鶴見済のレビュー一覧

  • 人間関係を半分降りる 増補版 ――気楽なつながりの作り方

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    人間関係を半分降りる。ネガティブな内容かなぁと思いましたが、真逆のようなあったかい考えのような気がします。鶴見さんは、人が好きだからこそ、無理をしない。こんな見方もあるんだよとそっと語られた心境になりました。

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    2025年08月26日
  • 人間関係を半分降りる 増補版 ――気楽なつながりの作り方

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    「人間関係を半分降りる 増補版」

    「完全自殺マニュアル」の著書の方で、伝えたいことは前の本と通じていて、「いざという最悪の時には死ぬことだってできるのだと思えば、楽に生きていける」って内容でした。ポジティブにもネガティヴにもなりきれない今の自分にしっくりきました。

    嫌なことは嫌だと認めて、合わない人とは距離を調節して、無理せずに過ごすことを、友人、親、恋人関係それぞれの視点で書いていて、気が楽になりました。

    第四章の怒りの感情の取り扱い方は、前に読んだ「〈叱る依存〉がとまらない」(著 村中直人)を思い出しました。

    「〈叱る依存〉がとまらない」では"悪いことをした人に罰を与

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    2025年08月13日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    人によって向き、不向きがあるのかもしれませんが
    私はこの本を読んでとてもほっとすることが出来ました。
    人との関係はとても難しいけれど、何だが疲れたなと思ったそんな時にまた読み直したいです。

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    2023年12月05日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    人生の悩みの大半は対人関係から発する。

    家族、学校のクラスメイト、職場の同僚などと近づき過ぎない。適度に距離を保って付き合う。近づき過ぎると好意は増すが嫌悪も増す。そして基本的に人間とは嫌な生き物だ。群れて異物を排除しようとする。

    周囲の顔色を窺って自分を偽らなくてもいい。
    無理に周囲に合わせて本音と違う自分を演じればきっと病む。
    自分は自分、他人は他人と割り切る。それで受け入れられなければ受け入れてくれる環境を探せばいい。

    自分の居場所を家庭や学校や職場とは別に複数作る。そうすることで一箇所の人間関係に依存せずに済む。仮に家庭や学校や職場の居心地がよかったとしても、それ以外の場所でまた

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    2023年09月19日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    特に前半は、それは良い思考回路だなと思った。覚えておきたいことをメモ。
    1-3孤独が肯定される関係と否定される関係の間にあるという見方。肯定されない関係ならなくていい。
    1-5たがいに思い浮かべる回数を減らす。思っていることはむしろ、相手に伝えてはいけない。「本音をぶつけあうのが本物の友だち」という幻想。
    1-8おおぜいが羨ましく思えるのは、進化的な意味と部活動や係活動の多い日本式教育のせい。学校に通う意義は、日本は友だちとの友情を育むだが、他の国で多いのは知識を身につける。
    2-0人間は良いところだけ見せて人によく思われようと、いつも考えている生き物だ。「ああ、良いところだけ切り取って見せる

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    2023年07月13日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    何十年も前に「完全自殺マニュアル」を読んだ時は、鶴見さんのことを、軽薄面白系のサブカルの露悪的な人だと勝手に思っていた。

    改めてこの本を読んで、がらっと印象が変わりました。
    とてつもなく頑固で、とてつもなくまじめで、とてつもなく優しい人なんだなと、いまさらながら気づけました。

    世の中にある、固定概念、自分が引け目に感じなくてよいことであっても、なんとなく「世の常識」から照らし合わせると、引け目に感じなければならない。
    そんなことがなるべくないようにしたいと願っている鶴見さんが、みずからの体験から、一人称で思うことがエッセイとして提示され、読者はそれを読んで、考え方の幅が広がったり、何か緊張

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    2023年07月09日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    『まえがき』からうなづきが止まらなかった笑笑

    人生の各所で自分が抱えていた違和感や生きづらさが言語化されていて、『こう言うことだった!』と腑に落ちた(^^)

    社会は日々変化している一方で、アップデートできてないのはそこで生きる人間の価値観の方なのかなと思う。

    多様性が声高に叫ばれているけど、結局は個人の意識改革が必要で、自分が納得できる生き方をそれぞれがしていくことが大事

    自分に自信がないとできない生き方だから、それはそれで大変なんだけど。

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    2023年01月26日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    人からどう思われるかを基準に生きてはダメです、優しい視線の中にいくことが大事であると勉強しました。人の目を気にしすぎると、自分を殺す結果になるからです。

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    2023年01月14日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    「それにつけても海に降る雪」で割り切るのもアリだって考え方、すとんと腑に落ちた。
    人間って基本的にやなやつだって前提で生きることで楽になれる。もちろん、そのやなやつたちの中には自分も含まれる。家族も、彼氏も、友達も、会社の人たちも、店員さんも、そしてわたしも、やなやつなので、そのやなやつ加減を許容できる距離感でつきあえればいい。

