ムッシュかまやつのレビュー一覧

  • ムッシュ!

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    東西ドイツを分断していたベルリンの壁。その壁が間もなく崩壊し
    ようという時、西ドイツ側から壁の上に登ってギターをかき鳴らし
    ながら歌う妙な日本人の姿があった。

    曲はザ・スパイダースの「バン・バン・バン」。歌っていたのはムッシュ。
    そう、かまやつひろしである。何してたんだよ~、ムッシュ~。

    そんなムッシュが還暦を迎えて自身の音楽の変遷などを綴った自伝
    的エッセイの文庫版が本書。単行本発行から10年後に文庫が出て
    いるので、最終章に「ボーナストラック」が収録されており還暦後の
    活動や音楽に対しての思いが書かれている。

    もう、冒頭の還暦パーティだけで出るわ、出るわ、凄いメンバ

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    2017年08月23日
  • ムッシュ!

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    ギターも下手で歌も下手なんだけど、愛されているキャラクタームッシュ。日本のロックの総明記の出来事が、面白おかしく描かれており、大変面白かった。やっぱり人柄なのかな。
    ムッシュ最高。

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    2013年12月07日
  • ムッシュ!

    Posted by ブクログ

    「ムッシュかまやつ」の自伝的エッセイ『ムッシュ!』を読みました。

    先日(3月1日)、亡くなったんですよね… ご冥福をお祈りしながら、追悼読書です。

    -----story-------------
    「スパイダース」から現在まで、「ムッシュ」のすべて
    1964年に「堺正章」、「井上順」らと「ザ・スパイダース」を結成以来、常に日本ポップス界の頂点に君臨する「ムッシュ」の華麗なる半生!

    ちょっと歌ってみようか、ぼくの音楽ぼくの人生。
    「かまやつ~ムッシュ~ひろし」がついに自伝を書いた。

    浴びるほどアメリカの音楽を聴いて育った「ムッシュ」は、六本木キャンティで青春を過ごしながら、米軍キャンプでカ

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    2022年10月22日
  • ムッシュ!

    Posted by ブクログ

    この本で出てくるムッシュの還暦パーティーの記事を載せた”坂本龍一が黒澤の生きる風にブランコにのっている表紙のBurutusの還暦特集号”(AgingStyleBook200x、私たちはbeatlesを口ずさむ老人になる。もうすぐ老人になるロック世代へ)”が出てからもう10年以上経つという事実(彼の還暦は'99年、これが単行本で出たのは2002年。)、彼の人生とともに自分の人生の時間の過ぎ方に気づいた一冊。

    Brutusとサライを同時に読む不思議なひとになってしまった。

    彼らと10才以上離れている新人類世代はこういうひとが多いのでは?

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    2010年06月13日
  • ムッシュ!

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    ずっと欲しかったムッシュかまやつの自伝『ムッシュ!』が文庫になっていた。素晴らしい。面白い。ムッシュは日本で一番オシャレなお爺ちゃんです(もう70歳なんだってよ!)! 
    こういう大人になりたいって、ずっと本当に思ってた。僕がゴロワーズを吸ってたのだって、この人の影響だし、あの曲の中の「そうさ何かに凝らなくてはダメだ/狂ったように凝れば凝るほど/きみはひとりの人間として/しあわせな道を歩いているだろう」という歌詞はいまだに脳裏に張り付いていて忘れられない。ちなみに何年か前にレディメイドから小西康陽(おえっ・・・!)プロデュースで出てる自己ベスト盤『我が名はムッシュ』(←名盤)を聴きながら読むと

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    2009年12月07日