木曽崇のレビュー一覧

  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~

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    タイトルが興味深くてずっと「読みたい」状態であったのものをようやく買って読んだが、思った以上におもしろかった。まちづくりやマーケティングの観点からも、実になるほどという勉強になる話が盛りだくさん。具体的な事例も多く書かれており、読みやすかった。
    同じパイの客を奪い合うのではなく、「消費機会の創出」という観点、そしてそれには「ナイトエコノミー」が日本では伸びしろが大きいことは今後も常に意識しておきたい。もちろん八戸のような朝の時間の有効活用も含めて。
    そしてカジノの行方も楽しみだ。和歌山のマリーナシティに持ってこれれば、可能性無限大だと思うんだけどな。海南の街中がいくらでも活用できそう。にしても

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    2019年02月27日
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~

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    夜の経済は日本では新宿、すすき野、中洲。
    多くの観光地では夜は寝るためのものになっている。
    夜の経済で問題になるのは酔客、騒音などがある。

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    2017年10月24日
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~

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    ・どこでお金を落としてもらうのか、どうやってお金を生み出すのかという仕組みづくりにもっと真剣に取り組むべき。(自然観光や文化財ではお金を落としてもらえない)。観光振興の目的が、地域創生なら尚更必要。
    ー観光消費総額=観光客数×平均消費額×平均滞在日数
    ・外国人観光客がどのように食事を取っているか、探しているか知るのは研究として面白いかも(現地の人が普段利用している安価な食事)
    ・夜の観光と宿泊の関係
    ・英国タウンセンターマネジメント(街歩きの楽しさ+飲酒を伴う消費)
    ・鉄道が24時間走れない理由は?
    ー深夜メンテナンス、深夜騒音(都市計画でなんとかなるんじゃない?)
    ・ハシゴ酒
    ・鉄道会社に勤

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    2021年05月06日
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~

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    カジノを専門に研究する著者が夜遊べるスポットの効用について自身の研究やデータから解説した一冊。

    1日の中で夜暗くなってから朝が来るまでの時間を過ごせる場所として、ハロウィンなどのイベントとして近年定着はしてきましたが、本書を読んでニューヨーク、イギリス、シンガポールとさまざまな国のナイトタイムビジネスと日本との比較を読んでもまだまだ足りない部分があることを感じました。
    地下鉄の24時間運行やナイトメイヤーによる振興活動といったことを自治体が率先して時間をかけて取り組んでいることが功を奏していることは印象に残りました。
    また、日本の中でもルミナリエと新宿ゴールデン街や湘南地域と渋谷のスクランブ

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    2018年02月02日
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~

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    ネタバレ

    ナイトタイムエコノミーについて詳しく調べていて、本書に巡り合いました。

    訪日外国人の需要を取り込む目的で、政府が力を入れ始めていると思っていましたが、地域経済振興の狙いもあり、進行の先には税収増も見込めるという、創造よりも大きなマーケットになりそうだと感じました。

    夜の遊び=飲み会、だけではありませんね。ハロウィンやイルミネーション、花火など、大人も子どもも楽しめる夜のエンターテインメントはあります。

    「ナイトメイヤー」のような、安心して夜を楽しめる環境づくりと、交通機関の充実が課題ですね。

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    2018年01月09日
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~

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    日本では特に「夜は寝るものだ」という固定観念があるが...という話の展開で、主張としては分かるけれど、今まで読んだ睡眠についての本などを思い出すと、昼働いて夜は寝るという方が健康のためには良さそうに思えて、本書はそれとは別の「経済」という角度からの視点であり、そのあたりのバランスを上手く取る必要があるのかもしれない。「クールジャパン」、「地方創生」、「観光振興」などマジックワードが挙げられているけど、最近だと「働き方改革」とかなのかも。

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    2017年12月04日
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~

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    ネタバレ

    新橋の夜の経済にはずいぶん貢献しているつもりだが、やはり、夜をどのように盛り上げるかは課題だと思う。この本には登場しないが、兵庫県の城崎温泉は、町を活性化するために、外湯を推奨し、内風呂の大きさを制限、外湯から、温泉街の活気(ビジネス)を伸ばし、町ぐるみで潤うようにしていると。夜の経済のための商業、法整備、組織などが網羅されている。

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    2017年10月08日
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~

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    夜が早すぎる優等生観光国家、日本。観光客それ自体はコストであるという目からうろこの指摘。観光客の人数を増やしても、お金を使ってもらえなければ(平均消費額と滞在日数を増やさなければ)意味が無い。
    自分にとっては新鮮な情報がてんこ盛りであり、啓蒙書であった。ゴールデン街潰してしまえ、クラブは締めつけろ、客引き禁止条例いいじゃない、と単純化していた不見識を恥じる。
    24時間メトロはかなり難しいが、24時間都営バスは十分勝算がある。実験路線の敗因も、勝算の提言も説得力あり。
    狭い国土でどうしても生じる「近隣住民」問題。海ほたるを拡充してカジノ都市にしちゃう、くらい気宇壮大なプランでもぶち上げてくれんか

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    2017年08月27日
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~

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    夜の観光資源というのがふわっとしててよくわからなかった(ドンキが開いてるくらいでよいのか…?)けど、総じて面白かった。

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    2017年07月17日
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~

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    稼ぎを夜に求めることの是非は置いといて、なぜ観光で稼ぎが必要かを改めて考えさせられる。当たり前だが、観光客が来る=地域にとってはコスト。経済効果を生まない観光施策はリターンを生まないマイナス政策。反論の余地を与えないパーフェクトなインセンティブ。

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    2018年02月10日