宮地美陽子のレビュー一覧

  • 首都防衛

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    首都防衛というタイトルからミサイル攻撃とかテロかと思ったが地震をはじめとする災害からの防衛で、でも読んでいると確かに重要な話だなと実感。
    過去の歴史を振り返って首都直下地震と南海トラフ地震、さらに富士山噴火が重なっていつでも起きうることがわかった。そこでいかに備えるかで、1週間なりを自宅避難で耐えしのぶのに何が必要かとか考えておきたいし、実家の家族ともそういったことを話し合っておきたい。
    危機管理に関して「空振りは許されるが見逃しは許されない」という、これは他のことにもあてはまるので肝に銘じておく。また、元自衛官の番匠氏が朝の歯磨きタイムにいろんなことを想定してどう指揮を執るかを考えていたとの

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    2024年08月27日
  • 首都防衛

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    ネタバレ

     2024年夏、宮崎県の地震をきっかけに南海トラフ地震の注意喚起が初めて行われた。

     連動する地震はその規模や震源により、被害をもたらすものも津波や家屋の倒壊、火災など変化する。その地震が連動して起きたら?富士山噴火も誘発されるかも。それより、地震の後に台風や大雨があったら?防災減災を平時から行うことしか対策はない。

     東京都では災害対策のため各局横断的な組織が設けられている、と小池都政に肯定的な記載があるが著者が東京都知事政策担当秘書なので当然か。

     災害が重なったらどうする…という話から北朝鮮のミサイルの話しまで扱う。

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    2024年08月18日
  • 首都防衛

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    よ、、よう作ったなぁこの本!!!
    ガチ過ぎる専門家陣の協力を経て、地震はおろかミサイル攻撃についてまで触れている。
    1000円以下で読める新書のレベルでは無い。
    というか国民必読過ぎる。あ、別に国民ていうのは国籍とかじゃなくて日本に暮らす人ね。

    3.11の津波被害の甚大さはあらためて身に沁みる。捜索隊の会話が印象深い。、
    (遺体が)見つかった?――よかったなぁ。
    という声がけだったようだ。遺体が見つからないケースが頻繁だからである。遺体が子どもというのもキツイ。

    この本は、日本が地震大国&中国とロシアと北朝鮮の脅威さらされ大国であることもよう分からせてくれる。なぜなら国や首都がミサイル迎撃

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    2024年06月24日
  • 首都防衛

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    2024年能登半島地震は、前例のない・・といった評され方もしていますが、首都直下型地震、南海トラフ地震、富士山噴火は、必ず起こることが歴史からも明らかなのに、まだまだ備え、覚悟が足りずに日々を生きてしまっています。
    本書は冒頭からそうした正常性バイアスに警鐘を強く鳴らして、国民、国家を守り日本が存続するために何をどうするべきなのかを具体的に提言しています。

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    2024年02月25日
  • 首都防衛

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    少し興味を覚えて入手し、紐解き始めてからは頁を繰る手が停められなくなった。「より多くの人達が知っておくのが善い」と思われる内容が豊富だ。逆に言えば、そういう内容であるが故に本が登場したとも言い得ると思うのだが。
    題名に“防衛”と在るが、軍事行動というような内容ではない。災害対策、防災情報というような事柄、そういう問題意識を喚起しようという内容の一冊である。「巨大な災害から人々を護る」ということになれば、それは“防衛”そのものであろうという、題名の理由も本書には出ていた。
    阪神大震災(1995)や東日本大震災(2011)というような大規模災害に関しては、被災地域に居合わせた訳ではなくとも、災害発

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    2023年09月08日
  • 首都防衛

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    首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山大噴火、弾道ミサイルから命を守るには?知らなかったではすまされない「最悪の被害想定」。

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    2023年09月05日
  • 首都防衛

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    首都が直面するリスクと対応について最新の知見をもとに整理されており、首都でのリスクの概要把握ができます。特に首都直下地震の被害想定を9つの切り口で読み解き、リスクを身近に感じられました。大災害10の教訓の整理もあり、気付きになりました。南海トラフ地震や富士山噴火、外国からの攻撃などかなり手広く論じてますが、概要にとどまっているのは残念ですが、やむ無しでしょうか。いずれにせよ東京都はよく働いていることがわかりました。

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    2023年09月03日
  • 首都防衛

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    南海トラフ地震はやってくる

    もし東日本と西日本の地盤が連動して反応てしまった場合
    富士山も噴火したりする

    起こるとわかってる未曾有の災害に備えて
    自分はどうするのかその時何をするのか、できるのかを
    常に考えないと生き延びられない

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    2025年02月21日
  • 首都防衛

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    備えることの大切さを説かれる機会はあるけど、どこか他人事に感じてしまうことも多かったなか、この本で危機感をかなりリアルに感じられた。
    明日、首都直下地震や南海トラフそして富士山噴火が起きたらその時どうすればいいのか。自分はどこにいて、どんな行動をとれるのか。自分や家族を守る行動をなるべく多く想定して、いざという時動けるようでありたい。

