牧秀彦のレビュー一覧

  • 隠密廻同心 北町の爺様1
    2022年発刊。
    爺さん同心二人が主人公の痛快時代小説。
    時は根岸が南町奉行。北町はといえば、名奉行と名を馳せた小田切から、金儲けが得意な永田に変わる頃。

    まだ遠山金四郎は、芝居小屋で用心棒などして遊んでいた頃。

    爺さん二人にも秘密があって、、、。
    なかなか面白いシチュエーション。
  • 甘味屋十兵衛子守り剣

    時代小説の形を借りたエンタメ

    時代小説の形を借りたエンタメ小説 ということができる。文章は平易で凝った表現や、装飾がなく、スラスラと読み進めることができる。とは言うもののストーリー設定にはやや無理筋がある。脱藩浪人のはずなのに、高価な砂糖などの仕入れ資金をどのようにして調達しているのか、下町の町人相手の商売で採算がとれるのか な...続きを読む
  • 甘味屋十兵衛子守り剣

    この後が気になります。

    お試しなので途中まででしたが、読みやすく 面白かったです。

    続きが気になるので 購入検討中です。
    今読んでいる本が読み終わったら 購入しようと思います。
  • 評定所留役 秘録5 鷹は死なず
    完結!振り返る
    評定所に頼もしい二代目が登場「結城新之助」
    (父親は根岸南町奉行や松平定信にも遠慮なく物申す鷹と呼ばれた元評定所留役)
    1.旗本松平左京の悪を暴く
    2.火盗改めと大火を狙う悪を暴く
    3.天領代官が養蚕を使い私腹を肥やす
    4.悪党登場、札差の悪は将軍もはばかる
    5.完結(結婚・蝦夷地ま...続きを読む
  • 甘味屋十兵衛子守り剣
    【腹減り度】
    ☆☆
    【1番美味しそうだったもの】
    黒みつあんこのところてん

    *感想*
    全体的にすごいテンポで進む。第4話なんてもはや総集編、ダイジェスト版のようだ。1巻目だぞ⁈
    紙芝居屋さんとかこんなかんじなのかなぁ。次回をまて!的な。男らしすぎるざっくばらんな〆方は嫌いじゃないけど唐突すぎるわい...続きを読む
  • 婿殿開眼六 半蔵女難
    (加筆修正)シリーズ婿殿開眼 六巻
    先週七巻を先に読んだが「まったく問題なし」
    いつも妙な権力者に目を受けられる貧乏旗本
    にして婿殿は、10年間慣れぬ勘定方の仕事を
    奥さんに叱られながらイヤイヤ勤めていたが
    剣の実力を勘定奉行に知られて、闇仕事に
    勤め始めた
    その危険な事が分からず、与えられたおもち...続きを読む
  • 婿殿開眼七 郷里にて
    牧秀彦はたしか居合の達人で、最初のころから剣術の記述が独特だった
    手の内なる言葉もこの作者以外では見た事がない
    さて、この作者の悪い癖なのだが、十分気に入った作品なのか、この婿殿開眼シリーズは既に完結している算盤侍影御用シリーズの加筆修正なのだが、これが鶏頭の読者にかかると同じ話なのに(違うかもしれ...続きを読む
  • 婿殿開眼五 南町事変
    何気ない時代小説にみせかけて、矢部奉行失脚の裏事情を事実ふんだんに盛り込みながら壮大に脚色した作品
    昔、此の本の原型を読んでいるのだが全然面影ない
  • 評定所留役 秘録4 火の車
    ラストについて「ご都合主義的な改心」
    もう少し登場人物に隠し玉や方策とかで
    自力で良い方向に解決してほしかったな
    2020.11.16再読
  • 松平蒼二郎無双剣 一 無頼旅
    なんだか面白い
    前作で師匠こそが母親殺しと知り、大きな困惑の中、自分の持てる技を師匠に引き出され倒す形で終わった
    でも、ここまでが長いプロローグであり、この経緯があったからこそ師匠の妻子との新たな葛藤から生み出される物語に大いなる期待です
    作家さんってスゲエ
  • 松平蒼二郎始末帳四 十手狩り
    この作家さんの本は、同じ作品が別の体で出ている事があります
    この作品は読んでいると思い込んでいました
    別シリーズにも蒼二郎出ているからわけわからん
    (ただの言い訳です)
    死ぬ気で読んでも月に40冊まで行かないもんだな
  • 松平蒼二郎始末帳五 宿命狩り
    しまった、第一部終了してしまった
    しかも・・・一冊読み忘れていた
    (今読んでいる十手狩り(笑))
  • 婿殿開眼三 未熟なり
    すごく頭に入りやすく、先が読めて面白い
    この作者さんとは肌合いが良いのだと思う

    この作品一度読んでる~
    書き直しをしてタイトル変化で気が付かなかった
  • 評定所留役 秘録2 掌中の珠
    手の内が甘い
    牧先生の作品で覚えた剣を見る大事なポイントのようで。
    人間的に成長過程。
    であるが故に親の手を借りることがまだまだありそうな新之助であるが、覚悟はいつもできている
    今回は結城家ののどに刺さった小骨ともいえる村木良太。
    妹のいいなづけが事件の中心・首謀者的な役割・・・
    そもそもナゼ婚約を...続きを読む
  • 評定所留役 秘録 父鷹子鷹
    上田秀人先生の作品を読んだかのような、役人の理屈の中での攻防と、現実の歴史に草加のように見せかけて背後の黒い面を投げかける作品です
    一作だけかと思いきや・・・3巻まで刊行されていた!
  • 江戸家老塩谷隼人二 対決、示現流
    次々と敵が襲ってくるが、一冊ごとに新たな展開があるのでマンネリにならないな
    で、薩摩も敵になりました
  • 無我 五坪道場一手指南
    五坪道場シリーズ最後です。
    なんか後半妙に急ぎ足でした。

    なんだか主人公が強いのか弱いのか……。
    上には上がいるのはいいんですけれど、
    折角いい人物像だっただけに勿体ないような気がします。
    これ別シリーズというかここから派生シリーズとかになっていくのでしょうか?
  • 無我 五坪道場一手指南
    五坪道場シリーズ最後です。
    なんか後半妙に急ぎ足でした。

    なんだか主人公が強いのか弱いのか……。
    上には上がいるのはいいんですけれど、
    折角いい人物像だっただけに勿体ないような気がします。
    これ別シリーズというかここから派生シリーズとかになっていくのでしょうか?
  • 中條流不動剣 四 炎の忠義
    牧先生の一連の作品でも、還暦過ぎた武士が剣を使い活躍するこの主人公はすごい!
    大活躍の後は体が動かなくなるのでご注意を
  • 甘味屋十兵衛子守り剣
    命を狙われる幼馴染の母娘(藩主の側室と幼い娘)を守って脱藩し、江戸で和菓子屋を営む主人公、「小野十兵衛」

    藩から追手が来たり、和菓子屋のライバル店から邪魔されたりと苦難はありますが、主人公は剣の腕も菓子作りの腕も立つので、次々と乗り越えます。
    ちょっと話が広がりすぎなのと、ご都合主義な感じはします...続きを読む