籠目のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
呼ばれていく組と、策略に乗っかった一人とで
殺人事件を解く事に?!
すごくミステリーちっくな感じで始まります。
当然学校外なので、1冊まるったそこの場所、なのですが
相棒の行動が、結構すごい状態になってきています。
ポイントのやつのせいですか?w
釣り小屋で死んでしまった従兄弟は、どう殺されたのか。
珍しくざくっと彼女が踏み込んでいますが
言われると確かにそうです。
毎年劇をやっているのは、傍からみたら滑稽です。
自分を持つためなのか、揶揄して遊んでいるのか。
しかし隠れ場所…。
どんどんと居心地のいい空間に変化していってます。
これはうっかり入り浸りそう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレギャルゲヱシリーズの作者の新作。リアルMMORPGの中で、悪意により8つのアイテムに分割されてしまった妹を助けるため、レベル1のままゲームの中でアイテムを探す少年が主人公。レベル1の人しか受けられないチュートリアルの中で登場する、強制敗北戦闘の敵のドロップアイテムが妹を取り戻すためのアイテムの一つのため、レベル1のままでいなきゃいけない、というのは分かったが、1巻のボス的キャラクターが悪として描かれているのが納得いかない。好きだからできるようになったんだ、才能じゃないと主人公は言うけれど、コンマ1以下のフレームを見切るのは誰にでもできることじゃないと思うよ。好きなら誰だってできてなきゃおかしいのに、未だにそれができてるのが主人公だけだという状況がもうね、物語っているよね。
主人公がチート紛いの能力をもつなら猫耳猫オンラインの方が断然楽しい。
暑く燃える主人公はそれはそれでいいんだけど、努力と愛で何でもできると思い、できない人を非難するのはいただけない。 -
Posted by ブクログ
いつもの短編というかオムニバス形式を期待していたら、長編でちょっとがっかり……と思ったけどあとがきを読んで納得。
雪山の別荘を舞台にいつものメンバーが事件を解決する話。事件と言っても、その場で何かが起こるわけじゃなくて、そこに関わる人たちに関する謎の真相を明かす感じ。
そういうわけで、雰囲気は4巻と同じですね。
巻を重ねるごとにキャラの魅力というか個性は強くなってると思いますが、その一方で1巻や2巻で感じた日常ミステリーの面白さが薄れてきているなというのが正直な感想です。
あとがきで、作者自身の自己評価が一番高いのは2巻の「かぐやテスト」だと書いていました。俺もその話が一番好きです。事前に書かれている要素だけで解答に辿り着けるというのが、この手の話の鉄則だと思います。
新シリーズを書くみたいなので、一応期待。 -
Posted by ブクログ
今回は学校からは離れ、夏休みを利用しての避暑地バイト編。
そこでは仙波妹の学友であり、古から予言や助言といった事を生業にしている一族の
当主となる寄絃芳花が仙波姉らの学校での活躍を聞いて興味を示し、
仙波姉に芳花の亡き母が記した奇妙な日記に残された謎
及び万鏡館に鏡のない理由の解明を依頼する事になります。
何時もの人間関係の縺れを解く活動とは異なり、大分ミステリアスな展開であり、
流れも言葉の持つ意味合いに多々触れられ哲学的な様相。
それはそれで考えさせられる部分もあり、私には興味深くもありましたが、
何時もの不可思議な状態に陥った人間関係の縺れを解決する事を期待している読者には重いかも。
ですが、名称とは裏腹に全く鏡がなく、他にも微妙に細工が施されている建物の中にあって
環境が人間の心理にも垂らす不安定感が、いつもの面々の関係にも微妙な波動を送ってもいます。
それが恐らく学校へ舞台に戻しての続きで活かされるのであろうと期待します。
今回の物語は仙波姉の何時もの謎解きがやや趣向を変えられてはいるものの
鋭い見解を示して見せます。ですが、舞台の異常性が却って通常の日常の中の非日常よりも
意外性を損ねている様にも感じられました。
芳花自身もその事は織り込み済みであったようで、
寧ろその後に繰り広げられると伝え聞いている成田少年の
身勝手で積極的なお節介焼による、都合の良い平和嗜好による更なる突っ込んだ方向性提示を
期待しているらしき様子が感じられ、それに応えて示した成田の“答え”が
家の伝統風習に縛られ続けてきた女系の現当主である芳花にどう響いたか。
その点が何時も以上に成田の占める存在感が重さを増していたかも知れませんね。