踏み込んでいますが
    言われると確かにそうです。
    毎年劇をやっているのは、傍からみたら滑稽です。
    自分を持つためなのか、揶揄して遊んでいるのか。

    しかし隠れ場所…。
    どんどんと居心地のいい空間に変化していってます。
    これはうっかり入り浸りそう。

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    2017年06月19日
  • 子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき

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    文化祭にて、しつじ喫茶なのに女装をする事に。

    文化祭に向けて、部の文集、そして悩みごと、の
    3本立てになっています。
    学生だな~という状態ですが、今まで出ていた人が
    再登場、再々登場。

    メイド服は想像するに、脳内保養です。
    楽しい状態ですが、女装を気が疲れないとは…。
    嬉しいような、悲しいような?
    結局最後には、な状態になってますし
    パフォーマンス、と開き直るならよろしいかと。

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    2017年06月17日
  • 子ひつじは迷わない うつるひつじが4ひき

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    勝手に決定されたバイト先で、夏休みだから会わない、と
    思っていたいつものメンバーと遭遇。

    今回の子ひつじは1匹だけ。
    場所も閉鎖空間(?)ですし、その謎だけにかかりっきり。
    初・1冊長編になっています。

    最初の白雪姫話から、固定観念を捨てろ、という話?
    いや確かにあの話のまま想像してしまうと
    その解答には行き付きません。
    一体何が『鏡』で、どういう事なのか
    どうしてそうなのか。
    実行したらできそうな気もしますが
    本人にやる気がないとこの手は…。

    しかし、いまだに気が疲れてないのがすごい。

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    2017年06月14日
  • コンプリート・ノービス レベル1の最強剣士

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    ネタバレ

    ギャルゲヱシリーズの作者の新作。リアルMMORPGの中で、悪意により8つのアイテムに分割されてしまった妹を助けるため、レベル1のままゲームの中でアイテムを探す少年が主人公。レベル1の人しか受けられないチュートリアルの中で登場する、強制敗北戦闘の敵のドロップアイテムが妹を取り戻すためのアイテムの一つのため、レベル1のままでいなきゃいけない、というのは分かったが、1巻のボス的キャラクターが悪として描かれているのが納得いかない。好きだからできるようになったんだ、才能じゃないと主人公は言うけれど、コンマ1以下のフレームを見切るのは誰にでもできることじゃないと思うよ。好きなら誰だってできてなきゃおかしい

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    2014年02月22日
  • 子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき

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    シリーズ二回目の長編。雪の山荘が舞台だがやはり殺人は起きない、わけではなく過去に起きていた。
    謎自体は薄味だけども、事件の解明を通してまた少しキャラクターたちが変化していく楽しさがあった。
    今巻でシリーズは一旦停止で新作を製作中とのことだが、このキャラクターたちの今後を見てみたい読者の一人として続編を待ち続ける。

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    2013年03月10日
  • 子ひつじは迷わない うつるひつじが4ひき

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    シリーズ初長編。館ものですが殺人はありません。
    これまでは連作短編形式だっただけに長編形式を読み進めるのに時間がかかりましたが、クライマックスの落書きシーンで子ひつじらしさが出ていてそこは満足。

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    2013年03月09日
  • 子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき

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    いつもの短編というかオムニバス形式を期待していたら、長編でちょっとがっかり……と思ったけどあとがきを読んで納得。

    雪山の別荘を舞台にいつものメンバーが事件を解決する話。事件と言っても、その場で何かが起こるわけじゃなくて、そこに関わる人たちに関する謎の真相を明かす感じ。
    そういうわけで、雰囲気は4巻と同じですね。

    巻を重ねるごとにキャラの魅力というか個性は強くなってると思いますが、その一方で1巻や2巻で感じた日常ミステリーの面白さが薄れてきているなというのが正直な感想です。

    あとがきで、作者自身の自己評価が一番高いのは2巻の「かぐやテスト」だと書いていました。俺もその話が一番好きです。事前

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    2012年09月08日
  • 子ひつじは迷わない うつるひつじが4ひき

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    今回は学校からは離れ、夏休みを利用しての避暑地バイト編。
    そこでは仙波妹の学友であり、古から予言や助言といった事を生業にしている一族の
    当主となる寄絃芳花が仙波姉らの学校での活躍を聞いて興味を示し、
    仙波姉に芳花の亡き母が記した奇妙な日記に残された謎
    及び万鏡館に鏡のない理由の解明を依頼する事になります。
    何時もの人間関係の縺れを解く活動とは異なり、大分ミステリアスな展開であり、
    流れも言葉の持つ意味合いに多々触れられ哲学的な様相。
    それはそれで考えさせられる部分もあり、私には興味深くもありましたが、
    何時もの不可思議な状態に陥った人間関係の縺れを解決する事を期待している読者には重いかも。

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    2012年03月18日