山口ミルのレビュー一覧

  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    今年の夏に精神的な疲れが溜まり、体調を崩した。
    好きだったことも何も手につかない日々を送って、
    少しずつ回復してきた時に、昔に買ったこの本を読んでみたら
    自分の状況に寄り添ってくれる内容で非常に心が軽くなった。
    私だけじゃない、そう思える本だった。

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    2023年11月16日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    よみやすい。主人公と少し似てて、自分の中のなんとも言えない焦燥感や依存的な部分が浮き彫りになった。彼女のように支えてくれる彼氏が入ればいいけれど、、笑

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    2023年08月28日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    ネタバレ

    ほとんどカウンセリングの内容がそのまま書かれているだけだし、著者(患者)の思考があちこちに行くので話が全然整理されておらず、要点をつかみにくい。物語ではないのでオチもない。でも、患者の思考傾向の例としてとてもリアルだし、こういう悩みに対して医師がこういう聞き方・答え方をするのだなというのがわかり、とても珍しいものが読めた感がある。
    著者の思考には共感できるところも多く、ある程度一緒にカウンセリングされつつ自分の問題も客観的に考えられた気がする。
    結局のところ「白黒極端思考」「自己肯定感の低さ」「他人軸思考」の3つがネックのようだ。たぶん解決策は下記のような感じ。

    ◆白黒極端思考→白と黒だけで

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    2022年06月17日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい 2

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    "過去の私の極端な思考がいかに怪物のようだったかを実感している。私自身と他の人々を見下して、小さな失敗や欠点をあげつらい、あるいは誤解して、その人の全てを罵倒した傲慢な日々。硬直した思考は私自身と周囲のみんなを苦しめた。今もそういうところはあるが、よくなってはきている。"

    "とにかく非を早く認めて、反省は簡潔に、すぐに実践すること。絶対的なものはない。自分の考えを他人に押し付けてはいけない。当たり前のことこそ忘れやすい。"(p.173)

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    2021年01月05日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    ネタバレ

    ゲスな理由だが、筆者が亡くなられたというニュースを見て、手に取った。死に近い人の文章は読みたくなってしまう…
    ほぼ会話なので読みやすい。

    この本が流行っていた(?)時をうっすら覚えているけど、当時は興味がなかったし、タイトルとポップな表紙から「生きるの大変だけど上手に自分を褒めてあげよう」的な、ふわっとしたエッセイなんだろうと思っていた。

    開いてみれば、想像の5倍くらいは病んでいた。全然ゆるふわじゃない。感情的で、彼女の痛みや憂鬱、自責がビシバシ伝わってくる。
    医師とのやりとりをこれだけあけっぴろげに本にしていて、まだ治療中であるにも関わらず、そこが素直に凄いと思った。私にはできない。勇気

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    2025年11月18日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい 2

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    1の続編だが、1よりも内容が軽めで、すぐに読み終わる。1で得られなかった答えを、本作で作者も得てはいるのだが。良く言えば明るい、悪く言えば軽くて薄い。1を読んで一緒のテンションに落ちた人は2でそこまでは浮かばれずに裏切られたような思いになるか、元気になってきたことへの安堵かでリアクションが分かれるような気がする。

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    2025年11月16日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    先生と著者の会話なので、とても読みやすいです!
    ネタバレになるのであまり具体的には書きませんが、
    白いページの最後あたりは自分もよくあったので共感しました。
    最近亡くなられたみたいですね。ご冥福をお祈りします。

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    2025年11月15日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    作者自身が体験した気分変調症の治療エッセイ。
    最近、著者の訃報を知り、ずっと気になっていたのにまだ読んでいなかったことを思い出して手に取った。

    程度の差はあれど、自分にも似たような考えや経験が多く、共感しながら読んだ。

    一番共感したのは、全編を通して「わたし」が先生から何度も助言されていた、“全てを二択で捉えてしまう極端な考え方”。
    私自身、無意識に何事も白黒つけたがる傾向があることに、最近ようやく気づいたところだ。自分が下した極論や貼ったラベルに苦しめられることも多かったけれど、「物事はすべてグラデーションだ」と思えるようになってから、少しずつ心が軽くなってきた気がする。それでもまだ、意

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    2025年11月08日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    ネタバレ

    この本は何年も家にあったのに、なぜか「今じゃない」と思って読まずにいた。
    先日、ふと「今だ」と感じて手に取り、一気に読んだ。偶然にも、その数日後に作者のペク・セヒさんが35歳で亡くなったことを知った。本当に勝手だが、不思議な力に導かれたような気がしてしまった。
    生きる中でのたくさんの痛みや、繊細な気持ちが丁寧に綴られていて、とても心に残る本だった。
    続編の『死にたいけどトッポッキは食べたい2』も読んでみたい。

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    2025年11月06日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    「暗い面をさらけ出すのは、
    私が自由になる一つの方法だ。
    これも、また私だということ。
    私の大切な人々にどうかわかってほしいと思う。」

