鶴見済のレビュー一覧

  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―

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    ひとつひとつの話題がコンパクトにまとまってるし、全体を俯瞰して見ていくと、相関関係がわかるような。終盤、少しだけトーンが変わって、農園作りの話。ピースマークはいかがなものかと思ったけど、夜明けの時間帯っぽいぼんやり度がまた、よかった。

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    2012年07月22日
  • 人間関係を半分降りる 増補版 ――気楽なつながりの作り方

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    ネタバレ

    子供や結婚について、私は自分が異端だと思っていたけど少し楽になった。
    それこそ、今は本当にいつでも逃げることができる。
    そう思って、今の最悪の人間関係を乗り切ろうと思えた。
    仕事関係の悩みに負けない。

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    2025年10月21日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    尊重し合えない関係は自分が苦しいから、それが家族であったとしても無理に一緒にいなくてもいいよ。という本。

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    2025年04月19日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    著者の人生観が強く現れているからエッセイ風に堅苦しくなく、文字の大きさもちょうど良いためスラスラと読める。

    善意の押し売りや、暗黙の了解、社会の常識?当たり前とされることへの苦しさは十全に伝わったし、同じ思いたなぁという箇所も多々あった。

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    2024年12月08日
  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―

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    学生時代に課題図書として読んだのを再読。当時は随分と興奮した気がするけど、いま読むと少し距離を置きたくなる語り口でした。思想として読めるけど、ちょっと論展開に無理があるし、アプローチもう少しあるよなと感じてしまう。

    ただ、いったん立ち止まり、世界に目を向けることができたのは良かったです。同意する部分も批判したい部分も共にあるけど、そんなふうな楽しい時間をくれたことに感謝です。

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    2023年08月01日
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―

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    「お金がない」と嘆いている人は嫌いです。
    病気とかやむを得ない事情がある方はともかく。
    嘆く前にこの本を読め。
    そして、頭を使ってほしい。

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    2023年07月07日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    しっかりと人間関係を抑えることが記されている。筆者の場合、病のせいもあって切実なところから半分降りていたよう。孤独を無風状態と表現していたのにはなるほどなと感じた。日本人の特性かもしれないが、周りを気にしすぎるというか、バランス取りに行くことが多く感じられる中で、読み終えて思うことは、もっと自分に素直にわがままになることが必要なんだということ。自分のものさしでいいじゃないの、ということ。それも自分に無理しない程度に。
    個人的には最後の章がよかったかな。シンプルにこうしたらをまとめてくれている。そこを読むだけでも少し救われた気持ちなれるかもしれない。

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    2023年05月05日
  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―

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    思ったよりけっこう過激な印象。ただ、いきすぎた生産や消費を終わらせるべきなのは同感。すでに私たちは十分過ぎるほど豊かなのだから。

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    2023年03月27日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    意外に普通のあなたのままでよい系の本だった

    印象に残ったところ

    ゆるい居場所をふたつ持つ
    ふたつあるとひとつの場所に依存しなくてよい

    著者がやっている不適応者の居場所
    自分も参加したいしやってみたいなあ
    参加者の要件も役立ちそう
    ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、
    心の病、社内ぼっちなど様々な理由でつながりをなくしがちな人

    家族を開く
    お客さんにきてもらう
    なるほど家族の雰囲気が変わりそうだ

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    2023年02月15日
  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―

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    完全自殺マニュアル・人格改造マニュアルの鶴見済さんの著書。
    著者が市場経済の肥大化を批判しつつゆるいつながりを大切にするオルタナティブな生き方を実践する作家になっていたことに驚いた。
    (もともと東大卒のサブカル系ノンフィクション作家という十分にオルタナティブな生き方をしている人ではあったけれど。)

    本書は反資本主義本書の立場で語られる。
    そのため、市場による分配は権力による分配より圧倒的に優れているというスタンスの自分からすると「本当にこれを無くせばうまくいくのか?」と疑問符がつくエピソードは多い。
    だが、ソ連の計画経済のもとでのアラル海の縮小やアパレルメーカーのスウェットショップなど、ここ

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    2021年08月24日
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―

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    お金をかけずに楽しむ方法がたくさん載っていました。
    結局人を頼るということなので、コミュ症には真似しづらいです…(人様の家に泊めてもらう、ヒッチハイクなど…)

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    2021年06月13日
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―

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     0円で生きると書いてあるものの、野山で暮らしてお金を使わない生活をしよう、というわけではなく、公的扶助やサービスを使って、できるだけ使うお金を減らそう、互いに助け合おう、という本である。
     そもそも貨幣経済はなぜ発達したのかなど、お金に纏わる話も参考文献と共に簡単に説明してある。
     資本主義から少し抜け出して、互いに助け合い、いらないものをあげたりもらったりしながら生きようという本。

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    2019年11月23日
  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―

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    副題「グローバル経済が蝕む暮らし」~Ⅰ身近にあるグローバル化の被害1服と綿花とアラル海2原発の輸出と重工業界の支配3ゴミの輸出と交わせる戦略(反抗のコラム1デモ~普遍的な不満の表現手段~)4コーヒーと南北問題の歴史5スポーツ・ビジネスと搾取工場6ジーンズと西洋の文化的侵略(反コ2サパティスタ民族解放軍~グローバリゼーションへの反乱~)Ⅱ経済に使える国・日本1アルミ缶とインドネシア2自動車を増やす陰謀3日本人はなぜパンを食べるのか?(反コ3世界社会フォーラムと自律スペース~「今とは別の世界」の実践~)4自動販売機はなぜ増えたのか?5アメリカが増やしたタバコの輸入6マクドナルドの何がよくないのか?

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    2015年02月02日
  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―

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    先進国に住む我々にとっては、経済流通の中の大量販売・大量消費の部分しかおおよそのところみえてこない。しかしながら、その前行程、後行程を支えている途上国を抜きには、経済の一連の流れというものを正確につかむことはできない。

    本書においては、そこに関するいくつかをピックアップし展開している。加えて、目次をみて関心あるところから読み進めていける手軽さも持ち合わせている。

    テーマを見て、一見すると過激な内容のものかと疑う場面も想定されるが、筆者の見解はあとがきで述べているように、「とりあえず理想とする方向に向かってみて、その先のことはその都度考えればいいという立場だ。なぜなら、どういう社会にすべきか

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    2012年07月17日