町口哲生のレビュー一覧

  • 平成最後のアニメ論

    Posted by ブクログ

    あとがきにもある通り、表紙の「双子のアンドロイド」のイラストは素敵すぎる。圧倒的な解析、分析、解釈が素晴らしい。後半の『幼女戦記』『オルフェンズ』『シドニアの騎士』の分析はなんとなく想像がついたけれど、前半の『鬼灯の冷徹』『メイドインアビス』の「和」と絡めた解析が興味深かった。今後のものシリーズを続けていってほしい。『幼女戦記』はTVアニメ見なかったけれど、原作読んでみようかな。

    0
    2019年11月29日
  • 平成最後のアニメ論

    Posted by ブクログ

    教養としての10年代アニメ第3弾。前著と同様に「教養」としてアニメを捉え直し考察を行う。設定に凝ったタイプのアニメ(世界観アニメ)の分析が多い。

    作品の分類を行うことはアニメの考察を行う一つの道具となる。例えば、けものフレンズでは、終末もの(他の作品としては少女終末旅行や、がっこうぐらし!など)として分類できる。こうした分類を行うことは、同種の他作品との比較を促し、結果的に作品の特徴を浮き彫りにして際立たせることができる。よって、その作品特有の面白さを明確に示すことができる。分類を行う他のメリットとしては、自分好みのアニメの傾向を掴むことができる点にある。近未来もの、冒険ファンタジー、SFなど整理することで、他の作品と関連させる俯瞰した目を養うことができる。

    0
    2022年04月08日
  • 平成最後のアニメ論

    Posted by ブクログ

    近畿大学の「映像・芸術論2」を担当している町口哲生氏の著書。「教養としての10年代アニメ」の最終巻。前作の延長線上にある学問として、「アニメ」をポップカルチャーの結節点と考え、各作品に含まれる情報を手がかりに現実とリンクさせつつ、ポップカルチャー全体へ話が展開してます。また前前著のように作品自体にも踏み込んでおり、集大成的な内容になっています。本書で取り上げた作品に含まれる情報を紐解くには、宗教、アイドル論、社会構造、社会情勢、歴史など幅広い知識が必要となります。20年代アニメはどうなるんでしょうか。

    0
    2019年04月29日
  • 教養としての10年代アニメ【改訂版】

    Posted by ブクログ

    10年代に放送されたアニメ7作を学問的に分析・開設した本。また、本書でメインとして取り上げられた7作以外のアニメも取り上げられている。

    率直に言って、想像以上の情報量に圧倒されました。アニメ作品の知識もそうだし、学問的なものもそうだし。帯の「受講条件は週20本以上の深夜アニメ視聴」に違わぬ内容でした。私は「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」しか知らなかったので、ついていくだけで相当大変でしたが、他の作品もきっちり見ていれば相当面白いのだろうと思うし、知らないものも本書を踏まえつつ見ると面白いのかもしれません。

    1
    2017年07月01日
  • 教養としての10年代アニメ【改訂版】

    Posted by ブクログ

    こういう考察ができるとかっこいいよなぁと思った
    参考文献見るとかなり幅広い知識があることがうかがえる

    1
    2017年05月30日
  • 教養としての10年代アニメ【改訂版】

    Posted by ブクログ

    紹介されている作品のほとんどがよく知っているものだったので、興味深く読めたが、哲学と絡んでいるところが難しかった。未読のものは読んでみたくなった。

    0
    2017年05月18日
  • 教養としての10年代アニメ【改訂版】

    Posted by ブクログ

    受講の前提が話題となった近畿大学の「映像・芸術論1」を担当している町口哲生さんの著書。アニメを学問の手法を用いて掘り下げたもの。ゼロ年代は「セカイ系」が流行りましたが、次の10年は?というわけで「魔法少女まどか☆マギカ」を10年代アニメの出発点として、様々な作品を関連付けながら、各作品に含まれる情報が再構築されていきます。文化を語る上でポップカルチャーの影響は無視できない事を考えると、本書のあとに様々な論評が続く事を願います。

    0
    2018年05月24日