宮田昇のレビュー一覧

  • 昭和の翻訳出版事件簿

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    いまの時代感覚からすると「翻訳権の十年留保」は、
    権利を蔑ろにするものに感じられる。
    なんとか許諾を得ずに済まそうとするのは自然であり、
    当時の出版社が右往左往する様子が描かれていて面白い。

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    2023年05月02日
  • 昭和の翻訳出版事件簿

    Posted by ブクログ

    翻訳にまつわるちょっとした事件かと、軽い気持ちで手に取ったら、著作権についても学べてなかなか面白かった。

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    2017年08月07日
  • 出版の境界に生きる 私の歩んだ戦後と出版の七〇年史

    Posted by ブクログ

    受け継がれるべき出版人の遺伝子。 「本を生み出す」という目的のために、様々な障壁をものともせず、未来へとつながる道を切り拓いた人々がいた──。 編集者、翻訳権エージェント、著作権コンサルタント、児童文学作家として歩んだ著者による、個人史としての出版史。 様々な出来事に直接間接に関わってきた著者がはじめて明かす「そのとき何が起こったか」。 混迷の時代を一歩ずつ踏み分けてきた先人たちの足跡は、大変革期の真っ只中にある現在の出版界への大いなる指針となる。

    今、翻訳ものを私たちが楽しめるのは、宮田氏たちのような人々の苦闘があったからなのだろうなと思う。

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    2017年08月20日