羽田幸広のレビュー一覧
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ネタバレ【概要】
ベンチャー企業のLIFULL社の人事が、着任時から具体的にいい会社を作るために歩んだ過程、施策を具体的に記載した本。
急成長している会社の具体的な事例なため、イメージがしやすく、広く情報をカバーしているため人事にもっと時間と情熱を注いだ方がいいと気づける。
【評価】
93点(具体的で取り組みやすいことが多い点ですごくいいが、全体的に浅かったりするから、踏み込めきれない。)
【共有したい内容】
・「「社是」「経営理念」「ガイドライン」には、「自由を方向づける」という意味もあります。」
・「当社における昇進と昇格の考え方は、中国最古の歴史書である「書経」の一説と同じ。つなり、人格者には -
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ネット企業だから当てはまることも多いが、大部分は参考になる内容である。
理念が重要であると言う事と、その理念にマッチする社員を集めていくと言うことを徹底すれば、一体感のある企業になり、社員それぞれの親和性も高くなるので、働きたい会社と言うことになるのであろう。ただし、売り上げとか利益とかが向上してる会社でないとなかなか難しい。あと、メーカー等のいわゆるきつい仕事がある会社はなかなかこのようにうまくいかないであろう。オフィスワーカーだからこのような形になってると思う。
重要なのは、世の中にはきつい仕事をしなければならない会社もあり、そういう会社において働きたい会社をどのように作っていくのかという -
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ライフルの人事責任者である著者が、人事担当として、
いかに同社を社員モチベーションの高い会社として変革していったのか?
そのポイントが惜しげもなく書かれた本。
その実現に向けて押さえる必要のある事項は一つではなく、多岐に亘っていることがよく理解できる。
また、人事だけの力では実現できないものの、そのハブとして極めて重要な役割の果たしていることもよく分かった。
とは言え、仕組みとして導入していくべき項目も多く、時間はかかるものの、やってみる価値は十分にあることがよく分かる一冊。
大なり小なり人事に絡む業務をしているビジネスパーソンであれば必読。 -
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(私の所属する)会社でReBornと呼ばれる20周年を伴う会社再構築活動を行っており、理念・信条を社員メンバー自らの手で作り上げた。 そのメンバーから紹介された本で、確かに素晴らしい本だった。 確かに日本一になるために蹴落として、という考えでないことはよくわかるが、このぐらいの気概であったら本当に会社はよくなると思う。
そしてなによりこの会社の『ガイドライン』に記載のある以下の文言がとっても超共感でした。
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ガイドライン
6.一点の曇りもなく行動する
(英語)Maintain Highest Integrity
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そうそう、これこれ、まさにハイエストなインテグリティなんですよ -
Posted by ブクログ
ネタバレ【概要】
従業員1000人以下の企業の経営者、人事、ビジネスパーソンを対象にした組織変革の手法を紹介する本。先進的な事例を学びつつ自分たちの頭で必死で考え、自社に合う形に変化させ組み合わせて導入した内情を説明
採用の優先順位
①ビジョンフィット
②カルチャーフィット
③ポテンシャル
④スキルフィット
経営理念を実現するために重視している要素
・内発的動機付け
自分の内側から湧き上がる「これやりたい」「こうなりたい」というような欲求
・心理的安全の確保
社員が上司やほかのメンバーに対し、自分の考えや感情を伝えても安全だと感じられる雰囲気
組織は人を幸せにするためにあります。そうでなけ -
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★私は人事こそが企業のあり方を、ひいては日本の未来を変えると信じています
・長い議論の結果、こここそが自分のキャリアビジョンを実現できる会社だ、と思ってもらえれば働きたい!と思うはずと、という結論に達した。社員1人ひとりが、キャリアを描く→キャリアを実現する→キャリアを見つめ直す というサイクルをしっかり回すための環境を整えることで、徐々にキャリアビジョンの実現に近づけるのではないかと考えた
・社員のキャリアビジョン実現のためにキャリア支援室が設けられ、社員は社内外のキャリアアドバイザーに相談できる。上司や人事に申告は必要なく、誰が相談したのかもわからない。地方拠点はテレビ会議で利用。
・どれ -
Posted by ブクログ
日本一働きたい会社をつくると標榜し、実際に2017年3月「ベストモチベーションカンパニーアワード」で283社中第1位を獲得したライフル。その人事部長がどうやってここまできたかを書いた本。
その本質を表す一説はこれでしょう。
「今、◯◯ができます」ということも非常に大切だが、「◯◯をやりたいんです」と本気で語り、どんどん挑戦できる人こそが、長期的には大きく成長する。結局、道を切り拓くのは情熱。
◯日本一はたらきたい会社のイメージ
経営理念への共感をベースに集まった社員が、自由な意思に基づいてあふれる機会の中で挑戦し、社会に新たな価値を提供し、成長し続けるチーム
・社是「利他主義」
・経営理念