大滝瓶太のレビュー一覧
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購入済み
一話目が面白かったので買って読み始めたら
途中から訳が分からなくなって一時期読むのを停止していました(笑)
ところどころ長い文は読み飛ばしていき、最終的には結構面白かったです。
飛ばしたところをもう一度読もうとは思わないですが、続編があったら読みたいですね。
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Posted by ブクログ
ネタバレ探偵・暗黒院真実こと田中友治と助手の小鳥遊唯は山道で迷っているところに偶然出会った蛇守慎一郎の家・蛇怨館に泊めてもらう。翌日慎一郎の父が遺体となって発見され…『蛇怨館の殺人』
暗黒院の同級生である作家の一二三から依頼を受け
、作家・一色緑の失踪事件を調べることになった。担当編集者のマンションに向かうと家主は毒殺され、1人の男が立ち尽くしていた…『いるんだろ?出てこいよ』
暗黒院の大学時代の友人・矢野が殺された。容疑者は双子の男子学生。2人とも血塗れで、どちらも自分1人で殺したと主張しており…『どちらが主人公を殺したか?』
小鳥遊の通う高校近くの廃墟で画鋲塗れの黒猫の死骸が発見された。事務所に現 -
Posted by ブクログ
一話目読んで、軽めのバカミスを想像していたんですが後半だんだんとちょっとシリアス気味に。そのあたりの匙加減がちょっと微妙。ネットミーム多めの読んでてちょっと恥ずかしい軽めの文体でのばかばかしいやり取りは後半でも続くわりに突如として挟まれるシリアス展開の落差。その落差を埋めるなにかがないのでちぐはぐさしか感じない。たとえば「黒歴史探偵」というわりにその特性はちょっとしたひと笑いでしかほとんど発揮されずこれもまた本筋とのちぐはぐな感じ。他にもこういうのがたくさんでとにかく悪い意味でまとまりがない。
でも作者さんの単体デビュー作とかでしたっけ?じゃあこの粗削りさもそういうことなのかもしれない。今後 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一話目の出オチ感がすごい
二話目以降も同じノリで行くのかと思ったが一話目が一番インパクトがあった
全体的に軸がぶれているという印象
後半になるにつれてキャラの立っている小説家の小説論や高校生らしい家族の悩みなど、(作者にとって?)身近な話へと比重が増えていき、最初のノリとはだいぶ違った作品になっている
(一話目のノリですべて通すというのも難しいのかも知れないけれど)
時折、妙に回りくどい表現が挟み込まれるのだがこれがなかなか頭に入ってこない。こうした自分の中では意味が通っているけれども他の人が読んだら意味が分かりにくいという表現は、この作品のテーマである黒歴史になりそうな小説にありがちなの