嘉戸一将のレビュー一覧

  • 法の近代 権力と暴力をわかつもの

    Posted by ブクログ

    監督職、管理職の仕事を、つい最近決めることと断じていたので、自分は決断主義者になってたと感じた。
    こらまで権力とは何かを考えて来たけど、色んなバリエーションがあのとき思ってたなとかそうも思えるなということを思った。
    主権は機能、絶対無なる主権者はまだ全然理解できていないが、
    法は解釈によって機能する
    西田哲学やるなら西洋哲学やって…の同じ循環…
    そう言ってよければ。がうつりそうになった。
    何故そこに分け入ったのか。
    色んな世界があっておもしろい。
    新書の限界、分かったつもりになる怖さ

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    2026年05月31日
  • 法の近代 権力と暴力をわかつもの

    Posted by ブクログ

    かなり骨のある本だったが、終章でようやく言わんとすることが理解できた。つまり、可視化できる主権者はろくでもないということか。

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    2023年04月03日
  • 法の近代 権力と暴力をわかつもの

    Posted by ブクログ

    序章と終章を読めば著者の主張は読み取れると思った。法の制定、施行、主権者や法を扱うにあたって何が求められるか、何があるかが1意見として面白い考え方だとは思った。

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    2026年07月17日
  • 再発見 日本の哲学 北一輝――国家と進化

    Posted by ブクログ

    本書を読んだ理由は、2・26関連で必ず北が触れられ、その思想を確認したかったからなのだが、、、意外にも自身で漠然と謎と思っていたことの一つの解を本書で得た。
    国民総動員体制時代に愛国心の醸成等の必要性は理解できなくもないが、建国時、古事記にしても、国体論にしても国を興すときになぜこんなにまで正当性、拠り所を古今東西求めるのが謎であった。その一つの解として、著者が示したのはヴァレリーの「神話」は一つの考えとしては納得できた。

    「神話」
    ・人が何かを創造する際にそれに意味を与え、それを理解するための公理。
    ・自然における創造がそうであるように原因を要求し、自ら出現した後で
     原因や合理性を求めて過去に遡行する
    ・事後的に原因を生み出す
    ・虚偽であっても「神話」がなければ、人間は(中略)無意味の錯乱に陥る

    マルクスから始まり、ニーチェ、ヘーゲル、プラトンまで用いて語られる北自身の思想には「神類」、「(天皇と国民)一体化」あたりから論理の飛躍が大きすぎて共感はできない。
    また、青年将校たちが北の思想に何を見出したのだろうか?天皇と国民の間の「君側の奸」が彼らにとって統制派でそれを打倒するのに北のロジックは必要だったのか?そもそも彼らに事件その後の明確なイメージがあったようには今時点では感じていない。

    著者は北の思想に一貫性を見出すが、他の思想家だと矛盾だが、北だとなぜか「妥協」後に「妥協」ですらなく、理想と現実の中でたどり着いた「境地」となるのは甘くないか?

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    2020年03月21日