せうかなめのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第2巻でも引き続きキャラ紹介を兼ねたエピソードが展開されているね
注目してしまうのは、そのエピソードの中に原作第4巻以降に明かされた逸話が含まれていた点だろうか
もしかして、このコミカライズでは原作第1巻+αのエピソードしかやらないんだろうか?だから先のエピソードを先にやったのかな?
さておき、内容としてはそれぞれの少女たちの特技が明かされつつ、どうにかしてクラウスに土を付けようとする訓練が続くね
まあ、それらの訓練は通常の正面攻撃が一切効かないと判明しているから、変則的攻撃を通り越してコントのようになっているのだけど
色仕掛けをしたいからってみんなしてバニーガールやらメイドになるのは迷走しているなんてもんじゃないな(笑)
また、作中ではクラウスが所属していた『焔』がどのような存在だったか言及する貴重なシーンも有るね
原作小説でも『焔』は断片的にしか描かれていないからどのような存在かよく判らない部分も多いんだよね。それだけに、ギードに拾われたクラウスが『焔』を家族だと思う経緯を察するに充分過ぎる程の『焔』やクラウスの表情が描かれていたのは良かったな
クラウスの過去を知り、『焔』を継ぐと決めた少女たちへ遂に明かされる不可能任務の詳細
それはクラウスから任務に参加する資格を認められ、潜入準備が整ったということ
だというのに、個別エピソードが無い為に特徴がイマイチ見えてこないのがエルナとアネット
特にエルナは原作第1巻にて個別エピソードが存在していたのが、本コミカライズでは消失している点を考察すると、原作からコミカライズされる際に変更されたストーリーの根幹に関わる何らかの役目を担っているのではないかと思ってしまうな。けど、そこにアネットも関わってくるとなるとこの先の展開は読めない。原作既読にも関わらずついワクワクしてしまうね -
Posted by ブクログ
原作既読
原作はアレな事情により映像的再現が難しい部分が有るためか、マンガ版では原作と幾らかストーリーが変わっているね
そのお蔭か、原作を知っていても充分に楽しめる内容となっている
また、原作でもコミカルな会話シーンは多かったものの、せうかなめ先生の表現により喜怒哀楽に富んだ百面相のリリィが所狭しと駆け回る事で更にコミカルとなっている印象
端的に言えば、とても楽しめるコミカライズでしたよ
この巻では導入部の他にジビアやサラをメインに扱ったエピソードが収録されているね
自身がギャングの娘である事を引きずり続けるジビア、自分は皆の役に立てていないと悩むサラ
リリィだけでなく他のスパイ少女たちについても注目できるようになっている構成は良いね
世界最強のスパイであるクラウス。彼をして極上と言わしめるスパイ少女たち
落ちこぼれと評価されつつも一人ひとりが世界を変える才能を秘めている。コミカライズにおいても彼女らの活躍を追い続けたいと思うには充分過ぎる内容でしたよ -
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アニメと違う?
たしかアニメだとエルナの存在が意図的に消されていて終盤に「実はもう一人いました!」みたいな展開だったと思うんですが、漫画でエルナの印象を意図的に薄めていたのは最初だけだったように感じます。
アニメの展開がうろ覚えなのでどっちがいいとかはわかりません。 -
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いろいろ惜しい
基本的な流れは悪くないとは思うが、色々惜しい作品。
まずは絵。
クセがあってどうも…。
同人誌にありがちなタイプの絵で、こういう異世界ものには合っていないんじゃないだろうか?
ルナとか、ただの幼女にしか見えないんだけど。
次いで展開。
幼馴染で恋心もあった相手をアッサリ見限り、久々に会った裏社会のボス女といきなり結婚を承諾、ちょっと展開が早すぎるというか、安易すぎやしないか?
同じようにアッサリ心変わりする幼馴染の女の方もなんだか。
あとは売り方。
マンガ版、分冊版しかないってどういうこと?
