【感想・ネタバレ】昭和の翻訳出版事件簿のレビュー

あらすじ

出版の中でも翻訳出版の世界はとりわけ奥が深く、また多様で複雑である。編集者として、児童文学作家として、翻訳者として、そして翻訳権エージェントの第一人者として……。戦争の余塵がまだくすぶる占領下から現在に至るまで、本の世界を縦横無尽に闊歩してきた著者が、翻訳出版史上の事件を自己の体験と綿密な調査からとらえ直すとともに、著者の周辺で活躍した個性豊かな出版人、翻訳者の素顔までを存分に描き出す貴重なエッセイ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

いまの時代感覚からすると「翻訳権の十年留保」は、
権利を蔑ろにするものに感じられる。
なんとか許諾を得ずに済まそうとするのは自然であり、
当時の出版社が右往左往する様子が描かれていて面白い。

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2023年05月02日

Posted by ブクログ

翻訳にまつわるちょっとした事件かと、軽い気持ちで手に取ったら、著作権についても学べてなかなか面白かった。

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2017年08月07日

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