牧秀彦のレビュー一覧
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時代小説の形を借りたエンタメ
時代小説の形を借りたエンタメ小説 ということができる。文章は平易で凝った表現や、装飾がなく、スラスラと読み進めることができる。とは言うもののストーリー設定にはやや無理筋がある。脱藩浪人のはずなのに、高価な砂糖などの仕入れ資金をどのようにして調達しているのか、下町の町人相手の商売で採算がとれるのか などなど。
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Posted by ブクログ
【腹減り度】
☆☆
【1番美味しそうだったもの】
黒みつあんこのところてん
*感想*
全体的にすごいテンポで進む。第4話なんてもはや総集編、ダイジェスト版のようだ。1巻目だぞ⁈
紙芝居屋さんとかこんなかんじなのかなぁ。次回をまて!的な。男らしすぎるざっくばらんな〆方は嫌いじゃないけど唐突すぎるわい、って感じも。
訳ありな主人公の過去や今に至る経緯も端々で描かれるものの、全貌は見えず。タイトルは子守り剣だけど中身はそうでもない。
キャラクターは皆裏表なくて結構好き。純情兄貴の松三がお気に入り。
最初は白玉だったのに最終話で生かすてらまで行ったのはハイカラすぎやしませんか。「生」かすてらと武士 -
Posted by ブクログ
ネタバレ(加筆修正)シリーズ婿殿開眼 六巻
先週七巻を先に読んだが「まったく問題なし」
いつも妙な権力者に目を受けられる貧乏旗本
にして婿殿は、10年間慣れぬ勘定方の仕事を
奥さんに叱られながらイヤイヤ勤めていたが
剣の実力を勘定奉行に知られて、闇仕事に
勤め始めた
その危険な事が分からず、与えられたおもちゃ
に執着するがごとく勤めている間に抜き差し
ならぬ立場に追い込まれたのだが、唯一良い
事があった(妻の佐和と心から分かり合えた)
もう苦労が続いても大丈夫だね
しかも、一度完結しているシリーズなので
悲劇的な結末が無いのを知っているため
楽しく読めます