    冒頭のこの文章にとても共感してしまった。
    暗い面をさらけ出したいけれど、それを相手に
    出すのも気を遣ってしまい勇気がいる行為だなと。

    気分変調性障害になった著者と医者の
    対話形式のエッセイになっている

    昔読んだ「嫌われる勇気」のような対話形式の
    文章は読みやすかったです。

    読む中で、
    著者の抱える悩み(自己肯定感の低さや容姿に対する悩み)が自分にも刺さってきました。

    ただ、世界中に自分のように悩み苦しむ人が
    いるんだなと思うと、
    自分だけじゃないんだ

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    2025年08月27日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    ネタバレ

    鬱症状のある筆者とカウンセラーの会話記録。そしてその記録からの分析。
    ところどころ、共感できるような心に来る分析がありました。
    中でも今の自分を過去の自分が見たら成功している、すごいと思ってる、というような内容に元気をもらえました!


    p.57
    普通夢が実現する前は、「これさえ叶えば、あとは何もいらない」と思うじゃないですか。夢が叶った時の気持ちを思い出せば、今の人生がボーナスみたいに感じられませんか。

    p.58
    今のあなたはまるで自分の人生と過去が失敗だったみたいに思っている。でも、子供の頃の基準からすれば、今の自分はとても成功しているともいえるんです。

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    2025年03月04日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    筆者さんの、なかなか改善しない自分に苦しんでいるのが伝わってくる訴えに、こちらも苦しくなります。ルッキズムにかなり囚われている。
    医者との対話形式がほとんどで、読みやすくはあります。

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    2024年08月16日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    健康なときに読んだら気持ちが暗くなる。
    ただ、自分もネガティブな感情に支配されているときに読んだらすごく慰めになると思う。
    簡単に分かると言うのは作者さんにも失礼だと思うが、共感する点はすごく沢山あったので、自分だけがこういう感情に支配されるわけじゃないということは救いにもなる。

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    2024年06月24日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    読み終わるまでにすごく時間がかかった。3月の初めに読み始めて今が5月の初め。
    新生活などで忙しかったから、

    内容としては先生と私との会話形式でとても読みやすかった。

    著者がどのようなことに悩み,それはあまりにも普遍的で私たちにでも持ちうるものだということがだんだんと安心感にもなった。でも少しだけ、内容に引っ張られて辛い気持ちになってしまうこともあった。
    ぜひ 2 の方もよみたい。

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    2024年05月01日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    私もめちゃくちゃ両極端な思考をしている。誰かに依存してしまう。自己肯定感が極端に低い。今に始まったことではない昔からずっとこんな感じ。

    先生のカウンセリングは自分に話しかけてくれてるみたい。それくらい著者の悩みには共感できるから、自分も一緒になってカウンセリングを受けてるみたいだった。カウンセリングって受けたことないけど、こんな感じなのか。話聞いてもらえるだけでもスッキリしそう。

    【度が過ぎた容姿コンプレックスと演技性人格障害】の章は分かり過ぎてもう...先生は対話してくれるけど、自分がブスなのは紛れもない事実なので先生が何言ったってそこは変わんねーよと思ってしまった。何も解決しないし救わ

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    2024年04月04日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    タイトルに引かれて買ったものの1回読んだだけでは内容があまり理解できなかった。
    しかし、カウンセリングを実際に受けているような気分になり、似たような悩みがある私にとっては学ぶことが多かった。

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    2023年10月07日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい 2

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    珍しく2から読んだ。
    タイトルと絵のポップな感じとはかけ離れて、カウンセリングの先生と 私 が対話すること、そして考えたことや行動、自分の周りとの会話やそれを受けた自分の気持ち、なの素直に書かれている。
    最後前向きになっていたので良かった。
    あぁ、鬱になる人はこうやって自分を奮い立たせて頑張ってるんだなと思った。どこの国でも、誰でも、同じで。

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    2023年08月16日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい 2

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    今回も読みやすく、3時間?くらいであっという間に読み終えた。

    この本を読んで良かったことは「病院の精神科」という所の偏見が薄れたことと、やはり人間には変化していく力があると再認識できたことだった。

    自分の弱さを受け入れることって、容易いようで難しいことなんだな。

    次はもう少し、コミカルでクスッと笑えるような作品を読んでみよう。

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    2023年07月01日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    対話形式で読みやすい作品でした!

    繊細だけど率直な人柄?(言い表すのが難しい)が私はすごく魅力的に感じました。

    人とのかかわりでこんな風に捉える人もいるんだなーって自分の鈍感さが心配になりました。笑

    捉え方、受け取り方って大切だと改めて感じました。
    悲観的でも、否定的でも、肯定的すぎても苦しむし、、

    まずは自分の気持ちに素直に寄り添ってあげたいなぁ。
    心の中でどう思ってもそれは個人の自由ですからね。笑

    なんだかいい意味でサバサバした気持ちになれる作品でした!
    2の方が評価高そうなので読んでみます♪

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    2023年04月10日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい 2

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    他人に言えるほどのことじゃないけど、
    自分自身がすごく動揺したり、自信を失ったり、
    そういう出来事に多くの人が日々遭遇してると思う。

    物語ででてくるカウンセラーさんのように、
    一方引いた視点で水を差すようなことを行ってくれる人がいると心が軽くなるだろうなと思う。

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    2023年04月07日