斉藤裕一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近、どこの会社にも属さなく、仕事をしている人が多くいます。また、会社に入っているが、副業として何かをやっている人がいます。独立して働いている人を「ギグ」と呼ばれます。
日本では、そこまで多くはないですが、アメリカや欧州などではこのような人々が年々増えています。そのギグエコノミーといわれるものがどういったものなのかや様々な観点の問題点などを説明されている本です。サービスや法規制の例は、アメリカについてしか書いてありませんが、これから日本でもギグエコノミーが増えていくと、それに関する本が出てくるかもしれません。その時に日本についての問題点や課題を考えることにすればいいと思います。 -
Posted by ブクログ
脳自体は未だヴァージョンアップが追い付かないまま、IT技術の急速な進歩によって過剰な負荷を強いられる、現代はいわばそんな過渡期のような状態ではないだろうか。
その過渡期にできるだけ脳をパンクさせないよう、心身の均衡を保つように過ごすヒントが本書には網羅的に書かれているように感じた。
網羅的故、決して深いところまでの説明はないが、最低限の合理性を理解して実践するには必要十分だろう。
ただ、デジタルデヴァイスに依存することはもちろんマイナスで、この本でもそういった主旨のアドヴァイスが述べられているにも拘わらず、各エクササイズでおススメのモバイル用アプリやウェブサイトが紹介されていることに違和感はあ -
Posted by ブクログ
■「ギグ」とは「期間が不確かな臨時の仕事」のこと。この種のインディペンデント・ワーク(独立した仕事)を支える仕組みを「ギグ・エコノミー」という。
■ギグ・エコノミーで成功する上で、理解しておくべき重要な2つの言葉
・オンデマンド・エコノミー:
デジタルな市場を通じて、顧客にモノやサービスを素早く提供する経済活動。
・シェアリング・エコノミー:
ピア・ツー・ピア(個人対個人)の経済活動。有形の資産をシェア(共有)するサービスに対価が支払われる。
これに対し、ギグ・エコノミーは個人が一定時間、提供するサービスに対価が支払われる。
■アメリカにおける「ギグ・ワーカー」(フリーランサーや独立コンサ