その他の点も含め、もっと煮詰めればけっこう面白そうな作品になったんじゃないかと思うだけに、惜しい。
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Posted by ブクログ
スパイでありながらアネットの為に敵スパイを助ける。それはとんでもなく甘々な判断でクラウスに知られたら叱責されたって仕方ないもの
だからティアは誰にも相談できず、対立したモニカも屈服させる形で危険なミッションに参加させるしか無かった
それが為にティアはマティルダに騙されてしまったのだろうなぁ…
マティルダは見る人が見れば危険な人物だとすぐに判るタイプ。またその本性も唾棄すべきもの
だからスパイの世界で生きていこうと思うなら彼女のようなスパイに容易に騙されているようではまだまだ。マティルダがティアを指して「ちょろすぎますよぉ」と言うけれど、それは真実だね
紅炉に憧れてスパイのヒーローを志す彼女にとって今回の件は挫折であり明確な判断ミス
でも、ティアだけが甘々なのではなく、モニカが指摘するように『灯』全員が危うい一面がある
ならそれを補う者が必要となるわけで。これまでその役は教師であるクラウスだった。だからこそ、クラウス不在の局面でも補える者が欲されたわけだけど……
モニカでさえ直前まで気付かなかった『灯』のジョーカー
仕掛けられた冷酷非情な罠、それが発動した瞬間の嬉しそうな表情。アネットが隠し持っていた恐ろしさ
普通なら存在そのものが間違いと指摘したくなるそれをクラウスが「誇りに思うよ」と褒め称えるシーンは印象的
母娘の関係であれば排斥されるアネットの本性、けれどそれは『灯』にとって必要不可欠なものだと見えてくるエピソードとなったよ
そういや、白蜘蛛の描写にはちょっと笑ってしまったな
彼って確かに『蛇』の一員で危険なスパイである事は確かなのだけど、ちょくちょく三下っぽい雰囲気を出してくるものだから拍子抜けしてしまう。でも、それが彼のキャラとして確立されているのだから堪らないのだけど
だからって、街に到着してすぐにマークされる場面はあまりに酷すぎるよ(笑) -
Posted by ブクログ
『忘我』のアネットを主題としたエピソードだけど、主役を張っているのはティア
原作小説を読んでいる時はあまり気にしなかったけど、こうして漫画という第三者視点性の高い媒体で読むとその意味が見えてくるような
他の少女達に混ざってわちゃわちゃ遊ぶアネットの様子に彼女の特異性を見出す事は出来ない
アネットの特異性が初めて前面に出てくるのはティアが彼女に読心を使った瞬間。直前にこれまた特異性を抱えたエルナの内心が暴かれるシーンがあるだけに、読心を受けても心の中身が見えない、むしろ存在しないと判断されてしまうアネットは特異な存在であると判る
だからこそ、そんな彼女の視点で物語を展開する事は許されず、アネットの内側を垣間見たティアの視点で物語が展開されるわけだ
さておき、『屍』任務そのものはクラウスによってあっさり終了
本題が始まるのはアネットの母親を名乗る女性が登場してから
アネットの内心は見えないのに、彼女の心に関わりがありそうな人物が登場した。なら代わりにアネットの心を推し量って判断するのはティアの役目となる
でも、他人の心を勝手に代理するなんて歪みしか生まないから、モニカと対立するしアネットも別に乗り気になるわけではない
このエピソードではとことん空回りするティアが描かれているね
ディナーのセッティングは上手くいかないし、マティルダの正体も読めない
『紅炉』を目指して優れたスパイになろうとしているのに、現状はその意志を反映しているとは全く思えず
アネットの離脱の可能性を覚悟し、マティルダを引き渡さないリスクも承知で仲間との対立を始めるティアの藻掻きはアネットにどう届くのかな?
そういや、ディナーに出向くからと何時にないお洒落をする少女達の姿には良い意味で驚かされたよ
いつも制服が多いからこそ、そのギャップが目立った結果なのだろうけど
あと、見た目だけなら気弱な善人そうに見えるマティルダも好印象かも