杉原淳一のレビュー一覧

  • 誰がアパレルを殺すのか

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    アパレル業界の栄枯盛衰が分かります。
    外部環境の変化に対応できた企業、できなかった企業がわかります。
    どのように外部環境が変化したか、対応できた企業はどのように対応したのか、できなかった企業はなぜできなかったのか、分析されています。
    おもしろかったです。

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    2018年01月29日
  • 誰がアパレルを殺すのか

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    自らの利益と論理を優先し、消費者や事業パートーナーをその下に置く企業が、いかに衰退していくことになるかを知ることができるドキュメント。ちきりんさんの言っていた「変わらないと替えられる」を示した好例。
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    ・素材の価格が下がれば商品価格を下げるのも当然です。にもかかわらず、既存のアパレル企業は、素材の価格が下がってもそれを商品価格に反映せず、利益としていたのが常でした。私たちは、そのやり方は消費者に対して、誠実ではないと感じています。(p.134)

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    2018年01月02日
  • 誰がアパレルを殺すのか

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    2019.10.20 アパレルの行けてない現状がよくわかる。ビジネスモデルやサプライチェーンからのアプローチで、顧客からのアプローチがあると持って深みが出るのではないか?現状が良く理解できた。

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    2019年10月21日
  • 誰がアパレルを殺すのか

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    2017年の本なのでいろいろ変わっている部分もあるが、TOKYO BASE、スタートトゥデイあたりがヒーロー扱い。エバーレーン、メルカリ、桃太郎ジーンズ、hotel koe tokyo、ミナペルホネンあたりも成功例として。

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    2019年05月03日
  • 誰がアパレルを殺すのか

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    ●アパレル企業がいかなる原因で衰退したかを探り、アパレル企業のこれからをまとめた本。消費者のニーズを考えない大量生産方式により衰退をたどり、インターネットを駆使した後発企業が業界全体の盛り返しを図る。

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    2019年03月13日
  • 誰がアパレルを殺すのか

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    全体としてまとまりがない印象。
    凄い人に数多くインタビューしているので個々としては満足したけど、アパレルのどこが悪いかは変われない企業が悪いと一般論に終始していた気が。
    ミナペルホネンとかジャパンブルーとか、頑張っている企業について知れたのは嬉しい。今度お店に行ってみよっと。

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    2018年11月09日
  • 誰がアパレルを殺すのか

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    世の中に溢れている服、服、服、、、
    こんなにたくさんの洋服が街に並んでいるというのに
    いざ買おうと思うと、
    欲しいと思う服が一つも見つからないのはなぜなのか。。。
    その理由がこの本を読んで少しわかった気がしました。
    『こんな服がなぜそんなに高いの?』
    『こんな安い価格で売って、どうして利益が出るの?』
    と、いつも感じていたことの答えもあります。
    ふだん身近に目にするブランドの話がたくさん出てくるので
    洋服好きには興味深くて勉強になる一冊だと思います。

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    2018年09月29日
  • 誰がアパレルを殺すのか

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    「この3点、違うブランド名のタグが付いているけど、それ以外はどれも全く同じじゃないか」大手アパレルメーカーの取締役会での一幕。
    ここ何年か、洋服を買いに行って思うことだ。アパレル企業がいつしか、商品企画やコンセプトまで外部に丸投げするようになったからではないかと、著者は言う。
    それは大手アパレル企業がモノ作りの精神を捨てて、大量生産、大量供給を追い求めた結果だとも。

    読んでいると結局、ZOZOタウンの一人勝ちか?とも思えてくる。

    一方でミナペルホネンでは、売上げ目標ではなく、これ以上は伸ばすべきではなきという数字が存在する。生産キャパシティを超えてしまうから。
    この様な企業が多くの人々に理

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    2018年09月28日
  • 誰がアパレルを殺すのか

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    アパレル業界の構造的問題が分かりやすく記載されている。
    本文中で、「問題」と定義されているいわゆるアパレル企業的なやり方で通用していた時代もあるので、マーケットが変わったことに変化できていないことが結局一番問題なのであろう。

    ただし、規模が小さい企業や新たな取り組みを始めたばかりの企業のことを賞賛するのもやや違和感を感じる。
    業界自体はまだ可能性がある、というような書きぶりだが、これだけマーケットが減少している事実があるのに、なぜそのような視点になってしまうのかだけは理解できなかった。

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    2018年09月16日
  • 誰がアパレルを殺すのか

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    ざっくりと、業界の問題と可能性を感じ取れた。
    インターネットが中抜きを得意とするので、これからも是非躍進してほしいと痛切に思う。

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    2018年06月17日
  • 誰がアパレルを殺すのか

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    個人的にファッションに目覚めた70年代の初頭から90年代終盤までがアパレルが生きてこれた時代だったのだな、というのが実感。
    それを時代背景や産業構造や業界慣習などから俯瞰した本。
    自分的にはユニクロのブラックさはアパレル業界では普通なんだな、と認識できたこと。
    もう今更着るモノなんかどーでもイイじゃん、と言う年齢なんだけど、世の中も不景気だと着るモノどころじゃないというか、昔に比べて、「そこ」に価値は無いから、という意識が定着した。
    何着たってモテる奴はモテるし、その逆も真。当落線上が一番多いとはいうモノの、だったら肉体改造やダイエットや鬘や何だったら整形の方が費用対効果も高い。
    それにしても

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    2018年04月29日
  • 誰がアパレルを殺すのか

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     誰がアパレルを殺すのか。
     それは変われない体質のままの業界による自殺行為だ。
     これからもアパレルは死にっぱなしなのか。

     高度経済成長期の気分のまま、バブル崩壊に至りデフレ経済の中で過去のビジネスモデルに縋り付いたまま体力を無くして弱っていく。
     どこにでもある日本企業の普遍的な構造はアパレル業界にも存在する。

     低成長が続く業界内でも、注目を浴びる企業がいくつも生まれてきている。
     まずビジネスモデルが違う。
     そしてビジョンが違う。

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    2018年03月02日
  • 誰がアパレルを殺すのか

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    アパレル業界を長年取材する著者2人が不振に喘ぐアパレル業界の原因とこれからの展望について書いた一冊。

    本書を読んで、アパレル業界の実態と戦後から現在までの道程を知ることができました。

    中国での大量生産によるファストファッションのブームもひと段落し、大きな転換点迎えているアパレル業界がネットなどのITとの融合により新製品を企画し、大量生産で販売するというシステムが崩壊している現状を緻密な取材により、鮮明に知ることができました。
    メーカーの内情だけではなく、百貨店や店舗のスタッフなどの現状やアパレル業界の歴史、そして新しいビジネスモデルを展開する企業の挑戦や既存企業の苦闘などアパレル業界に関す

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    2017年10月01日