協和醗酵工業(株)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
30年ほど前に書かれた古ーい本ですが、
書かれている内容は非常にわかりやすいです。
会社に入って1年目の新社会人や中堅〜マネージャークラスの社員まで、
自分の会社と会社を取り巻くお金の流れをつかむためのひとつのツールとして、非常に有意義な知識を与えてくれます。
基本的な流れとしては、
1.財務諸表(B/S、P/L)を読めるようになりましょう.
2.損益分岐点を知りましょう.
3.原価計算をしてみましょう.
という内容が大部分をしめますが、これを自分のやっている仕事やプロジェクトの中で体現し、実行していくモチベーションを身につけたいものです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ会計周りについてより一層強化すべく読書
左ページにわかりやすい挿絵がはさまれており、とっつきやすい。
かなり古い本だが、大事なことは変わらないので興味深い
ただ、理解した立場からすると、例えが逆にわかりにくいケースも笑
固定費変動費、bep、採算性分析、操業度など基礎を学べる本
自己資本比率が高い方がいい、不況に強いという説明でとどまっているのは歴史を感じる部分。資本コストが反映されていない部分
BSメガネで目に見えない資本の部分を見るというのはよいアドバイス
資本効率の議論、回転率の議論も含まれておりよき
メモ
・貸方借り方はベニスの商人で、右側に資金の貸し手がおり、左側に資金の借り手、事 -
Posted by ブクログ
財務会計、管理会計ではなく、戦略会計(STRAC)という考えを提示した上で、P/L、B/Sを読む際のポイントを説明した本です。
経営の本質をF/mPQ(固定費÷限界利益)と説いた上でP/Lの読み方を解説したり、B/Sを「上半身」と「下半身」に分けた上で、当座比率と固定比率を解説したりしており、非常に勉強になりました。P/L、B/Sを「作る」のではなく、「読む」のであれば、簿記なんかを勉強するより、この本をちゃんと読んだ方がよっぽど為になります(持ってるのは2級までなので、1級のことは知りませんが。。。)
会社(メーカー)によっては、期末に見かけ上の利益を計上する為に、必要以上の在庫を積んだり