北村亘のレビュー一覧

  • 政令指定都市 百万都市から都構想へ

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    政党システムや代表制、税制のもたらす影響に加え、社会経済的な大きな構造の変化に着目して、環境の異なる都市がそれぞれ直面する問題や、都市とそれ以外の地域の葛藤、国と都市との関係を整理したもの。

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    2018年11月23日
  • ツバメの謎:ツバメの繁殖行動は進化する!?

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    北村亘 著「ツバメの謎」、2015.2発行です。ツバメの寿命は平均して3年ぐらい、長いもので6年ぐらいだそうです。短い生涯、春と秋の2回、東南アジア~日本と苛酷な渡りをしているんですね。小さい虫が沢山生まれる日本で子育てをするためやってきて、人の住んでるところで巣作りを。これは、カラスやヘビなどの捕食者を避けるためかもしれませんね。春と夏の2回繁殖するそうですが、1日につき1つ卵を産み、1回で数個生むそうです。17gのツバメにとて2gの卵は大きく、1度には無理だそうです。同じ家にやって来る。すごいです!

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    2018年01月10日
  • ツバメの謎:ツバメの繁殖行動は進化する!?

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    ツバメが庭先に巣を作り、カラスに食べられてしまいました。そこでツバメを守るためもっとよく知りたいと購入してみました。

    読み物としては面白いですが、内容は少し薄く、子供向けですね。

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    2016年05月24日
  • 政令指定都市 百万都市から都構想へ

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    政令指定都市に焦点をあてて、論じた著書は皆無であり、その意味では貴重な本である。
     政令市の歴史の部分は、とてもおもしろかった。

    しかしどのような政令指定都市像が構築できるのか、筆者自体も検討しているようで、明確ではない。

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    2020年01月13日
  • 政令指定都市 百万都市から都構想へ

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    ネタバレ

    政令指定都市について、他の自治体や英仏の自治体との比較、政令市の沿革をなぞり、特に大阪市を例にその限界を指摘し、新たな大都市制度の必要性を記している。

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    2013年12月14日
  • 政令指定都市 百万都市から都構想へ

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    自治体職員となるにも関わらず、「そういえば政令指定都市制度のことよく知らないなー」ということで、勉強のために手にとった新書。
    とても勉強になりました。

    基礎自治体(市町村のこと)や広域自治体(都道府県のこと)とは何か、そして、横浜や大阪や名古屋といった大都市により強い権限を与える論理は何なのか。
    このあたりの歴史的な経緯や、地方自治の考え方について(一貫してカタいですが…笑)、丁寧な分析のもと解説がなされています。
    日本型大都市制度である政令指定都市制度が、実は杜撰な制度設計で(実は法律的には人口50万人以上という要件しかない)、現代においてそのひずみが露呈していること。
    話題の大阪都構想を

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    2013年09月05日
  • 政令指定都市 百万都市から都構想へ

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    大都市の統治制度の歴史・現状を余すところなくまとめられている。大都市の未来について語る際には、本書の論考を必ず頭に入れた上で議論すべきだと思う。

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    2013年09月03日
  • ツバメの謎:ツバメの繁殖行動は進化する!?

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    ネタバレ

    ふだんツバメが好きで近所の巣を探し回っている一人です。
    研究によりわかったことだけでなく、研究方法も記されていて、
    読みやすくとっつきやすいながらも、学問的な部分も多かった。

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    2019年01月25日
  • 政令指定都市 百万都市から都構想へ

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    題名通り、政令指定都市という行政区分についての新書。
    身近かつ重要、しかも、あまり解説書もなく、大阪都構想などにより近年再考されるべきものになっているため、テーマ設定としては素晴らしい。


    内容としても、政令指定都市についての理解が深まり、それこそ公務員を目指す人などにも有効な本だとは思う。
    インタビューなどもしており、論文上だけでない実際の在りように迫ろうとしている。
    加えて、2013年時点ではあるが、大阪都構想の流れについても面白い。


    一方で、新書の割には著者の文章の整理がうまく出来ていないように感じる。
    繰り返しの表現や、(特に三章の「権能と組織」の部分など)話が散らかっている印象

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    2018年09月29日
  • ツバメの謎:ツバメの繁殖行動は進化する!?

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    子ども向けの本ではないようだが、小学校の高学年あたりから理解できるように配慮されているようで、簡易な文章でつづられている。

    動物関係の本は、専門書では難しすぎるし、かといって子ども向けに易しく書かれたものではしっくり来ない……と日頃思っている自分としては、難しすぎず、簡単すぎずのなかなかのバランス。ツバメの入門書としてはお薦め。

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    2015年03月24日
  • 政令指定都市 百万都市から都構想へ

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    よく網羅的に調べて書かれていると思います。しかし記述が客観的すぎて、筆者が政令指定都市制度がどうあるべきなのか、大阪都構想をどう評価しているのか知りたいところ。

    実は本書で一番驚いたのが、橋下徹市長の公務の実態についての部分。彼は、全国の市長が当たり前にこなしている「全市的イベント」「住民・団体対応」に殆ど関わらず、その圧倒的な時間を「庁内執務」に費やしていること。つまり彼は選挙対策で住民の人気取りをする必要がないので、その時間をもっぱら勉強にあてているわけです。これは凄いというか、恐ろしい。

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    2013年09月10日
  • 政令指定都市 百万都市から都構想へ

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    大都市制度は正直難しい分野だと思う。
    わが国には色々な都市があり過ぎるからだ。同じ政令指定都市でも、県との関係や経済規模など大阪と横浜では置かれている状況が違う。
    このこともあり、一律な議論が難しいと思われる。実際、ちぐはぐな本だという印象を受けた。しかしながら、政令指定都市について包括的に述べられているので、全体を把握したいならいいかも。

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    2013年08月17日