延江浩のレビュー一覧

  • 松本隆 言葉の教室

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    めちゃくちゃおもしろいー
    立体的な世界!
    ディティールをまわりに積み上げていって、肝心なことを書かない、
    歌詞ってほんと楽しい〜

    最後の方はあんまり興味湧かなくて読まなかったです

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    2021年11月28日
  • 愛国とノーサイド 松任谷家と頭山家

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     読み物としては、コラージュみたいで、楽しいのだけれど、焦点は?
     頭山満は、どちらかというと、右翼ぽく思っていたが、修正された。

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    2017年07月05日
  • 愛国とノーサイド 松任谷家と頭山家

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    私が生まれる10年ぐらい前までの東京の、極めてハイコンテキストで不思議なテイストの群像記。その頃までの昭和は紛れもない"戦後"であり、それは戦前の明治、大正ともつながりのある時代だった。平成のいまは遠くになりにけり、当時との繋がりを感じさせる建造物であった国立競技場も平成の次の年号に開かれるであろうオリンピックの為に取り壊されてしまった。その国立競技場のごく近くにあった松任谷ビルの地下一階には会員制バーである"易俗化"(エキゾチカ)があり、そこには寺山修二、三島由紀夫、石原裕次郎と慎太郎、力道山、前途有望なアーティストやスポーツ選手が夜な夜な集って遊びに興じていた。店の主は松任谷尋子。戦後の日本語歌詞による女性ポップソングというカテゴリを作ったといっても過言ではない松任谷由実の義理の叔母である。

    この尋子の孫に当たる松任谷玉子がFM東京のラジオ番組の制作で脚本家で著名な倉本聰と会話をしていた際に、「何かを表現するにしても、自分の『ルーツ』ってのがある。『ルーツ』はオリジナルだ。自分だけのオリジナルは、人にとっての『新しさ』になる。(中略)玉さんにもルーツがあるだろう」となり、玉子が「ルーツ、といえば、詳しくはわからないんですけど、以前から祖母の祖父がものすごいひとだったと言われているんです。家族や親戚も、それを誇りに思っている者が多いって」と回答し、やがてその"祖母の祖父"が、日本の右翼のルーツである玄洋社の頭山満だと聞いて倉本聰は仰天した。そしてこの本の作者も仰天したのだろう(ちなみに、私も仰天した)、新鮮な驚きがそのままこの本のタイトルになってしまっている。

    ということで、この本は戦前戦後の名家である松任谷家と幕末維新から今につながる右翼活動の源流である頭山家の華麗なる一族とその縁の先にある多士済々な人々の戦前、戦後、そして今をコラージュ的に構成する群像伝となっている。その登場人物達は、三島由紀夫、三輪明宏、坂本龍一・細野晴臣、岸信介、吉田拓郎、(ザ・フォーク・クルセダーズの)加藤和彦・北山修、川添梶子、大杉栄・伊藤野枝、重信房子、向田邦子、鄧小平などなど大河ドラマ的な広がりを見せている。

    そして何といっても主役は松任谷正隆と由実の夫婦。立教大付属中学時代の荒井由美は、東京では有名なGSのグルーピーで独自のませた嗅覚で東京の面白そうな文化人が屯す六本木のキャンティに通いつめていた。一方で出不精で物静かな正隆は学生時代から音楽にはまり、慶応大学時代には既に実演化として収入を得始める。そして、一緒にバンドを組んでいた村井邦彦の紹介で(当初は自分たちのバンドのボーカルに招聘しようとしていたらしい)19歳の荒井由実と出会うことになる。荒井由実は、名曲「翳りゆく部屋」を中学時代に作っている早熟の天才である、村井も正隆も由実の作る詩や曲の奥深さと普遍性にびっくりして、バンド活動よりも荒井由美のプロデュースに全力を傾けていくことになる。

    松任谷尋子も易俗化も昭和もなくなり、戦後と今を繋ぐ遺構であった国立競技場で行われた最後のラグビーの早慶戦、終了後のセレモニーは松任谷由実の「ノーサイド」が流れた。彼らが織り成した時代のひとつのエンディングシーンである。

