前田将多のレビュー一覧

  • カウボーイ・サマー

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    大手広告業界で働いていた著者が、カナダの牧場でひと夏のカウボーイ生活を送る、貴重な体験記。本当に貴重な記録だと思う。
    北海道の農業現場に似ていると感じたところが多々あった。カウボーイ=農業、畜産業と置き換えて読んでもよいかもしれない。

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    2020年10月02日
  • 広告業界という無法地帯へ ダイジョーブか、みんな?

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    『広告業界という無法地帯へ』-前田将多-(毎日新聞出版)

    1章 電通という会社
    2章 ダイジョーブか、広告業界?
    3章 ダイジョーブか、みんな?
    4章 お客様は神様か

    [レビュー]
    広告業界、電通の実態を当社に在籍経験がある筆者が赤裸々に語った著書。’15年に起きた自殺事件を皮切りに、何気なくブログに広告業界の実態を記していた筆者のコラムが注目され刊行が決まる。

    この業界は義理人情でできていると感じた。だから、不当な労働時間は生まれ社内でもハラスメントが横行するのだと感じた。来春から当業界に身を置く者として大変勉強になった。頭の良さは勿論、クライアント、媒体社、社内スタッフからも好感を抱

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    2019年07月23日
  • カウボーイ・サマー

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    著者の最初の著作である「広告業界という無法
    地帯」という本が余りにも面白く再読したほど。
    電通でコピーライターとした働いた15年の経験
    をベースに書いた広告の現場と仕事の実態。
    余すことなくリアルに、そして坦懐に語り、
    何度も頷き、考えさせられた。

    その著者の2冊目が何と「カウボーイ挑戦記」。
    電通を退社して真っ先にしたかったことが
    カウボーイになることだったとは⁈
    カウボーイの相棒である馬のいななきと鼻息の
    荒さまで伝わってきそうな激しい意気込み。
    そんな流れで本書を手に取った。

    「カウボーイを理解せずして、北米の歴史・
    文化・人間を語ることなどできない」という
    信念の元、カナダ中西部・

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    2018年07月03日
  • 広告業界という無法地帯へ ダイジョーブか、みんな?

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    本書は問題提起はしているが問題解決にはおそらく至らない。なぜなら、クライアント企業は自分に問題があるとは思っていないし、広告会社は「そういう業界だから」と思っているから。もし現状を変えるとすれば広告会社が「できること/できないこと」をクライアント企業にはっきり打ち出すことだろうが、最大手の電通でさえこれほど下僕のように扱われているのを見ると、やはりそう簡単には変わらないと思わざるを得ない。まあ、風穴を空けてくれるとしたら、やはり外資系企業なんだろうな。

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    2017年10月27日
  • カウボーイ・サマー

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    広告業界を辞めて、ひと夏カウボーイ体験。
    カウボーイの暮らしを覗いてみたくて読む。
    その暮らしは、草を刈って、エサをあげて、あっちからこっちへ牛や馬を動かして、いつも何かを修理して…毎日似た様な事の繰り返し。
    でも、すごく大きい。
    決して出来ないけれど、憧れる。

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    2017年08月13日
  • 広告業界という無法地帯へ ダイジョーブか、みんな?

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    電通という会社だけでなく、広告業界のおかしさをコラムで痛快についている。よく分からなかった会社を少し理解できたかもしれない。

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    2017年06月28日
  • 広告業界という無法地帯へ ダイジョーブか、みんな?

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    タイトル、本の帯「電通」の文字から、広告業界の話だと思われるかもしれないが、実はそうでは無い。日本の企業の至る所にある話である。

    何も決められない会議。

    後から分けも無く覆る決定。ま、決定も無く勧められることもあるので、覆っているわけでは無いかもしれないが。

    どこからどこまでが誰の仕事か分からない、仕事の分担。それが、社内だけでは無く、会社と会社との取引においても行われている現実。

    この本は、広告業界だけでは無く、一般の企業にも言えることで有り、役員から、一般社員までが目を通して良い内容だと考える。

    役員の皆さん、若い頃、こんな風に考えなかったんですかね。でも、同じ事をなさっています

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    2017年04月30日
  • 広告業界という無法地帯へ ダイジョーブか、みんな?

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    ネタバレ

    電通に在籍経験を有する著者により、広告業界の働き方等の実態が解説されている一冊。業種は違えど同じクライアント業に身を置く立場として、頷ける箇所が多々あった(詳細は以下引用)。内容とは関連しないが、本書を通じて、コラムニスト独特の文章の書き方を学んだ気がする。より具体的には、極論に振る、一つロジックを飛ばして意見を述べるなど。「誰もそこまでは言っていない」のに、半ば暴走して持論を展開するあたりが、読み物としての面白さに繋がっているのではと感じた。

    印象に残った箇所は以下
    「長時間残業が減らない理由をもう一つ挙げるなら、アイデアという無形のものを扱っているため、規格においては「これで完成」という

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    2024年08月18日
  • 広告業界という無法地帯へ ダイジョーブか、みんな?

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    電通関西にいた人の本。電通時代にあった理不尽なエピソードやそれを解決するためにはこうすりゃいいんやないの的な話を関西弁で書いている。
    世の中のいろいろな事情はおいといて、率直に簡潔に解決方法を提示しているので読み物として面白いし、すっと読める。
    電通という会社見る元社員の目線を知れるので
    、モヤモヤしている実態を少しでも知りたい人にはおすすめ

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    2020年08月16日