鶴見済のレビュー一覧

  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―
    思ったよりけっこう過激な印象。ただ、いきすぎた生産や消費を終わらせるべきなのは同感。すでに私たちは十分過ぎるほど豊かなのだから。
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    意外に普通のあなたのままでよい系の本だった

    印象に残ったところ

    ゆるい居場所をふたつ持つ
    ふたつあるとひとつの場所に依存しなくてよい

    著者がやっている不適応者の居場所
    自分も参加したいしやってみたいなあ
    参加者の要件も役立ちそう
    ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、
    心の病、社内ぼっち...続きを読む
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―
    本書「0円で生きる」では、資本主義の問題、また贈与交換のメリットなど実際の事例が挙げられておりとても興味深かった。
    その中でも、「キャンプワークショップ」と呼ばれるものは、ぜひ挑戦してみたい。
  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―
    完全自殺マニュアル・人格改造マニュアルの鶴見済さんの著書。
    著者が市場経済の肥大化を批判しつつゆるいつながりを大切にするオルタナティブな生き方を実践する作家になっていたことに驚いた。
    (もともと東大卒のサブカル系ノンフィクション作家という十分にオルタナティブな生き方をしている人ではあったけれど。)
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  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―
    お金をかけずに楽しむ方法がたくさん載っていました。
    結局人を頼るということなので、コミュ症には真似しづらいです…(人様の家に泊めてもらう、ヒッチハイクなど…)
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―
     0円で生きると書いてあるものの、野山で暮らしてお金を使わない生活をしよう、というわけではなく、公的扶助やサービスを使って、できるだけ使うお金を減らそう、互いに助け合おう、という本である。
     そもそも貨幣経済はなぜ発達したのかなど、お金に纏わる話も参考文献と共に簡単に説明してある。
     資本主義から少...続きを読む
  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―
    副題「グローバル経済が蝕む暮らし」~Ⅰ身近にあるグローバル化の被害1服と綿花とアラル海2原発の輸出と重工業界の支配3ゴミの輸出と交わせる戦略(反抗のコラム1デモ~普遍的な不満の表現手段~)4コーヒーと南北問題の歴史5スポーツ・ビジネスと搾取工場6ジーンズと西洋の文化的侵略(反コ2サパティスタ民族解放...続きを読む
  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―
    先進国に住む我々にとっては、経済流通の中の大量販売・大量消費の部分しかおおよそのところみえてこない。しかしながら、その前行程、後行程を支えている途上国を抜きには、経済の一連の流れというものを正確につかむことはできない。

    本書においては、そこに関するいくつかをピックアップし展開している。加えて、目次...続きを読む