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    2024年09月23日
  • 首都防衛

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    一般的に東京圏と呼ばれる東京を中心とした神奈川、千葉、埼玉の四都県には日本の総人口の3割が集中しており、日本の政治・経済の中心的な役割を担っている。上場企業の多くは東京に本社を構え、国会議事堂も各党の本部も集中している。記憶に新しい新型コロナ流行時にはこの東京一極集中が緩和され、地方に分散する可能性について多くの議論がなされていたが、結果としてはその様な方向には極一部の転出組を除いて、未だ若年層を中心に集中化の流れは続く。都心のマンション価格は平均して1億円を超えているにも関わらず、夫婦共働きの若い世代でもこれらを購入するなど、東京への集中が止まったり停滞する兆しは見えない。一昔前は首都圏に向

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    2025年09月27日
  • 首都防衛

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    自分が生きているうちに絶対都心に大地震くるだろうと思い込んでいるので読まずにいられなかった本。自己防衛に努めよう。

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    2024年08月28日
  • 首都防衛

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    首都直下地震、南海トラフ地震など起こったときのシミュレーションと、行政の対策を示し、個々人の備えと心づもりを促す本。うん、備えないとな…行動、行動。ミサイルなんかも出ている。

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    2024年04月15日
  • 首都防衛

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    基本地震災害、富士山の噴火によって何が起きるか。
    ちょこっと、弾道ミサイルの可能性も触れられている。
    小池都知事を持ち上げるのはちょっと横に置いといて。

    数字の規模がデカすぎて、むしろ実感がない。
    大変なことが起きることは分かる。今、能登も大変だし。
    実際、みんな自分のこととは思ってない。思ってても対応してない。首都直下型地震と南海トラフ沖地震。
    富士山の噴火。
    富士だけじゃないだろうし。

    過去の事例と教訓の節が一番良かったかも。

    昨今の状況見てても、絶対に権利だけ振りかざす、声の大きいバカが出て来るのと、隣接するいくつかのお国が爆笑しながら、これ幸いと進軍してきそうなのが憂鬱。

    まず

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    2024年01月17日
  • 首都防衛

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    書かれていることは、いちいちごもっとも。
    ホントに備えなくてはいけない事は多いんだね。ちょっと都庁のPRが鼻につくけど。
    でも肝心なのは、何をどの順番でどれだけ用意するかということ。何せ費用対効果ってのと防災対策は両立しない。どれだけ災害対策に費用をかけても災害が起こるとは限らないし、対策が功を奏すとも限らない。
    だからこそ政治の出番なのだが、これが心許ないのは言うまでもない。

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    2024年01月16日
  • 首都防衛

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    評価が高く興味を持った一冊だったが…

    防災に関してコンパクトにまとめられている。
    メディアのように不安を煽っている様にも取れる。
    この位書かなくては、また、冷静に読める人には良い情報満載。不安だけが増える人は途中でやめた方がいい。作者の災害対策への思いと必要性をまとめた一冊

    江東区、江戸川区、墨田区、葛飾区、足立区全域が低地で一部では皆伐0メートル地帯になっている

    埋立から400年近く経っても地盤が軟弱なエリアがある。
    ハザードマップポータルサイト参照

    災害用伝言ダイヤル 171

    隣人を助けることの大切さ。緊急車両は連絡つかない、すぐ来れない

    自分で消化できる限界は、目の前で出火し

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    2023年10月21日
  • 首都防衛

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    ネタバレ

     東京都の都知事政務担当特別秘書であり防災士でもある著者。関東大震災から100年の今年、改めて防災意識を喚起するために。

     タイトルの「防衛」という言葉の選択にドキっとするが、首都直下型地震、南海トラフ巨大地震に、富士山噴火という「大連動」も想定し、さらにはその期に某国からの弾道ミサイル、あるいは台湾海峡、尖閣諸島に火事場泥棒が来ないとも限らない、という壮大な想定を行う。
     日本という国体の維持のためにも、まずは中枢たる、首都を防衛せよ、ということだ。

     様々なシチュエーション、さらには昼夜で都心の人口が2-300万人も異なる状況を踏まえ、細かなシミュレーションが行われている。
     然様な分

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    2023年09月02日
  • 小池百合子「人を動かす100の言葉」

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    例の"排除します"発言があったためその言葉の重みは割り引かれてしまうが、大所帯をモチベーション高めて率いるカリスマ性がその言葉のひとつひとつに集約されているようにも見える

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    2019年01月15日