富士山ひょうたのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
最後の方は絵が格段に上手くなってる。連載がスローテンポなせいか、進化過程がわかります。
絵の進化に比例して、二人の関係も進歩しています。夏目はガードがゆるくなって、自分のテリトリーに入ってくる冬時を大目に見てるし、なんだかんだ言いながらもむしろ嬉しそう。
冬時も決して自分のことを語らず、明るく振る舞っていたのにぽろぽろと素を見せています。
捨て猫騒動や、夏目の出張など二人の本心が試される出来事が起こるうち、次第に歩み寄っています。
「睦言は悪態にとりかわる」では、夏目がわんこな冬時についふらふらとガードをゆるめます。すごく甘くてエロい出張先の夜。萌えます。
そして「悪態は腕の中で再び」では、一転してシリアスに。まるで二人の気持ちを試すかのような状況に追い込まれます。柳は頭の切れる変態男。切羽詰まった状況での冬時と夏目のHは感動モノです。さらに「一生マスかいてろ!」と柳に一発かました夏目には溜飲が下がる思いでした。「漢」を見た。
続き、プリーズ。 -
Posted by ブクログ
何がいいって、オトコvsオトコってのが際立っているところ。攻受わからないくらい同等なのはツボです。
受のリーマン夏目が受っぽくない外見と性格だし、攻の大学生である冬時も年下だけど男前。
でも、攻の冬時はかなりの甘え上手でもあります。いきなり、ロックオンした相手を手錠で拘束しちゃう無謀な奴ではあるけど、凶暴性は無く、至って忠実な?ご主人様命のわんこ。
そんな年下男に惚れられてしまった夏目は、なかなかガードが固い男です。ツンデレにはまだ至らず、ツンツン状態。でも、なついてくる冬時のことを、次第にムゲに放っておくことができなくなっていきます。
最初は最悪の関係だったのに、だんだん絆されていってついには身体を繋げあうところまで辿り着きますが、だからといってラブラブで甘々になってるわけでもないのが面白い。男の矜持みたいなものが常に夏目には感じられます。
冬時はカンがいいし、鼻も効く。なので、夏目が好みだっただけじゃなく、ノンケじゃないことまで見抜いていたのかも。
この二人の温度差や距離感が一体どんなふうに縮まっていくのか、興味が湧きます。
4コママンガも面白かった。特に丼もの編、年の差が出ていて微笑ましい…