明石家さんまのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「人を喜ばせる仕事」の代表格である、「お笑い」の申し子の明石家さんま氏と、
吉本に作業スタッフで入社して、それまでの人生で何もいいことがなかったジミー氏との、情にあふれる物語になっています。15分ぐらい読むたびに、ツッコミとオチがあり、そして、含蓄のある言葉を、サラッと、さんま氏が言う構成になっています。軽いドキュメンタリーを見ているような錯覚に陥ります(編集がうまい)。
自分を気にかけてくれる人がいるだけで、人は救われる。
ジミー氏にとって、さんま氏は、救世主で、神様みたいな存在なんだなと改めて思いました。さんま氏は、人の個性を見つけて、それを視聴者にわかりやすく伝える天才だと思いますが、 -
Posted by ブクログ
一日一冊本を読むと決めてまず手を伸ばしたこの本。作中の明石家さんまは神のような存在(実際お笑い界ではそうなのだろう)。結構、お金で解決するところも…成功者とはそうなのかも。
明石家さんまが人生訓をジミーに送るのは、二度くらい(笑えないようなことも面白く受け取る、好きなことを追求する)。あとはさんまが与えたネタを武器に、ジミーが人生をようやく歩み始める。とは言っても、さんまのコピーにならなかったのは、ジミーの強烈な個性があったから。人間としての振る舞い方を教えてもらってようやく世間に馴染み人並みの幸せを得るようになったゴリラ(笑)。出会いで人は変わるというけど、その出会いを自ら掴みに行ったジミー