デボラ・クロンビーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
デボラ・クロンビーの警視キンケイド&ジェマのシリーズ。17作目。
14作目「警視の挑戦」に始まる陰謀の様相が明らかに。
前作「警視の謀略」で、ダンカン・キンケイド警視は、突然スコットランド・ヤードからホルボン署へ異動させられた。
それは悪い想像通り、その前の事件で、警察内部の闇に触れたためだった。
妻のジェマは、かっての同僚で、名コンビだった女性。
キンケイドが思わぬ深層に分け入ったのは、ジェマを守るためでもあったことは知らないでいます。
もう違う部署に勤めているジェマは、ロンドンで昇進しているのですが。
とある庭園に囲まれた高級住宅街で、若い女性の死体が発見された。
美しい庭に思わず感嘆 -
Posted by ブクログ
ネタバレ警視キンケイド・シリーズの第十六作。
メロディはギタリストの恋人とうまくいってのに、
ダグの方は骨折した足の調子も悪いし、
職場でも冷遇されているようでちょっとかわいそう。
そんなメロディが、爆破テロに巻き込まれる。
焼死した男の身元は?
救助活動をしながらも、現場から逃げた男の正体は?
一方、ジェマの方は若い女性を殺した容疑者がいながら、
証拠がつかめず苦しんでいた。
スコットランドヤードから多分、左遷になったキンケイドは、
新しい職場で人間関係に悩むし、
警察内部で何が起こっているのかわからず、
上司は姿をくらましたまま。
結局、謎の男は殺されてしまうし、もやもやした。
キンケイド -
Posted by ブクログ
1993年から書かれている警視のシリーズ、16作目。
主役たちの人柄が良く、ドメスティックな細やかさとあたたかさが魅力のシリーズです。
前作では、妻のジェマは昇進。
一方、育児休暇を取っていたダンカン・キンケイドが職場に行くと、異動の辞令が。
ホルボン署の勤務は、事情を知っている人間は少ないものの、事実上の左遷でした。
新しい職場にすぐにはなじめず、部下の女性ジャスミン・シダナ警部補にはどうも嫌われている?
そんなある日、国際駅で爆破事件が起きます。
ジェマの部下のメロディが恋人の公演を見に来ていて、警察官として奮闘することに。
テロも疑われる緊迫した状況から、近辺の活動家へ捜査の手が伸び