平川深空のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
平川さんの第3作目を読破。
今回は明咲トウルさんがイラストを担当されていて(*´Д`)ハアハア
私の好きなイラストレーターさんが3連続で、思わずひゃっほーいヽ(゚∀゚)ノ です。
笑
さて、今回のお話は――
平凡な農家の娘であるフィリイは、悪いことは悪いと言っちゃえる性分で。
それが災いして、〈剣の勇士〉の子孫として王宮へ行くことになってしまうのです。
途中で出会った〈鏡の乙女〉の子孫である青年ノクトと共に、剣泥棒を追うことになって。
というのが始まりかな?
フィリイの「悪いことは悪いと言っちゃえる真っすぐな性分」は長所でもあるけれど、短所でもないか? と思いました。
その -
Posted by ブクログ
平川さんの第2作目を読破。
凪かすみさんのイラストに惹かれて購入しましたー(*´Д`)ハアハア
歴史を正しく記す役目を代々担ってきたシュゼ家の娘・ミアナ。
念願の史官となったミアナの最初の仕事は、百年前の出来事「東方連合」の正確な歴史書を編むこと。
その参考のため、〈恋死に王〉という異名を持つ、百年前のウールス国王の伝記を調べているうちに、ミアナは百年前のウールスにタイムスリップしてしまうのだった。
――というのが冒頭かな?
タイムスリップした先で出会ったのは、彼女が調べていた〈恋死に王〉サグェン。
ミアナは史官として、タイムスリップしたことを好機と見て、サグェンにいろいろ付きま -
Posted by ブクログ
第6回ライトノベル大賞ルルル賞&読者賞受賞作品。
くまの柚子さんのイラストに惹かれて購入。
ヒロインのローダは、家が決めた結婚(相手は30歳も上)が嫌で、一計を案じて一大家出を結構。
お目付役の家庭教師の目を盗んで逃げ出すことに成功するのだけれど、駅で旅券を盗まれてしまって。
それでもなんとか列車に乗り込むことに成功したローダ。
窮地を救ってくれた青年・フェルウスに「ある仕事」を頼まれて――
というのが物語の始まり。
とてもおもしろかったですー。
ローダもしっかりしていて、自分のことより他人の心配をする、とってもいい子で。
いきなり古い王国の王太子妃殿下となってしまったローダ -
Posted by ブクログ
ネタバレ没落貴族の娘リーザに残ったのは亡き父親が集めた古書だけ。その古書を守るため、大学で司書になり細々と暮らしていた。けれど、大学図書の予算削減を受け、形見の古書を守るためにリーザが取った行動は、元海賊と噂される新興商人レン・ルドガーに自分を売り込むこと(契約結婚)だった。
すべてを失くした貴族の娘が唯一残った遺産と貴族の誇りを守るために、元海賊と噂される男の元へ「自分を買ってください」と売り込みにいく。なかなか強引かつ無鉄砲な方法だな(笑)そんな押しかけ女房のリーザの性格が序盤はなかなか受け入れられなかったけれど、徐々にレンに心を開いていき、彼に惹かれていく様子はとても良かったと思う。恋を知って -
-
-
Posted by ブクログ
捨て子の主人公は、どうしても聖占女になりたかった。
ようやくなれた、と思ったのに、視るものが当たらない。
相手がどんなに暴君でも、きちんと未来を告げに行く、のは
かなりの勇気が必要でしたが、すごいです。
そもそもそれを信じられる要素がある生活も
ちょっと遠慮したいものがありますが。
可愛らしく言えば、すれ違い?
ものすごく上にいてほしくない上司、だった仙台。
ある意味やりやすいかもしれませんが、評価もないなら
いっそ出てくるな、という気持ち、分かります。
忠義をどこに使うか、という話にもなってきそうですが
とりあえず、平和が一番です…。 -
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ歴史を調査しているミアナが過去に飛ばされて、調査対象だった王に出会って恋をするっていうお話。やっぱり、凪かすみさんのイラストはいいですよね。
こういうタイムスリップものって、最後をどう処理するんだろうっていつも思いながら読むんですけど、途中出て来たウールスの王子が、サグェンのひ孫とかでミアナと新しく恋をするのかと思ったら、サグェンが100年生き続けてて、本人と再会ってのは予想外でした。サグェンが生き続けるのならミアナの方が先に死んじゃうのかなって思ったら、ちゃんとそこで同じ時を生きれるようになってましたし。
最後まで読んで、サグェンが生き続けていることを知ると、ニィエが友人でいることを選び -
Posted by ブクログ
設定は好きな方だったんで、絵も嫌いじゃなかったんですけど、なんだろう、あまり入り込めませんでした。
30歳も年上のいけ好かない相手との結婚を嫌って逃亡して、飛び乗った列車に乗っていた王太子フェルウスと結婚することになったローダ。
失踪したってことなのに、まったくローダの実家のお話は出て来ませんでした。新聞見て、もしかして?って思ってもいいはずなのに、探しもしないのかなっていう疑問が。
王太子と結婚したのに、反対してたのはマリアルドだけで、「全き刃」の印象も弱かったかなぁ。最後の裏切り者もちょっと唐突でしたし、いきなりマリアルドも改心しちゃったし。
それよりもフェルウスがいったいどこら辺で