【感想・ネタバレ】平成最後のアニメ論のレビュー

あらすじ

アニメは私たちが生きる今を映す「文化」であり、それ自体が分析に値する「学問」である。『君の名は。』を通して日本の古典文学の豊穣な世界観に触れられるし、『けものフレンズ』からは人類史を、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』からはヘーゲル哲学を、『シドニアの騎士』からはバイオテクノロジーの現在地を学べる。「週20本以上の深夜アニメ視聴」という本気すぎる受講条件で話題を呼んだ近畿大学の講義本、完結!

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

Posted by ブクログ

あとがきにもある通り、表紙の「双子のアンドロイド」のイラストは素敵すぎる。圧倒的な解析、分析、解釈が素晴らしい。後半の『幼女戦記』『オルフェンズ』『シドニアの騎士』の分析はなんとなく想像がついたけれど、前半の『鬼灯の冷徹』『メイドインアビス』の「和」と絡めた解析が興味深かった。今後のものシリーズを続けていってほしい。『幼女戦記』はTVアニメ見なかったけれど、原作読んでみようかな。

0
2019年11月29日

Posted by ブクログ

教養としての10年代アニメ第3弾。前著と同様に「教養」としてアニメを捉え直し考察を行う。設定に凝ったタイプのアニメ(世界観アニメ)の分析が多い。

作品の分類を行うことはアニメの考察を行う一つの道具となる。例えば、けものフレンズでは、終末もの(他の作品としては少女終末旅行や、がっこうぐらし!など)として分類できる。こうした分類を行うことは、同種の他作品との比較を促し、結果的に作品の特徴を浮き彫りにして際立たせることができる。よって、その作品特有の面白さを明確に示すことができる。分類を行う他のメリットとしては、自分好みのアニメの傾向を掴むことができる点にある。近未来もの、冒険ファンタジー、SFなど整理することで、他の作品と関連させる俯瞰した目を養うことができる。

0
2022年04月08日

Posted by ブクログ

近畿大学の「映像・芸術論2」を担当している町口哲生氏の著書。「教養としての10年代アニメ」の最終巻。前作の延長線上にある学問として、「アニメ」をポップカルチャーの結節点と考え、各作品に含まれる情報を手がかりに現実とリンクさせつつ、ポップカルチャー全体へ話が展開してます。また前前著のように作品自体にも踏み込んでおり、集大成的な内容になっています。本書で取り上げた作品に含まれる情報を紐解くには、宗教、アイドル論、社会構造、社会情勢、歴史など幅広い知識が必要となります。20年代アニメはどうなるんでしょうか。

0
2019年04月29日

「雑学・エンタメ」ランキング