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    2022年11月05日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    とにかく、オレは、ワタルさんが好きだ。
    ワタルさんのことを、初めて、意識したのは
    『檻の中のダンス』だった。
    ベルリンのラヴ・パレードではオレも踊ってたし
    あちこちのレイヴで踊ってた。
    原発反対運動の頃は、あちこちの路上で、デモやってバカ騒ぎしてたし。
    いつも、同じ時代に、同じ場所にいた人なんだって、後になって、気づいたんだけど。
    オレが持ってる本は、ワタルさんのサイン入りだし。
    ずっと昔やってたtwitterでも、フォローしていただいて感激した。

    この本は、人間関係について書かれた本、ということで、「うわ、メンドくさそーだな」って思って、読むの、気が引けたんだけど。
    読み出してみると、内容

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    2022年10月29日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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    #人間関係を半分降りる
    #鶴見済
    #筑摩書房
    気持ちが楽になった本です。
    物事の良い面しかメディアに出てこないからそこに私たちは縛られていることが多い。例えば友達、家族、恋人。一人でもいい。もっとゆるくていい。
    生きるってしんどいものなのですよね。

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    2022年10月23日
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方

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     これまでの鶴見さんの本では『人格改造マニュアル』が一番好きなのだけど、それに通じるような本当に役に立つ内容だ。

     自分自身は、人間関係をほぼ家族以外降りているので、あまりストレスはないのだけど、長男がやたらと張り合うようになってきて、全然言うことを聞いてくれず付き合い方が難しい。怒ったりしないようにしようとしたら、心を殺して冷ややかな感じで接するようになった。こちらとしては子どものことが好きなので、家族を開きたくはないのだけど、子どもにとってストレスになるようならそうなってしまうのも仕方がないのだろう。寂しいけど仕方がない。

     会社や学校など親密な人間関係でつらい思いをしている人は読んだ

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    2022年08月15日
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―

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    現代のお金至上主義、お金があれば何してもいい、どんどん買って、どんどん捨てて、たくさんお金を使う人がエライ、というような風潮がいやでたまらない

    子育てや、楽しみはお金で買うんじゃなく、自ら作り出すような自助サークルを作ったりしながら模索しているけど、私の気持ちを理解してくれる人はほぼいないー笑

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    2022年07月22日
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―

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    鶴見済の新しめの本。
    単に金をかけずにいろんな物をもらったり体験したりする方法の紹介だけでなく、社会思想的なことも含めての作品。
    文章を書くのが相変わらず上手く、文体とかすごく真似している。伝わらなければ結局意味がないので。

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    2021年01月01日
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―

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    お金を使うことは時間と人間関係を省略することにつながっている。

    個人的には拾う、行政から貰う、自然から貰うのところが新鮮だった。

    公共サービスは富の再配分で、使った方が富の再配分により力を入れてくれる。

    お金を使わなくても、使わないからこそ得られるものがあるということが分かった。

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    2018年10月06日
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―

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    完全自殺マニュアルで有名な鶴見済さんの本です。お金を使わずに生きようとすると物の貸し借りや行政の制度を利用することになり、自然と人間関係が濃くなります。人付き合いが苦手な人にはこの本に書かれていることを実行はしにくいですが、実行するしないに関係なく娯楽として読むのもいいのではないでしょうか。

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    2018年03月29日
  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―

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    ひとつひとつの話題が読みやすく、現代社会が抱える問題がよくわかる。
    きちんと読み手のことを考えてやさしく解説しているところは
    好感を持てる。
    ただ、このタイトルは人を選ぶし、
    端々で著者の活動や主張が描かれるところは
    賛否がわかれるんじゃないだろうか。

    文中で『いのちの食べかた』を話題に出すなら、
    この映画のように現代の矛盾や生活している上で見えないこと(見えにくくなっていること)を
    主張を織り交ぜずに淡々と綴るだけでもインパクトがあったかもしれない。

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    2013年03月29日
  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―

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    引っ越しの時に業者に頼まずに友人に謝礼を払って手伝ってもらう、外食せずに好きな食材で弁当を作る、遊園地で遊ぶのをやめて公園で自然を感じて遊ぶ、CDを買わずに友人から借りる、というようなことを辞めて逆を目指すとGDP(=豊かさの数値)が増える。ってこれってどうよ? 人とのつながりを楽しむほどにGDPが減り、日本が貧しくなって行く? 経済成長を優先してできあがった今の貧しい先進国が、手を差し伸べるふりをして、新興国を巻き込み、経済的に貧しい人を陥れている現状を見直そう、ということが詳細なデータとともに書かれている。

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    2012年09月02日
  • 人間関係を半分降りる 増補版 ――気楽なつながりの作り方

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    人間関係に「降りる」と言う言葉を使うのがマイナスイメージに受け取る人が居そうだし絆って言葉もあるけどこれからはバウンダリーという境界線を引く意味の言葉も広まっていくし、関係の見直しや定義も変わっていくだろうからやはり時代を先取る1冊

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    2025年11月14日
  • 人間関係を半分降りる 増補版 ――気楽なつながりの作り方

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    人間関係の悩みっていくつになっても着いて回る。大人になったら楽に生きられると思っていたけど年齢と共に質や量が変化する。どれも個人差なんだろうけど、悩みは無くしたい。この本はそれを無くすこと、解決することは出来ないけど楽になる。

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    2025年09月21日