山口ミルのレビュー一覧

  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    なだらかなうつ症状が続く患者と精神科医の対談のお話。
    2人の会話が深く、心に響くフレーズがたくさん。そして共感もたくさんあって、何回も読みたくなる本だった。

    自己肯定感について書かれていて、筆者も自己肯定感が低いけれど、同じような人に希望を与えるような本ではないかと思った。

    極端な考え方をしてし...続きを読む
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    筆者は死にたいとは思ってなかった。
    カウンセラーとの対話。
    こんなふうに話しは進むのか…
    そして、わかる ほんとそう
    と思うとこほもあり。

    私が会ったカウンセラーは違うなぁ。

  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    著者が自分に似ている部分が多くあって共感した。カウンセリング内容を参考にしたいと思った。

    『もし20歳の自分が今の自分を見たらどう思うでしょうね?』の所で、自分も一生懸命生きてきたんだなと思えて泣けた。
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい 2
    私: 実は私、アグリーセーターがものすごく好きなんです。でもアグリーセーターはその名の通り見苦しくてダサいし、デザインや色によっては過激だなと思って買わないことが多かったんですが、今回はこれ(クリスマスセーター)を買いました。
    先生: 全然、アグリーじゃないですよ。可愛いじゃないですか。
    私: クリ...続きを読む
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい 2
    ・「訓練された優しさ」
    ・「今日の私はちょっとダメかも」と思うことは、普段の自分は大丈夫だということ。

    ・不足する自分を受け入れるのではなく、自分を否定的に見ないことを選んだ。私にだって輝けるところはたくさんある。
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    カウンセラーを受けてるお話の内容を一部聞いているような感じでした。自分の受け取り方を少し変えたりするだけで生きやすくなるんだなと、行き詰まったときにまた読みたい。
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい 2
    前巻と同じく
    一人の患者のカウンセリング内容をそのままおこして載せた、今までに見たことのない一冊。

    会話形式なのがまどろっこしく感じる人もいるかもしれないが、
    まるで作者の、日常の中で得たお宝(精神的成長や発見)をこちらがザクザクと発掘しているかのように読み進められる。
    (→読者も共に自分を見つめ...続きを読む
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

    おもしろい。心地がいい。

    とてもおもしろい。私自身うつ病と戦っていて、明るく前向きな言葉が並べられてる本にはうんざりするがこの本の言葉は心地がいい。無理矢理前に向かおうとするのではなく少しずつ前に向こうとしているところも共感できる。
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    誰かが私を見下していたのではなく、実は私自身がいちばん自分を見下していたのです。
    自分の気持ちを優先させる、もっとわがままに生きる、白黒では無く、色々なグレーもある、頭で分かっているのに、それができないから、苦しい。息ができなくて、辛くて、苦しくて、死にたいのに、私達はトッポッキを食べる。辛い時間は...続きを読む
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    極端な思考を持つ著者と、バランスの取れた見方をするカウンセラーの対談集。
    『死にたいけどトッポッキは食べたい』という状態への解決策は提示されていないが、若い著者の悩みと若者の自分には通じ合う共通の悩みがあり、カウンセラーの対応やコメントも参考になる。
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    主人公と同じ病気である、気分変調症の診断で障がい者手帳2級を持っていた者です。
    極端な思考に振り回され、自分を追い込む“私”の話を読みながら、その程度は違えども「あのときは自分もこうだったなぁ」と共感しっぱなしでした。
    全編通して、抑うつ状態の主人公とカウンセラーの温度感の低い対話が続くので、ネガテ...続きを読む
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    "嫌だ"よりも、
    "いいね"という単語が多い人生でありたいと思う。

    自分と重なる感情が多くあり刺さる言葉や共感できる感情が多々感じられた。
    もう少し心に余裕がない時に読むとまた違った感じ方が出来ると思う。
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    今年の夏に精神的な疲れが溜まり、体調を崩した。
    好きだったことも何も手につかない日々を送って、
    少しずつ回復してきた時に、昔に買ったこの本を読んでみたら
    自分の状況に寄り添ってくれる内容で非常に心が軽くなった。
    私だけじゃない、そう思える本だった。
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    よみやすい。主人公と少し似てて、自分の中のなんとも言えない焦燥感や依存的な部分が浮き彫りになった。彼女のように支えてくれる彼氏が入ればいいけれど、、笑
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    ひとりの迷える人のカウンセリング記録。
    録音したものを書き起こしているだけあって、やりとりや向き合い方がリアルだと思いました。

    私自身、どうしようもなかった時にすがるように罹った病院で最悪の医師に当たってしまい、それ以来トラウマで病院が怖いのですが、最近また調子が悪いので勇気をだして違う病院に行っ...続きを読む
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    自分のなかの言葉にできないモヤモヤ、惨めさ、罪悪感、プライドの高さ、面倒くささなどを、筆者の体験を通して客観視することができた。
    文字に起こしたものとして、他者の体験として捉えると、どうしてそこまで自分を追い込むのか、考えすぎだ、自意識過剰だと感じるが、
    自分のこととなると全く同じように自分を追い込...続きを読む
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    おそらく日本よりも生きづらい社会に生きていて、それでも逞しく生きている子は沢山いるけれど、自己嫌悪になったり辛さを感じてもがいている著者が、カウンセリングを受けている。素直に自分をさらけ出しているところが、共感を生むのだと思う。私はまだ病んではいないが、どういったところが気になったりするのか、なるほ...続きを読む
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    ほとんどカウンセリングの内容がそのまま書かれているだけだし、著者(患者)の思考があちこちに行くので話が全然整理されておらず、要点をつかみにくい。物語ではないのでオチもない。でも、患者の思考傾向の例としてとてもリアルだし、こういう悩みに対して医師がこういう聞き方・答え方をするのだなというのがわかり、と...続きを読む
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    塞ぎ込んでたときに、引かれるようにして手に取った本。

    鬱状態の韓国人女性の手記。

    今のあなたはまるで自分の人生と過去が失敗だったみたいに思っている。でも、子供の頃の基準からすれば、今の自分はとても成功しているともいえる。

    誰かが私を見下していたわけではなく、実は私自身がいちばん自分を見下してい...続きを読む
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    今の私の抱えるモヤモヤや悩みを
    綺麗に言語化してくれたような一冊…

    この先も大事にしたいと思える言葉も
    いくつか出会えた。


    ・10年前の自分が今のじぶんを見たら
    どう思うだろう?
    ・人をうら病むのと自分を卑下するのは
    別の問題である。
    ・感情の両橋は繋がっている
    ・理想の自分の物差しで今の自分...続きを読む