鶴見済のレビュー一覧

  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    人によって向き、不向きがあるのかもしれませんが
    私はこの本を読んでとてもほっとすることが出来ました。
    人との関係はとても難しいけれど、何だが疲れたなと思ったそんな時にまた読み直したいです。
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    人生の悩みの大半は対人関係から発する。

    家族、学校のクラスメイト、職場の同僚などと近づき過ぎない。適度に距離を保って付き合う。近づき過ぎると好意は増すが嫌悪も増す。そして基本的に人間とは嫌な生き物だ。群れて異物を排除しようとする。

    周囲の顔色を窺って自分を偽らなくてもいい。
    無理に周囲に合わせて...続きを読む
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    特に前半は、それは良い思考回路だなと思った。覚えておきたいことをメモ。
    1-3孤独が肯定される関係と否定される関係の間にあるという見方。肯定されない関係ならなくていい。
    1-5たがいに思い浮かべる回数を減らす。思っていることはむしろ、相手に伝えてはいけない。「本音をぶつけあうのが本物の友だち」という...続きを読む
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    何十年も前に「完全自殺マニュアル」を読んだ時は、鶴見さんのことを、軽薄面白系のサブカルの露悪的な人だと勝手に思っていた。

    改めてこの本を読んで、がらっと印象が変わりました。
    とてつもなく頑固で、とてつもなくまじめで、とてつもなく優しい人なんだなと、いまさらながら気づけました。

    世の中にある、固定...続きを読む
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    『まえがき』からうなづきが止まらなかった笑笑

    人生の各所で自分が抱えていた違和感や生きづらさが言語化されていて、『こう言うことだった!』と腑に落ちた(^^)

    社会は日々変化している一方で、アップデートできてないのはそこで生きる人間の価値観の方なのかなと思う。

    多様性が声高に叫ばれているけど、結...続きを読む
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    人からどう思われるかを基準に生きてはダメです、優しい視線の中にいくことが大事であると勉強しました。人の目を気にしすぎると、自分を殺す結果になるからです。
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    「それにつけても海に降る雪」で割り切るのもアリだって考え方、すとんと腑に落ちた。
    人間って基本的にやなやつだって前提で生きることで楽になれる。もちろん、そのやなやつたちの中には自分も含まれる。家族も、彼氏も、友達も、会社の人たちも、店員さんも、そしてわたしも、やなやつなので、そのやなやつ加減を許容で...続きを読む
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    とにかく、オレは、ワタルさんが好きだ。
    ワタルさんのことを、初めて、意識したのは
    『檻の中のダンス』だった。
    ベルリンのラヴ・パレードではオレも踊ってたし
    あちこちのレイヴで踊ってた。
    原発反対運動の頃は、あちこちの路上で、デモやってバカ騒ぎしてたし。
    いつも、同じ時代に、同じ場所にいた人なんだって...続きを読む
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    #人間関係を半分降りる
    #鶴見済
    #筑摩書房
    気持ちが楽になった本です。
    物事の良い面しかメディアに出てこないからそこに私たちは縛られていることが多い。例えば友達、家族、恋人。一人でもいい。もっとゆるくていい。
    生きるってしんどいものなのですよね。
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
     これまでの鶴見さんの本では『人格改造マニュアル』が一番好きなのだけど、それに通じるような本当に役に立つ内容だ。

     自分自身は、人間関係をほぼ家族以外降りているので、あまりストレスはないのだけど、長男がやたらと張り合うようになってきて、全然言うことを聞いてくれず付き合い方が難しい。怒ったりしないよ...続きを読む
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―
    現代のお金至上主義、お金があれば何してもいい、どんどん買って、どんどん捨てて、たくさんお金を使う人がエライ、というような風潮がいやでたまらない

    子育てや、楽しみはお金で買うんじゃなく、自ら作り出すような自助サークルを作ったりしながら模索しているけど、私の気持ちを理解してくれる人はほぼいないー笑
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―
    鶴見済の新しめの本。
    単に金をかけずにいろんな物をもらったり体験したりする方法の紹介だけでなく、社会思想的なことも含めての作品。
    文章を書くのが相変わらず上手く、文体とかすごく真似している。伝わらなければ結局意味がないので。
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―
    お金を使うことは時間と人間関係を省略することにつながっている。

    個人的には拾う、行政から貰う、自然から貰うのところが新鮮だった。

    公共サービスは富の再配分で、使った方が富の再配分により力を入れてくれる。

    お金を使わなくても、使わないからこそ得られるものがあるということが分かった。
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―
    完全自殺マニュアルで有名な鶴見済さんの本です。お金を使わずに生きようとすると物の貸し借りや行政の制度を利用することになり、自然と人間関係が濃くなります。人付き合いが苦手な人にはこの本に書かれていることを実行はしにくいですが、実行するしないに関係なく娯楽として読むのもいいのではないでしょうか。
  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―
    ひとつひとつの話題が読みやすく、現代社会が抱える問題がよくわかる。
    きちんと読み手のことを考えてやさしく解説しているところは
    好感を持てる。
    ただ、このタイトルは人を選ぶし、
    端々で著者の活動や主張が描かれるところは
    賛否がわかれるんじゃないだろうか。

    文中で『いのちの食べかた』を話題に出すなら、...続きを読む
  • 脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―
    引っ越しの時に業者に頼まずに友人に謝礼を払って手伝ってもらう、外食せずに好きな食材で弁当を作る、遊園地で遊ぶのをやめて公園で自然を感じて遊ぶ、CDを買わずに友人から借りる、というようなことを辞めて逆を目指すとGDP(=豊かさの数値)が増える。ってこれってどうよ? 人とのつながりを楽しむほどにGDPが...続きを読む
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    人間関係で疲れたなぁという時に、パラパラと気になったところを読むと、『まあ、いいか』と自分を離れた視点から見れて楽になれる。
    10代のとても辛い時、心の拠り所になった『完全自殺マニュアル』の作者さんとの再会は、また時を経て、自分の心を楽にしてくれるものだった。
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    「完全自殺マニュアル」の鶴見さんの本、「0円で生きる」に続き、二冊目。

    ―そもそも、逃げられないからこそ地獄になるのだ。何かあったらすぐ離れてしまえる環境で、地獄なんてそう簡単に作れるものではない―

    これは本当に真実で、学校とか会社とか、人が詰め込まれたところでは、いじめが発生しやすいんじゃない...続きを読む
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    人間関係が希薄なのは問題とか、絆が大事と言われる昨今ではあるが、緩い繋がりで良いのでは?と言うアイディアが盛りだくさん。

    体系立てて書かれているものでは無く、トピックごとに短くまとめられているので読みやすい。
    気になる関係性のところをつまみ読みするだけでも、気が楽になるかも。

    全てを読んでみると...続きを読む
  • 人間関係を半分降りる ――気楽なつながりの作り方
    ネットニュースで本書の紹介をしていたのを見て、購入しました。一読して、正直、もっと早く、中学生くらいに出会っていればよかったなと思いました。特に印象に残ったのは、「嫌な相手とは、心の距離をおけばいい」というところです。昔、自分の周りにも、非常に攻撃的な人がいました。機嫌が良い時はともかく、そうでない...続きを読む