アボガド6のレビュー一覧
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購入済み
この本自体が1つの作品である。
作品をツイッターなどで拝見しており、最初の1話はいつもの(というと失礼ですが)先生の作品だな、と思いましたが、1話、1話読み進むに連れて、あぁ、これは。
これは、あの作品と、世界と、繋がっているのか、と感嘆しました。
そして、最後の話の締めくくり方。
トン、と幕がしまるかの様でした。
1冊が一本の映画の様でした。
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購入済み
幸せをあなたに、不幸は「僕」に
幸せは手に入れ難いのに、不幸はなんて手に入れやすいのでしょうか。
どうかあなたは「僕」の代わりに幸せになってほしい。
その気持ちが伝えてくるとても暖かい話でした。
「僕」もこれから幸せになりますように…。 -
Posted by ブクログ
どんなにクローンが作られようと、その人はこの世にたった一人…全く同じ環境で行動しない限り、ロボットでさえも、この世にたった1体のロボット。
簡素に言ってしまうと、コールドスリープもので、クローンもので、AIもので、ディストピアな世界の中で如何に生きるかで…『500年の営み』などが好きな人には刺さる予感がする…。
その世界はもう自然物ではないのでは?と思ってしまう人には刺さらないかもしれない。どんなことが人為的に行われていようと、その首謀者がほぼ人間の仕業だとしても、地球上で起こる事象の一つでしかない。人間の性である種が絶滅するのも、人間が排出する二酸化炭素で地球温暖化が進むのも、全て人間が行な -
購入済み
感動しました。
あらゆる角度から物事が起こっていたことに気づきながら読めるところに驚きと感動がありました。Twitterの投稿も楽しく見てるので、これからの作品が本当に楽しみです。
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Posted by ブクログ
ネタバレなぜか漫画だと思っていたけど、ほぼイラスト集だった。
剥製という話は前半、お金のために記憶を売った画家。
そこで漫画が途切れてイラスト集になる。
後半は、記憶がなくて不安になるけど、家に帰ると今までの自分が描いた絵(今まで掲載されてたイラスト)があって、忘れたけどなくしたわけじゃないんだ…ってなる話
自殺とか社会問題の暗めのイラストが多い気がする。
動物の記憶は癒やされる。
イラストとその題名でよく考えてられてると思う。
ひとつひとつの作品は小さい。実際はどのくらいの大きさの絵なんだろう。
ずっと気になってて今回はじめて本を買ったけど一度読めば十分だし、Twitterやpixivで見るだけで