大下宇陀児のレビュー一覧 烙印 大下宇陀児 小説 / 国内小説 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 傑作選全二巻のうちの二巻目。戦後に書かれた短編小説8つと、エッセイ2つ。エッセイでもはっきり宣言されているように、徹底して人間の心の移り変わりや感情をきめ細かく描写しようとしていることが伝わってきます。そのこだわりが登場人物の語りという形式をとることによってより研ぎ澄まされた『不思議な母』と『危険なる姉妹』が特に印象に残りました。藤原編集室さんによる解題も読み応えがありました。 0 2023年03月14日 偽悪病患者 大下宇陀児 小説 / 国内小説 3.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 傑作選全二巻のうちの第一巻。収録されているエッセイ『探偵小説の型を破れ』で本人が主張しているように、謎解きよりも、犯罪に手を染める人間の心情を描くことに注力された作品が並びます。神戸のような異国情緒あふれる港町が血に染まっていく『魔法街』、親友の妻に許されざる想いを募らせた者の末路『情獄』、温泉の湧く村の自然描写がクライマックスに効いてくる『決闘介添人』が素晴らしかったです。第二巻の発行が楽しみです。 0 2023年03月14日 偽悪病患者 大下宇陀児 小説 / 国内小説 3.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 表題作品の犯人が意外すぎて、全然気づかなかった。 面白かった。 全体としては、同時期に発売された 烙印のほうが、自分的には好みだった。 0 2022年12月31日 偽悪病患者 大下宇陀児 小説 / 国内小説 3.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ ミステリー短編集。トリックやネタとしては真新しいものはないし「警察の捜査はどうなってるんだ?」とツッコミたくなる箇所もあるが、語り口に滋味があり昭和初期の風俗も描かれていて、読み物として味がある。 江戸川乱歩や岡本綺堂など、昭和の作家の作品を読み返したくなる作品集。 0 2022年11月25日 見たのは誰だ 大下宇陀児 小説 / 国内ミステリー 3.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 大下宇陀児の初文庫化作品が発行される21世紀。いい時代ですねぇ。 倒叙作品ではありますが、三部構成でラストの怒濤の展開にはビックリで面白かった。 0 2017年03月15日 見たのは誰だ 大下宇陀児 小説 / 国内ミステリー 3.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 大下宇陀児の初文庫化作品が発行される21世紀。いい時代ですねぇ。 倒叙作品ではありますが、三部構成でラストの怒濤の展開にはビックリで面白かった。 0 2017年03月15日 <<<1・・・・・・・・・>>>