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人間は醜い。だから少し離れてつながろう! 友人、家族、恋人。大ベストセラー『完全自殺マニュアル』の著者が、悲痛な体験から生きづらさの最終的な解決法=優しい人間関係の作り方を伝授する。鶴見済が生きづらさの問題について20年ぶりに書き下ろした解決法。
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Posted by ブクログ
人によって向き、不向きがあるのかもしれませんが 私はこの本を読んでとてもほっとすることが出来ました。 人との関係はとても難しいけれど、何だが疲れたなと思ったそんな時にまた読み直したいです。
人生の悩みの大半は対人関係から発する。 家族、学校のクラスメイト、職場の同僚などと近づき過ぎない。適度に距離を保って付き合う。近づき過ぎると好意は増すが嫌悪も増す。そして基本的に人間とは嫌な生き物だ。群れて異物を排除しようとする。 周囲の顔色を窺って自分を偽らなくてもいい。 無理に周囲に合わせて...続きを読む本音と違う自分を演じればきっと病む。 自分は自分、他人は他人と割り切る。それで受け入れられなければ受け入れてくれる環境を探せばいい。 自分の居場所を家庭や学校や職場とは別に複数作る。そうすることで一箇所の人間関係に依存せずに済む。仮に家庭や学校や職場の居心地がよかったとしても、それ以外の場所でまた違う人たちと付き合うことは人生を豊かにする。その居場所は居心地悪くなったら出て行けるような関係の希薄な場所でいい。逃げられないから地獄になる。嫌になったらすぐ逃げられる環境ならば地獄になることはない。 人間は醜い。 人生は素晴らしくない。 著者はそう言い切る。 それでも、直接接する人には意地悪ではなく親切にした方がいい、という。人間は悪意には悪意を、好意には好意を返すものだから人間関係の軋轢を避ける意味で。そしてそうした打算を超えて、社会を今よりいい場所にするためにも。
何十年も前に「完全自殺マニュアル」を読んだ時は、鶴見さんのことを、軽薄面白系のサブカルの露悪的な人だと勝手に思っていた。 改めてこの本を読んで、がらっと印象が変わりました。 とてつもなく頑固で、とてつもなくまじめで、とてつもなく優しい人なんだなと、いまさらながら気づけました。 世の中にある、固定...続きを読む概念、自分が引け目に感じなくてよいことであっても、なんとなく「世の常識」から照らし合わせると、引け目に感じなければならない。 そんなことがなるべくないようにしたいと願っている鶴見さんが、みずからの体験から、一人称で思うことがエッセイとして提示され、読者はそれを読んで、考え方の幅が広がったり、何か緊張していたものが、ふっとゆるんだり。そういう効果がある大切なエッセイだと思いました。 読む前は、本のタイトルから、普段の生活の考え方を変えるHowTo本なのかなと思っていたけど、少し趣旨は違い、即効的なHowToものではなく、もう少し人間の根っこにせまるような中長期的に役立つような本だと感じました。
人からどう思われるかを基準に生きてはダメです、優しい視線の中にいくことが大事であると勉強しました。人の目を気にしすぎると、自分を殺す結果になるからです。
「それにつけても海に降る雪」で割り切るのもアリだって考え方、すとんと腑に落ちた。 人間って基本的にやなやつだって前提で生きることで楽になれる。もちろん、そのやなやつたちの中には自分も含まれる。家族も、彼氏も、友達も、会社の人たちも、店員さんも、そしてわたしも、やなやつなので、そのやなやつ加減を許容で...続きを読むきる距離感でつきあえればいい。
とにかく、オレは、ワタルさんが好きだ。 ワタルさんのことを、初めて、意識したのは 『檻の中のダンス』だった。 ベルリンのラヴ・パレードではオレも踊ってたし あちこちのレイヴで踊ってた。 原発反対運動の頃は、あちこちの路上で、デモやってバカ騒ぎしてたし。 いつも、同じ時代に、同じ場所にいた人なんだって...続きを読む、後になって、気づいたんだけど。 オレが持ってる本は、ワタルさんのサイン入りだし。 ずっと昔やってたtwitterでも、フォローしていただいて感激した。 この本は、人間関係について書かれた本、ということで、「うわ、メンドくさそーだな」って思って、読むの、気が引けたんだけど。 読み出してみると、内容がスーッって入ってきて、イッキに読んだ。 心が軽くなった。 オレも、家族との関係や、職場での関係や、社会との関係では、いつも、悩んでるし。 ワタルさんみたいに、お兄さんから暴力ふるわれてた、とかいうことは、幸い、なかったけど。逆に、家族に迷惑かけてきたかもしれない。 オレも、ワタルさんと同じで、いろいろな問題から立ち直るために、自助グループにも参加してるし。 イッキにザッと読んで、心が軽くなったんだけど。 もう一度、今度は、じっくり読んでみたい。
#人間関係を半分降りる #鶴見済 #筑摩書房 気持ちが楽になった本です。 物事の良い面しかメディアに出てこないからそこに私たちは縛られていることが多い。例えば友達、家族、恋人。一人でもいい。もっとゆるくていい。 生きるってしんどいものなのですよね。
人間関係で疲れたなぁという時に、パラパラと気になったところを読むと、『まあ、いいか』と自分を離れた視点から見れて楽になれる。 10代のとても辛い時、心の拠り所になった『完全自殺マニュアル』の作者さんとの再会は、また時を経て、自分の心を楽にしてくれるものだった。
「完全自殺マニュアル」の鶴見さんの本、「0円で生きる」に続き、二冊目。 ―そもそも、逃げられないからこそ地獄になるのだ。何かあったらすぐ離れてしまえる環境で、地獄なんてそう簡単に作れるものではない― これは本当に真実で、学校とか会社とか、人が詰め込まれたところでは、いじめが発生しやすいんじゃない...続きを読むかな。 私が人より劣っているというのが真実でも、それで「いじめて良い」となる環境。 もう、人が詰め込まれたところには、極力行かないようにしたい…。 あきらめることの素晴らしさについて書いてあるのも良かった。世の中で「あきらめない」のが良いってされてるの、あれって、苦しみの根源だと思う。もっとあきらめたほうがいい。というよりは、あきらめるかあきらめないかを、自分で決めて良い。 あきらめないのが正しくて、あきらめるのは間違い、っていう定義をなくしてほしい。 「あきらめない」の代表例は、ストーカーですからね。 あきめたほうが良いよなぁ、やっぱり…。
人間関係が希薄なのは問題とか、絆が大事と言われる昨今ではあるが、緩い繋がりで良いのでは?と言うアイディアが盛りだくさん。 体系立てて書かれているものでは無く、トピックごとに短くまとめられているので読みやすい。 気になる関係性のところをつまみ読みするだけでも、気が楽になるかも。 全てを読んでみると...続きを読む、もともと人付き合い面倒と思う私ですら「あ、この人間関係を保たねばならない」と想っていたことに気付かされる。 少し離れても良い。離れるにはこんな方法があると知ることはありがたい。 なお、著者は「完全自殺マニュアル」を書いた方。 あの本も、嫌になったら逃げていい、と言う趣旨であった気がする。(今手元になくてうろ覚えなのだが) その著者が全てから逃げるのではなく、半分逃げる本を書いたということがまた楽しい。ちょっとだけ逃げてもいいのだ。
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