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Posted by ブクログ
こんなユーモアに溢れて、それでいて痛くて生々しい本はみたことがない。感激した!
解いてはいけない謎。すなわち、人の黒歴史を暴き心の傷を抉る探偵・暗黒院真実(本名:田中友治)。助手の小鳥遊唯は、そんな探偵を横目に殺人事件を解決していく…。500ページな連作短編集。強烈なキャラばかりで突っ込みが追いつかない。一
けれども、全体を通してみるとしっかり本格ミステリ。最終話で"読者への挑戦状"があるのはミステリ好きなら堪らないもの。自分の推理は的外れだったが、本当に面白かった!再読して初めてこの本の真骨頂が分かると思うので、また、読みたい!
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犯人追求、犯人模式図とか、ついてはいけないにんそうはいれつや、かおのつらみへつつりみ、あみいごかわのつきんこ、がみがまあぶら、かいがんむそうよしきやら、まつもとせいちようふるに、かおの、てんしよばってる、しんせきとうごうやら、はったつはってんしようがいしやれつにんしきはってしようがいに、にんじゆつはかままかおやら、なんやらかんやら、まだみぞうけせらえっせら、ないかはかくなんやらかんやららに、とうなんかじのいきてつ、まぞかいなんががく、まかおにちい、いずむ、いずものおくにさらいのまっきいなんて、はりいぞくやらてきごうしようがいまろや
一話目が面白かったので買って読み始めたら
途中から訳が分からなくなって一時期読むのを停止していました(笑)
ところどころ長い文は読み飛ばしていき、最終的には結構面白かったです。
飛ばしたところをもう一度読もうとは思わないですが、続編があったら読みたいですね。
Posted by ブクログ
面白かったです。
後半は青春ミステリで、ジャンルとしてはコメディミステリですかね。
笑える場面とハラハラするとこと、ちょっと読みにくいとこもありますが、続編があったら絶対買います。
Posted by ブクログ
ジャンル分けしずらい新形態の小説。ライトノベルと本格ミステリの中間で、あくまで現実で起きる出来事だけど電脳世界のネタに溢れた、ボケとツッコミのテンポの良い文章が続く。ネタは40代のインターネット黎明期からのネット好き(と同等の知識がある人)には刺さる。あらこれ読み飽きてる人には良い刺激になる本。
Posted by ブクログ
ミステリとしての評価というより、ずっと中二病が炸裂しているギャグセンスがとてもわたし好みで、ぜひ他の作品も読んでみたいと思いました。
(この部分が合わない人にはまったく評価されないというのもよくわかります。)
Posted by ブクログ
一話目の出オチ感がすごい
二話目以降も同じノリで行くのかと思ったが一話目が一番インパクトがあった
全体的に軸がぶれているという印象
後半になるにつれてキャラの立っている小説家の小説論や高校生らしい家族の悩みなど、(作者にとって?)身近な話へと比重が増えていき、最初のノリとはだいぶ違った作品になっている
(一話目のノリですべて通すというのも難しいのかも知れないけれど)
時折、妙に回りくどい表現が挟み込まれるのだがこれがなかなか頭に入ってこない。こうした自分の中では意味が通っているけれども他の人が読んだら意味が分かりにくいという表現は、この作品のテーマである黒歴史になりそうな小説にありがちなので、この作品自体が作中の登場人物が書いているという、ミステリのよくある構造なのかと予想したりしていた
総じて歪な作品