    それでも血は巡り、倉本聰の言うオリジナリティの高い"ルーツ"のまた新たなものが1300万都市となった東京ではいまも生まれているのだとは思うが、松任谷家、頭山家、維新・戦前・戦後という要素を内包したミクロコスモスであるこの物語を超えるようなおもろい話はそうなかなかは生まれてこないのではないだろうか。

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    2017年04月07日
  • 松本隆 言葉の教室

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    作詞家松本隆さんが語った作詞方法。と言っても、テクニックではなく、どうしたら心に届くか考えた結果だと言う。松本隆さんの詩は、曲抜きで言葉として読んでみても素晴らしい作品ばかりだと気づきました。木綿のハンカチーフ、ルビーの指輪、松田聖子さんに提供した一連の作品、大瀧詠一さんへの作品、その他多くの作品。僕は吉田拓郎さんに提供した「外は白い雪の夜」、kinkiの「硝子の少年」も大好きです。

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    2025年04月29日
  • 松本隆 言葉の教室

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    松本隆の言葉との付き合い方について、本人へのインタビューを通じてその片鱗を垣間見ることができます。難しいことは語らず、ただただシンプルな内容が語られており、まあ、やっぱり才能やセンスに溢れているんだろうなぁと再認識しました。

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    2023年07月04日
  • 松本隆 言葉の教室

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    大好きな曲たちの生まれた背景が洪水みたいに次から次にページから溢れてきて純粋に「うわ〜〜おもしろ〜〜」となりながら読んだ 

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    2022年01月21日
  • 愛国とノーサイド 松任谷家と頭山家

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    「村井邦彦のLA日記」より辿り着きました。出版されていた時からチェックはしていたのですが扉を開くには至らず状態でした。ただ昨年の「1968年から半世紀」という回顧読書シリーズとシンクロする一冊となりました。政治の季節から消費の季節への転換期を先駆けたミューズ、ユーミンと戦前のナショナリズムの拠点「玄洋社」のカリスマ、頭山満を繋げるという謎の組み合わせが、まさに書名の「愛国とノーサイド」。そのジャンクションがユーミンのパートナーの松任谷正隆の松任谷家で、そこは頭山満の孫が嫁いだ家でもあったのです。と、いうことで本書は、そんな繋がり合ったのか!というファミリーヒストリー。「吾輩は猫である」の「何でも天璋院(てんしょういん)様の御祐筆(ごゆうひつ)の妹の御嫁に行った先(さ)きの御(お)っかさんの甥(おい)の娘」的な強引さもあるけど、でも政治的なハイソサエティが経済的なハイソサエティと繋がり文化的なハイソサエティを生みだしていくいく、血統は結果に先んじる、ということを描いているようにも思えました。本書にも一瞬登場するCMディレクターの杉山登志の遺書の「リッチでないのにリッチな世界などわかりません。」って本当なのかも?飯倉のキャンティはもはやそうとうメジャーな伝説化しているけど、松任谷ビルの「易俗化」もすごいクリエイティブクラスの濃厚空間だったんだ…と知りました。でも、大杉栄のパートナー、伊藤野枝に一章が割かれているようにリッチキラキラじゃないタマシイキラキラもフォーカスしています。平塚らいてう→伊藤野枝→(ここ大分ジャンプあるけど…)川添梶子→安井かずみというバトンの後継者としての松任谷由実って位置付けは、本書のように頭山満から語らないと繋がらないかも。今年の菊池寛賞受賞の年、ユーミンの持っているバトンは誰に渡されることになるのか?

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    2019年02月07日
  • 愛国とノーサイド 松任谷家と頭山家

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    GHQiにより解散させられた玄洋社という結社の創始者である頭山満の孫が嫁いだのが、松任谷家で,その子供が松任谷正隆で、そこへ嫁いだ荒井由実ことユーミンであるというお話のほか、明治大正昭和の話を雑多に描く。

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    2018年09月17日
  • 愛国とノーサイド 松任谷家と頭山家

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    ネタバレ

    大山さんお勧めの一冊
    ユーミンとキャンティ、三島由紀夫と美輪明宏など豪華な話が盛りだくさん。この時代の人たちって、やっぱり熱がすごい

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    2018年05月21日